本文を入力

たまには非日淡の話として我が家で唯一の熱帯魚でも
ハナビを飼い始めてから一年位経ちました。
7匹購入して現在は10匹位います。繁殖自体はコイ科の魚で最も容易な部類かなと思いますが、一度に産む数が少ないのと初期メンバーがポツポツ死んでいったので、10匹程度の数に落ち着いてます。タナゴの人工授精の練習にもスペースを割いたので、ハナビの専用スペースを用意出来れば、数は殖やせるかなと思いますが…
30㎝プラケを26度に加温し、水草をモサモサにすれば勝手に産卵してくれます。一週間後位に親を取り出して、プラケは稚魚の育成にそのまま使うといった具合です。稚魚のサイズは割りと大きめです。
それとネットでは、デリケートな魚というニュアンスで書かれていることが多いように思いますが、実際に飼育した感覚では水質にうるさいようには思いませんでしたし、15度以上の水温が保てば水換えをたまにする位のそこそこの管理で飼育出来ると思います。
ただ、成魚のサイズがメダカよりも一回り小さいですので、大きな魚との混泳は捕食されるリスクがあると思いますし、魚病に耐える体力もあまり無いかもしれないので、末永く飼育を楽しみたいなら魚のコンディションには注意を払うべきでしょう。
逆にいうとメダカよりも一回り小さいということはさほど大きな水槽の用意が出来なくても群泳させることが出来るという訳です。先輩の日淡ブロガー氏も同じようなことを書かれていたと思いますが、日本の魚はそこそこ大きくなる種類が殆どなんですよね。
飼育スペースの確保が難しいなら無理してまで日淡に手を出さずに熱帯魚という選択肢もありかなと思ってます。
5㎝位のオスのアブラボテもひと月前から一緒にしてますが、ハナビには関心が無いようでタナゴ同士での小競り合いはあるもののトラブルらしいトラブルは起きていません。
7㎝のデカいグリーンボテはさすがに怖いので、別容器にしています。
ハナビが落ち着けるスペースとボテの縄張り意識対策で水草はモサモサにしてあります。河川でも勿論ですが、隠れ家は水槽内においても重要でしょう。
画像最後は人工授精のボテ幼魚です。浮上直後は背骨がぐにゃぐにゃでしたが、今現在みた限りでは、体型の歪みが幸いにも見られないです。また、小さいうちから持ち前の気の強さでガンガンエサを食べに行くので、順調に育ってくれていると思います。
アブラボテの混泳が上手くいっているのは飽くまでこのプラケの事例ですので、個体差や微妙な環境の違いで混泳のパワーバランスは崩れる可能性がありますので、安易にマネしないことをオススメしますw
日淡好きとしてあまり無責任なことは発信すべきではないと思ってます。どこの誰とは言わないけど…観賞魚ショップの管理のやり方を批判しておいて、ご自分はコイやニゴイは60㎝水槽で飼っても問題ないとか発信されるのは浅はかじゃないかな?魚にあった適切な飼育設備が用意出来ないなら飼う前に諦めた方が良いと思いますけどね。
今のご時世に淡水二枚貝の使い捨てを勧めるような残念なブロガーさんもいますし…繁殖にはカワシンジュガイやマツカサガイを使いましょうとか書くのいい加減止めて頂きたいですね。
同じ貝を末永く飼育し続ける覚悟があるなら文句は無いのですが…二枚貝は夏場の暑さで死ぬので、春頃に産卵させるのがオススメです!とか書いて二枚貝を短期間で死なせることが前提になってしまっている。貝の長期飼育が出来ないならタナゴは人工授精で殖やしてください。
カワシンジュガイ等のイシガイ類は使い捨ての道具では無い。すっかり数が減って、希少な生き物になってしまったのだから大切に見守るべきでなくてはならないです。
午後から仕事ですのでこれ位に留めます。
ハナビの話のつもりが脱線し過ぎて、やっぱりイシガイ類の話になってしまいました…イシガイ類はとうといですからね(汗)