gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

「声」という民意

2006-12-24 13:02:32 | 国際・政治

道路特定財源の一般財源化について、当初安倍首相が表明していた内容から大きく後退してしまいなんら以前と変わらないことになってしまった。この過程で与党の議論は利用者の声、地方の声は道路を要求しているの大合唱であった。

「利用者の声」「地方の声」とは、果たして利用者、地方在住者の大多数の声であろうか?地方に住んでおり家族中で車を生活の移動手段として利用している者として決してそうは思えない。道路は今で十分と言うより、利用頻度の少ない無駄な道路が多いように感じる。

道路に利権を持つ一部の人による組織化された団体の声としか思えない。新幹線にしても同様、新幹線が開通することにより、一般住民は便利になるよりは既設のJR線が第三セクターになり列車本数が減り、料金が上がったり、さらには廃線になったりすることにより不便になり負担増にもなっている。

組織化されていない一般市民の声は選挙でしか届かない。然るに肝心の選挙でも投票率が低く、ここでもまた組織化された一部の団体の票が結果を左右してしまっている。このことは民主主義の未発達、民度の低さで片付けら自虐的になってしまう。