うんと北へ足を伸ばしました🚅無論、現地入りの際は全身を消毒し、室内で大声を出して談笑する人がいたら隣の車両へ移るようにしました。
自粛というのは感染拡大させないためのひとつの手段で目的では無いはずです。家に引きこもることによる、精神疲労・運動不足・眼精疲労等の健康面での懸念は考慮しないのだろうか…?
現地へはローカル線に乗り換え🚞ドアに段差があるのはローカル線あるあるですかね。
電車や路線バスはバリアフリー化が進んで人にやさしくなる一方で、用水路はステップ(堰)が増えて生き物達へのバリアが増えている…というのは現代社会の皮肉でしょうか?😓
移動手段は環境に配慮し、自家用車・レンタカーといったものは一切使わずにフィールドへ😤
20㎝程もある大きめのギバチが捕れました😁
サイズダウンした個体で…ついにギバチの正面顔を収めることが出来ました!
アブラハヤをよく見ると産卵管のようなものが🙄
つやつやのカラスガイ族の一種。採れた時はヌマガイ Sianodonta lauta辺りかなと思っていましたが…
タガイ Beringiana japonicaではないかとご教授頂きました!亜種関係にある貝で北日本の日本海側にキタノタガイと西日本に分布するミナミタガイがそれぞれ分布しているようですが、僕が今回採集した東日本の太平洋側ではこのタガイのみが生息分布しているのだそうです。
僕はイシガイ類の知識に乏しく上手く説明出来ないのですが…ぱっと見よく見かけるようなドブガイ(ヌマガイ)かと思いきや、採集例が少なく貴重な種類らしいです!以前、タガイだと思って採集した貝は中国系フネドブガイだったりしました。正真正銘のタガイに出逢えたことを心から嬉しく思いますし、僕の低い同定力ではカラスガイ族の貝が区別出来ませんので、フォロワーさんには感謝しきりです!いつもありがとうございます!
↑カラスガイ族の貝についてはこちらがわかりやすくまとめられていると思います。けっこう種類多くて沼です🙄
勿論、生態画像も…泥の中から水管をちょこんと出してて、かわいいですよね🤠
丘陵にはトウホクサンショウウオ卵。成体は見かけませんでしたが、こちらの種も初遭遇ですので嬉しいです!トウキョウサンショウウオの卵と比べるとしわしわで弾力が無い感じです🙄
とある理由で時間に追われ、雑な画像に…💦
タガイの生息場所では手応えが無く、ダメ元でドブに網を入れたところ、タナゴAcheilognathus melanogaster が採れました!アカヒレタビラとの判別に迷いましたが、複数の方からモリオカエだろうとお墨付きを頂きました😁タナゴ(モリオカエ)は今回の採集を含めると3つの県で出逢うことが出来たので、喜びもひとしおです。
とはいえ野生のモリオカエは希少種になってしまっているので、後世に残さねばという責任や負い目も感じるので、手放しで喜べない部分もあります。3つ目の画像の右上に写っている小さい魚はタイリクバラタナゴ…略してタイバラが大量に生息していました…タイバラは在来タナゴへの影響が強い外来生物ですので、かわいそうですが殺して持ち帰りました。特定では無いので、生きたままの持ち帰りは合法ですが、持ち運び用の容器が無かったので、やむなく殺しました。
タナゴと同所的にアカハライモリも生息していました😁イモリは湧き水が流れるような場所に生息する生き物ですので、ドブとはいえポテンシャルは高いのかもしれません。
うんと北へ新規開拓してきましたが、開発や外来生物の影響を肌で感じました。タガイ等の希少種もいるので、手遅れでは無いと思うのですが🙄