昨日(平成19年3月31日)上越市文化会館で開催されたクラシックバレエ教室の発表会を観に行って来た。
主催者の甲田先生のお姉さんと姪御さんを存じている関係で初めて観させていただいたが、今回で4回目の発表会であった。
総勢百数十名の生徒による発表会であり、先ず人数の多さに驚いた。発表生徒の年齢層も幼児から六十代までと幅広かった。
ソリストである甲田先生の姪御さんの演技は予想以上の出来であったので、健闘を讃え花束を贈ることにした。楽屋で直接本人に手渡したかったが慌ただしくされているであろうと思い自宅に届けた。
小生も、クラシックバレエには若い頃から少しばかり興味があり、ロシアのボリショイバレエ、レニングラードバレエの公演を見に行っている。
今回の発表会は、生のオーケストラこそないものの、プロのバレエ団が舞台装置を担当するなど本格的な発表会で些か恐れ入った。
この20万人そこそこの地方都市で、クラシックバレエが何故こんなにも人々の心を掴んだのであろうか。
甲田先生は元々東京に居られたが、縁あって上越市に越されて、教室を開かれたと聞いている。
甲田先生には直接お目にかかったことはないが、先生のお姉さんをはじめ、先生のお仲間のご婦人方数人とは知り合いである。
皆さんは、いい意味で魅力的で尊敬できる方々であり、甲田先生のお人柄が推し量られる。演技力・指導力もさることながら人徳によるところも大きいのであろう。
地域としても、教室を誇りに思っても良いのではないか。何とか地域社会として後援できないものであろうか。
後援をきっかけに、この地方に於ける文化の向上に寄与できればとの思いを強く持った。