季節雑感
今年は全地球的な暖冬といわれ、今まで聞かされてきた理論では説明出来ないように思う。
例年はある地域では暖冬でも他の地域は厳冬と報道され、それは北極からの寒気の流れ出しの蛇行によるものであると説明されてきた。
私は「この雪の下に高田あり」と言われた現在の新潟県上越市の郊外に生まれ育った。勤務の都合で10年ほど瀬戸内に住んだが、今回の冬はその瀬戸内よりも暖かいような気がする。
今までは暖冬と言っても、正月休みが終わり、3学期が始まるころには積雪があったものだが、今冬は昨年12月3日朝の数cmが今のところ最大の積雪がである。
自宅庭の早咲き水仙も2月7日に開花し、まるで南房総のような気候なのであろうか。
この反動が恐い。降雪があることにより豊かな四季があったと思うのに、瀬戸内で感じたような二季(2シーズン)のような変化の少ない気候になってしまうのであろうか。
平成19年2月16日