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忠臣蔵は時代に合わないか?

2007-12-15 17:42:40 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は12月14日、赤穂浪士が藩主の無念を晴らす為吉良邸に討ち入った日である。

新聞のテレビ欄を探したが、忠臣蔵に関するドラマは放映されていなかった。
尤も、我家のテレビはNHKの地上と衛星、民放4局でのことであるが。

一昔前までは、12月14日前から、数局で忠臣蔵が放映されていたものである。
更に遡れば、忠臣蔵の映画は例外なく興行成績がよいと言われていた。

テレビ局としては視聴率が低ければスポンサーも付かないから放映しなくなってきたのであろうし、もはや、忠臣蔵の精神は共感を呼ばないのであろう。
昨今話題になっている、偽装事件にしても発端は全てと言ってよいほど内部告発だそうである。
経営者と従業員との信頼関係が希薄になってきているのが内部告発をよぶ要因と思われる。

かと言って内部告発が悪いと言っているわけではなく、不正をするような経営者に対しては尊敬、畏敬の念は持てないであろう事が一番危惧されるところである。

戦中生まれの小生は、忠臣蔵の精神に共感し、赤穂城へも二度訪れているし、放映されるたびに観ており、何本かビデオにも収録している。


裁判所は行政府に従属するのか?

2007-12-14 18:43:24 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、大阪高裁から「薬害肝炎和解案が」が提示された。

新聞・テレビの報道によれば、行政府が主張する救済対象者が最も少ない和解案が提示された。

大阪高裁が同時に、「所見・説明書」で「全員、一律、一括の和解金の要求案は望ましいが(国などの)格段の譲歩がない限り和解骨子案として提示しない」としている。

このことは当に、「裁判所の真意とは異なるが、行政府の意向の通りにします」と言っているに等しく、行政府・立法府の暴走を監視する機能を放棄している。

三権分立制度で、裁判官の身分収入が保証されているとはいえ、最高裁長官の任命権は総理大臣にある。
余程信念の高い裁判官でないと行政府に抵抗できないのが現実のようである。

当に、大阪高裁の今回の和解案提示で国民の前にそのことを露呈することとなった。


健全なる精神は・・・

2007-12-14 10:55:48 | 健康・病気

「健全なる精神は健全なる身体に宿る」は、本来ローマの詩人ユウエナリスの言葉だそうで、
英語では A sound mind in a sound body.

この言葉を当に実感させられることがあった。

あるご婦人が交通事故に遭われた後、それが直接の要因か否か定かではないが、脊椎に異常をきたした。
その結果、脊椎の湾曲と脊柱管狭窄も加わり正常な歩行が出来なくなられ、遠出を控えられていた。
更には自由に行動できないことから家に籠もることが多く、鬱状態になり、そちらの治療も必要になってしまった。

今回、思い切って脊椎脊髄外科の専門医の手術を受け成功し退院された。
結果、自由に歩行できるようになり、ショッピングなど外出を楽しまれている。
加えて、あんなに悲観的な事ばかり言っていた方が、目の前が開けたと言うのか、弾んだ話し方にかわったのには嬉しい驚嘆であった。

当に「健全なる精神は健全なる身体に宿る」である。


牡蠣

2007-12-08 19:30:42 | 季節

牡蠣は小生にとって大好物の一つであり、今季になって食べた回数は既に十回を超えている。今晩も牡蠣鍋である。

中でもフライがよい。
口に入れ一口噛んだ時にニューと出てくるミルクが堪らない。
外食でミルクが出ず、弾力のない食感に出会ったら最悪でありその店には二度と行かない。
ファミレスなどは冷凍の既製品を揚げているようなところもあるようだ。

しかし、メタボリックシンドロームが気になるこの齢になると、外食以外は油を使わず専ら鍋料理にして食している。
鍋も煮すぎるとミルクまで固まって牡蠣独特の食感が失われてしまうし、小さくなってしまう。

牡蠣に纏わる思い出が幾つかあるが、その一つは中毒である。

若い頃、当方二人でお客さんを接待した席で、カクテルグラスに生牡蠣が入った洒落た料理が出された。
小生は何となく気になって食べなかったが、小生以外の方はその夜腹痛に苦しみ医師の世話になっている。
この中毒事件以来、生牡蠣は一切口にしていない。
鍋にしても生食用を買い、少し多めに加熱しているので、本来の旨味を味わっていないのかもしれない。

もう一つ倉敷に居た頃の思い出として、小生の牡蠣好きを知っていたある方が、麻袋一袋の牡蠣を自宅に持ってきてくれた。
殻付きの牡蠣は初めてであり、麻袋一袋の殻を外すのに家内と二人悪戦苦闘した。
殻のどの部分を引っかけばよいかが分からず、最後の頃に漸く要領を得たような状態であった。
今でも牡蠣を食べると家内と話題にして懐かしんでいる。
瀬戸内海は牡蠣の養殖が盛んで、広島が有名であるが隣の兵庫県を含め随所に牡蠣の養殖筏を見ることが出来る。

更には、現在の自宅のリフォーム工事に来ていた方が、昼休みに沖合いのテトラポットまで泳いでいって、岩牡蠣を採ってこられ御すそ分けを頂いたことがある。
岩牡蠣は毒がないようで夏でも食すことができる。
一方、養殖用牡蠣は季節によって毒をもっており、毒性がなくなってから収穫が解禁される。

まだまだ、牡蠣の美味しい時期が続く、今季もどれだけ小生の胃袋に入ることやら。