各務原市主催の平成27年度生涯学習~後期講座「こころのふるさとを歌う」(第2,第4水曜日、計8回)が
2月10日に終了したので総括してみた。
■講座の概要:
当講座は総勢50人(女性が8割)の男女高齢者が童謡、唱歌、ラジオ歌謡、懐メロなど広く人口に
膾炙している歌を毎回5~6曲づつ美人講師に指導して頂きながら楽しく合唱する初級コースである。
楽譜の勉強は脇に置き、指導は軽妙な語り口でリラックスさせ、呼吸法、旨く歌うための
ポイント、コツなどに留め、初心者でも、気持ちよく、楽しく歌わせてくれるのが特徴である。
■閉会時に講師から贈られたアドバイス:
おおよそ次の通りだったと理解している。これからも長く歌を楽しんで行くための励ましにもなる
大変に良いアドバイスと思う。
1.歌の上達に年齢は関係ない:“歳だから駄目”と言うのはタブーである。
2.歌の「心」を理解して歌う:歌の心情、感情と情景などに思いを馳せて歌うと聴衆に訴える力が増す。
3.「歌詞」を大切に歌う:日本語の持つ美しさを大事にして歌う。
4.声の良し悪し:天性なので気にしなくて良い。
■当講座の効用:
1.特に「歌の上達に年齢は関係ない」とのアドバイスは我が意を得たりである。
高齢者にとって、このような前向きの姿勢は何事をするにしても、一番大切であろう。
2.発声には口の筋肉、顔の筋肉、腹筋などを思った以上に使い、この点、一種のスポーツであり、
歌い終わってリフレッシュする。
3.色々な人との交流を通じて活動の場が広がる。
4.講師を始め、参加者は女性が多く、男性としては多少、刺激的で若返る気がする。
路傍の梅が満開を迎えようとしていました。老木でもこのように明るく、気品ある花を元気に咲かせます。
私達も年を重ねても元気で歌い続けたいものです。