昨日は12月14日、赤穂浪士が藩主の無念を晴らす為吉良邸に討ち入った日である。
新聞のテレビ欄を探したが、忠臣蔵に関するドラマは放映されていなかった。
尤も、我家のテレビはNHKの地上と衛星、民放4局でのことであるが。
一昔前までは、12月14日前から、数局で忠臣蔵が放映されていたものである。
更に遡れば、忠臣蔵の映画は例外なく興行成績がよいと言われていた。
テレビ局としては視聴率が低ければスポンサーも付かないから放映しなくなってきたのであろうし、もはや、忠臣蔵の精神は共感を呼ばないのであろう。
昨今話題になっている、偽装事件にしても発端は全てと言ってよいほど内部告発だそうである。
経営者と従業員との信頼関係が希薄になってきているのが内部告発をよぶ要因と思われる。
かと言って内部告発が悪いと言っているわけではなく、不正をするような経営者に対しては尊敬、畏敬の念は持てないであろう事が一番危惧されるところである。
戦中生まれの小生は、忠臣蔵の精神に共感し、赤穂城へも二度訪れているし、放映されるたびに観ており、何本かビデオにも収録している。