喜界島、湾集落では、旧暦の1日、15日には必ずお墓参りに行く。その総まとめが今年は新暦11月13日のウヤンコー(高祖祭)であるため、お盆には帰省しない人もこの日には帰省して先祖の墓参りをする。
昔は、お墓の前に沢山のご馳走を並べて、一族で食事をしたそうだが、現在は簡素化されて、少しのお菓子と果物を供えて、お互いに近くのお墓全部に線香を供えて廻る。時間もお互いに決めて、午後1時から2時の間としている。
13日の夜は一族が集まって楽しい食事会となる。当日前後の空路はすべて満席。今日から小さな喜界空港は帰島する客と送る人で一杯になるだろう。
「 その畑とそこの洞穴は、こうして、ヘトの人々からアブラハムが買い取り、墓地として所有することになった。」 (創世記 23:20)