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親鸞上人の頭骨

2016-08-01 16:29:01 | アート・文化


親鸞上人の頭骨は新潟県上越市(旧高田市)にある浄土真宗浄興寺派本山の本廟に納められている。
-本廟画像は浄興寺HPより転載-

親鸞が越後・直江津(現 上越市)に流刑になった後、関東方面を布教し、茨城県の稲田で浄興寺を興した。
この浄興寺は現在、新潟県上越市高田地区寺町にある。
その後親鸞は京都へ戻って生涯を閉じたが、頭骨は浄興寺に納められたと言う。

浄土真宗東西各本願寺に浄興寺から分骨された頭骨が納められている。

事実、1592年 西本願寺からの「分骨令状」が、
また、1660年 東本願寺からの「分骨令状」が
浄興寺に保管されている。

石踊達哉 展

2007-05-28 15:15:56 | アート・文化

Isiodori 昨日、高崎駅で途中下車し、高崎市タワー美術館で開催されている「石踊達哉展」を観て来た。画像は美術館のパンフレットをスキャンしたものである。

作品は全部で42点出展されおり、伝統的な日本画の他に抽象的な日本画も含まれており、独自の画風を持たれているようだ。

金箔、岩絵具を使った緻密で色彩豊かな日本画の花鳥風月に目の保養ができた。私などの門外漢にはとっては「石踊達哉」は「瀬戸内寂聴・源氏物語」の装丁画の作者としてしか知っていなかった。

本年は金閣寺方丈広縁杉戸絵と客殿の格天井画の製作を手がけているそうである。

時間も十分あり、入館者も比較的少なかったので、学芸員の方に屏風の表し方・日本画の画法など教えて頂いた。因みに、屏風の六曲一双とは六枚続きの屏風が二つ(一対)のことであり、半双とは屏風の数が一つのことだそうである。


地方都市の本格的クラシックバレエ教室

2007-04-01 10:31:09 | アート・文化

昨日(平成19年3月31日)上越市文化会館で開催されたクラシックバレエ教室の発表会を観に行って来た。
主催者の甲田先生のお姉さんと姪御さんを存じている関係で初めて観させていただいたが、今回で4回目の発表会であった。

総勢百数十名の生徒による発表会であり、先ず人数の多さに驚いた。発表生徒の年齢層も幼児から六十代までと幅広かった。

ソリストである甲田先生の姪御さんの演技は予想以上の出来であったので、健闘を讃え花束を贈ることにした。楽屋で直接本人に手渡したかったが慌ただしくされているであろうと思い自宅に届けた。

小生も、クラシックバレエには若い頃から少しばかり興味があり、ロシアのボリショイバレエ、レニングラードバレエの公演を見に行っている。

今回の発表会は、生のオーケストラこそないものの、プロのバレエ団が舞台装置を担当するなど本格的な発表会で些か恐れ入った。

この20万人そこそこの地方都市で、クラシックバレエが何故こんなにも人々の心を掴んだのであろうか。
甲田先生は元々東京に居られたが、縁あって上越市に越されて、教室を開かれたと聞いている。

甲田先生には直接お目にかかったことはないが、先生のお姉さんをはじめ、先生のお仲間のご婦人方数人とは知り合いである。
皆さんは、いい意味で魅力的で尊敬できる方々であり、甲田先生のお人柄が推し量られる。演技力・指導力もさることながら人徳によるところも大きいのであろう。

地域としても、教室を誇りに思っても良いのではないか。何とか地域社会として後援できないものであろうか。
後援をきっかけに、この地方に於ける文化の向上に寄与できればとの思いを強く持った。