サイコロジスト101

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高校写真部:青春のアルバム

2011-11-23 12:07:42 | Weblog
高校時代というのは、青春そのものである。

たまたま私は写真部に入って、いい仲間ができたからかもしれないが、高校時代がとてもいい思い出になっている。

写真部といえば、カメラを持っている生徒が、学内行事や地域の風景を撮って、自分たちで現像・引き延ばしをして、お互いに見せあって楽しむ「同好の士の集まり」というだけのこと。

そうなんだけど、そこからおもしろいことがはじまる。

部室がある。授業を受ける教室以外に、高校の学舎内に別の居場所ができるわけだ。

暗室が必要である。

現像液や停止液、定着液、増感現像液が、フィルム用と印画紙用の2種類保存されている場所である。

私たちの高校では、物理の先生のための準備室の一角が写真部暗室付き部室として利用できた。

普段の授業ではそっけない先生が、「おい山田、なにやってんねん」と声かけてくる。

素敵な女性教師がクールに微笑みながら、部活動を眺めている。

授業の準備を手伝ったり、邪魔したり、試験前には部屋から追い出されて文句言ったりしたものである。

夏休みの部室は、好きな連中があつあって、キャビネサイズに焼いた写真を見せ合う。っていうか、けなしあい、自分ならこうだと写真論(らしきこと)を言い合う。

秋の文化祭で展示会をするためにと、撮影会を企画する。写真部以外にも声をかけて、京都に何度か行った。

記憶に残る一枚が京都撮影会での作品の中にある。

広沢の池の水面に映る紅葉をアグファのやわらかいモノクロフィルムで遠目に撮ったものである。

この写真は四つ切りに引き伸ばしてパネルにし、永く家の壁を飾っていた。

そのほか、東福寺の館の屋根に着いている雨樋から滴が落ちる一瞬を捉えたコントラストの強い作品もお気に入りだ。

仲間と連れだって行く撮影会は、青春そのもの。

卒業アルバムには載っていない、あの時代の思い出が、マイアルバムに一杯。

そんな日々を遠く忘れていたのが、今年、4月のSコース同窓会を機に蘇ったのである。

このページをみた写真部仲間のみんな、思い出すシーンを短い文章にして送ってください。

2011/11/23・記

p.s.
この写真は、11月19日の同窓会に集まった10名全員が写っています。雰囲気が伝わればいいのですが、あのとき撮った写真をフォトチャンネルに入れてます。キー番号を知りたいかたは私宛メールください。