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心の準備

2008-01-28 16:04:08 | 日記・エッセイ・コラム

川村妙慶尼 本日のデイリー法話に下記の一文が載っていた。

老いの身となる準備はできていますか?
やがてあの人と別れなければならないという「心の準備」ができていますか?
最悪の事態がきても、向き合える準備ができていますか?
幸せを築けた時ほど感謝できる心をもてそうですか?


問われてみて、果たして自分はどの程度心の準備が出来ているのであろうか?

六十も半ばになると、お迎えへの準備もしておかなければならない。
近年、エンデイングノートと言う物があるそうだ。

小生の祖母が亡くなった時は地元から遠く離れた地に勤めており、危篤の電話で慌ただしく七百キロの道を車を飛ばして帰った。
二日後に亡くなったが、日頃からこう言う事態に対する準備が出来ておらず、喪主として右往左往してしまった苦い経験がある。

その経験から、小生にお迎えがあった場合の対処法についての書き物を準備して家族に知らせている。

これはどちらかといえば、物質的な準備であって、心の準備となると全く出来ていないのが実態である。
昨年、人間ドックでの便潜血反応が陽性だったため、内視鏡検査を受ける事態になった。
このことだけで心穏やかでなく関連本を読み漁ったり、人に意見を求めたりと狼狽の態であった。
幸い切除すべきポリープも見つからず、次回の検査は二、三年後で良いと診断され周囲に笑われる始末であった。

遅まきながら、心の準備もしなければとの思いを抱かされた。

まず、物質的身辺整理から初めて、心の整理、心構えへと思っている。
しかし、心の整理のためには自分自身だけでは処理出来ないこともある。
若気のいたりで、心ならずも傷つけてしまった人、誤解を与えてしまった人。

実際、自分の正直な気持ちを伝えようと試みたこともあるが、当然ながらその方の気持ちは当時とは変わってしまっていて、受け入れてもらえず淋しく虚しい思いがした。


掛軸の入替え

2008-01-25 21:57:42 | 日記・エッセイ・コラム

今日は1月25日、天神様を下げる日である。

我家では年末に天神様を床の間に飾り、1月25日に仕舞うのが慣わしである。
本来は12月25日に飾るもののようであるが、年末の鏡餅に合わせている。

以前は、天神様は掛軸に加え、土製の天神様と一対の狛犬を飾っていてたが、像の塗り物が剥げてきたため近年は掛軸だけにしている。

娘が大学に入学するまでは、天神様を片付け、代わりにお雛様を出したが、七段飾りのため飾るのも結構大変である。
そこで近年はお雛様を飾らずに別の掛軸に入替えている。
こう何年もお雛様を箱に仕舞いっ放しでは、虫に食われたりカビが生えたりはしないだろうか?
やはり一年に一回空気を入れ替え、防虫剤を交換することによって、何時までも損傷させないようにとの、年中行事の一環のような気もする。

とは言え、今回も雪中南天の掛軸に入れ替えただけとなってしまった。

五月人形はどうしようか?これは金蒔絵・金兜に正絹製と可なり高価な物であったし、雛人形に比しコンパクトであり、今春は是非箱から出してやりたい。


ガソリン高騰による行動範囲の収縮

2008-01-18 14:22:25 | 日記・エッセイ・コラム

昨今のガソリン高騰に伴い、地方住民の行動範囲が収縮してきている。

先日知人との話の中で、従来は車を利用するのにガソリンの価格を特に気にすることはなかったが、交通手段として自家用車しかない田舎では深刻な事態になりかねないとの認識で意見が一致した。

昨今のガソリン高騰で燃費が10km/リットルとして、10km先へ買い物に行くとして往復約300円のガソリン代がかかる。

家庭の主婦の方は、チラシで安い店を探して買物をされるが、車のガソリン代を考えれば少し安いからといって遠くのスーパーへ行くことが得策とは言えない。

その結果、余程安くなければ、近くで用を済ませることになり、地方住民の行動範囲が収縮してきてしまっている。即ち消費活動が収縮し、惹いては景気後退に向うのではなかろうか。


今冬初の除雪車出動

2008-01-18 13:20:13 | 季節

昨日の朝、今冬に入り始めて除雪車が出動し我家の前の道路を除雪してくれた。

気温が低く吹雪であったため、積雪量は場所によって可なりの差があるが、10~15cmくらいであろうか?

暮れにも降ったが精々5cm程で除雪車が出動する程ではなかった。
このまま今冬も小雪であることを願いたい。

日記を紐解いてみると昨冬は1回も除雪車が出動せずに春を迎えている。
ただし、一昨年までは結構な積雪があり頻繁に除雪車が出動している。
因みに、一昨年(2006年)の1月7日には朝、昼、夕方と一日に三回も除雪車が出動している。

雪国にとって、降雪量は生活に直接響いてくる。
スキー場などは雪は天からの恵みであるが、小生などは直接的な恩恵はなく、除雪作業の負担ばかり感じている。

先日、TVで雪の数え方として、一ひら、二ひらと数えるそうであるが、雪を風流として感じることが出来る京都や東京の感覚と言わざるを得ない。
雪国では、時によっては積雪災害をもたらす悪魔にもなるのである。


福田首相の除雪費削減発言に思う

2008-01-16 09:27:13 | 国際・政治

昨日、福田首相の記者会見でガソリン暫定税率が廃止になった場合の国民生活への影響についての言及があった。

ガソリン暫定税率が廃止されたら、橋の補修や除雪費が削減されて国民生活に支障をきたすとの発言があった。

首相の考えでは、暫定税率が廃止になっても、建設業界・国交省・道路族議員の意向に沿って従来通り新たな道路を作り続けます。

「予算は道路新設に当て、余った分しか既設道路の維持管理には廻しませんよ」
と言うことのようだ。

全く国民をバカにしている。
地方の住民である小生は、道路は現状であまり支障を感じていない。新しい道路を必要としているのは建設業界と業界の票に期待する政治家だけではないか。

公共交通機関が不備な地方の住民は日常の移動手段として、止むを得ず自分の車を利用していてガソリン高騰に悲鳴を上げている。
国民の生活重視を掲げる福田首相なら、その負担を少しでも軽減すべきではないか。

国民全体としてもガソリン高騰による物価の高騰が少しでも抑えられる。
これこそ生活重視の緊急施策と言えよう。