我が家の庭には、牡丹が３株ある。
平成１５年５月、日本刀の砥ぎの件で新発田市にある高田刀剣美術店へ出掛けた。
用済み後、新発田城、映画「蔵」の舞台となった「市島酒造」を見学し、月岡温泉のホテル華鳳で一泊するとともに五泉市東公園へ立ち寄った。
公園の見事な牡丹園に魅せられ４鉢購入した。
育て方の指導は、
①鉢の表面の土が乾いたら、たっぷり水をやる。
②９月に入ったら下から２本葉を残して剪定する。
③冬は庭木の枝の下に入れて直接雪の重みが架からないようにする。
の３点であった。
然るに、日本海の海水を含んだ風に曝されて弱り、遂に４鉢の内１鉢が枯れてしまった。
そこで、鉢から地に降ろすと共に風除けを施したところ、３株が生残り毎年花を付けてくれる。
今年は大きい株は5つ、中は３つ、小は１つの蕾をつけ、今日大きい株「嶋錦」の１輪が開花した。因みに一昨年は５月４日、昨年は５月１４日に開花している。ここにも暖冬の影響が出ているようだ。
午前中晴れていたので、山ウドを採りに行って来た。モヤシウドと違った山ウド独特のアクを好み、山菜の中でウドだけは毎年採りに行っている。
若い頃は数人の仲間と山に入ったものだが、近年はツツガムシを怖れたり、疲れるのを嫌う人が多く、小生一人で山に入り、戦利品は仲間に分けて上げている。
例年５月の連休頃が適期であるが、今冬は記録的な小雪であったので早めに様子見がてら山に入った。因みに大雪であった昨年は５月９日に山に行っている。
タイミングとしては最適で、土から出たばかりの物から、葉が２～３枚開くまでに伸びたものまで種々採ることができた。なお、コゴミは既に葉を大きく広げて仕舞っており食べられる時期を逸していた。
近年、多くは食べなくなり、我が夫婦と知人数人分が有ればよいので、山の一箇所で必要量を採取出来、小一時間ほどで帰ってきた。
山菜は鮮度が一番であり、山から帰るや知人の家がほぼ１０ｋｍ以内であることもあり、午前中に届けて廻った。
＜料理＞
例年はサラダと胡麻和えは小生が担当し、きんぴらは家内が担当していたが、「今年は自分で全部料理したら」と、家内にツレナイ提案をされてしまった。
ネットでレシピを見つけ、きんぴらは初挑戦ながらえも、まあまあの出来であった。
根元の白い部分はサラダに、青い部分は茹でて胡麻和えに、皮と葉の付け根はきんぴらにし、三種類の山ウド料理に晩酌の量もすすんでしまった。
４月１０日に開花した花が散り、若葉が勢いよく広がってきた。
木全体が若葉に覆われている中、枝の先端に１房２輪の花が咲いているのを発見した。
これで、接木した翌年の着花は２房６輪になった。
ソメイヨシノは若木の時と成木では、花と葉の時期がずれているようだ。
若木の時は花がさくと同時に葉も開き始めるが、老木になるに従い花が散った後に葉が広がるようだ。
ソメイヨシノは老木になるほど、枝いっぱいに見事な花が見られるのは、このためだと納得できた。
6月に新潟市で開催される Champions on ice のチケットを3月の世界フィギャースケート 放映時間内限定の先行予約を申し込み、チケット代金は電話の録音音声に従い翌日送金した。
新潟市での予約が取れたので、既に予約済みであった横浜プリンスホテルでのアイスショーはキャンセルした。然るに何日経っても入金の連絡もチケットも送られてこない。
加えて、受付は放映時間内限定という条件に反し、その後も、ＴＶと新聞で先行予約を募集している。
状況が掴めず、チケット販売業者に問い合わせたところ、長時間待たされて漸く入金の確認はとれたが、「4月中旬に受付を開始する一般予約分を含め5月末に席の抽選をする。その後にチケットを配布する」との回答であった。
一般予約より2ヶ月も早く代金を支払っているのに、座席は5月末に予約した場合となんら変わらない扱いである。
何の為の先行予約か！ このようなことを知らないのは、小生だけなのであろうか？
我家の周辺には猫が多い。それも飼い猫より野良猫のほうが多い。
猫は集団行動はしないと言うのが通説であるが、此処の野良猫は集団生活をしているようだ。
野良猫が多いのは、ご近所で餌やりをする方が居られ、それを知っている不心意者が捨て猫をし、さらには捨て猫同士で繁殖しているようである。
この猫共が我屋敷の菜園を荒らしまくっている。種まきをし、漸く発芽したと喜んでいると、用足しの為か足で土を掻き混ぜ畝を崩してしまった。止むを得ず防護策としてネットを張ったところ、翌朝見るとネットを掻い潜ってまで中に入り土を掻き混ぜてしまっていた。
数年前には、このようなことはなく、カラス対策として収穫近くなってからネットを張ればよかったのに、今後は種まきから収穫まで畑をネットで覆わなければならなくなってしまった。
これも、人間の身勝手が招いた結果である。野鳥に餌をやるような感覚で、縁先で残飯等を猫に与えておられるが、迷惑を被っている人のことも気にして欲しいものだ。
