どぶがいの屋外アクア

コロナは茶番。世間体を過剰に気にすると権力者に搾取される。おかしいことはおかしいと主張しよう!

エサの話再び

2020-04-25 20:20:03 | 魚飼育
↑だいぶ前の記事ですが、付け加える形にしたいのでまずはこちらから、、






タナゴの人工授精が本格化(ガチ勢の方々の足元にも及びません)してからはハイグロウやブラインが役立つようになりました。


元々野菜フレークは使ってましたが、クロレラをエサにするとタナゴの発色が上がってギンギンになるというハナシをSNSで見かけたので…

クロレラが売ってなかったので代わりにこちらを購入しました!

見ての通り、人間用のサプリメントですw砂糖等の余計な添加物は入っていないと思います。

飽くまでやる気の無いマタナゴを発情させるのが目的です。





手始めに室内水槽のセボシ達で試します。







ツチフキに好評ですw溶けやすいので食べやすいと思います。


セボウズと動画投稿のお知らせ

2020-04-23 17:26:27 | 魚飼育











室内飼育かつ二枚貝無しですが、とてもキレイですね。

ナルシストなのかもしれませんが、水族館やショップの水槽よりも自宅のセボシ水槽が一番心惹かれていますw自粛を乗り切れるのは、飼育している生き物達のおかげと断言しても言い過ぎではないでしょう。




人工授精で育成した幼魚です。







ボウズハゼにピントの合わせたので、ぼやけつつもセボシの美しさが分かりますね。






お知らせ

https://ameblo.jp/dobudobu777/
↑アメブロも始めました。gooブログは動画を貼れないので、飼育魚動画はこちらで楽しむことが出来ます。




神出鬼没のボウズハゼ

2020-04-16 19:29:59 | 魚飼育
去年の年末での静岡採集で実はズナガニゴイと共にボウズハゼを飼育用に持ち帰っていました。

ボウズハゼは水槽に入れてすぐに姿が見えなくなり…この後何十回と水換えをしたり、スポンジフィルターから上部フィルターに変更したりと水槽を大幅にいじったりしたにも関わらずボウズハゼは姿を見せませんでした。

それが今月になって姿を見せるようになったので嬉しい意味でびっくりしましたw死んだものと思っていましたし、姿が見えないならブログに載せることも出来ないですよね。



コケまみれになったプラ舟のシェルターを入れてみました。早速、タナゴ達がコケを啄んでいました。狙い通りです。




ボウズハゼもコケを食べるためにはむはむしていました。とても可愛いです(^^)


ズナガニゴイは飼育環境に慣れて前面で泳いでくれるようになりました。臆病な性格で食べる前にタイムラグがあったりしますし、口が下向きですのでコリタブ等の沈下性のエサがオススメです。







屋外飼育設備増強計画 完

2020-04-09 17:16:54 | 魚飼育



ブロワーを設置しました。それとパイプラックを組み換えてプラ舟を2段置けるようにし、新しい容器を追加しました。


前回の記事です↑

エアーの吐出量が頼もしい位に多く、まるで噴水のようです。

今まで無くてもやってこれましたが、タナゴや二枚貝は酸素豊富な方が良いでしょう。イシガイ類の繁殖は酸素の行き渡る環境の方が良い結果が出るらしいです。


チューブやフィルター



ちょっと悩みがありまして…大したことじゃないんですがw

マタナゴを繁殖させようと室内でたらふくエサを食べさせていましたが画像の通り、メスの産卵管が全然伸びないんです。産卵管が伸びないと卵は採れないですが…

マタナゴを室内飼いでオスを野生並みに発色させて、繁殖させている方はいらっしゃるんですが、僕には10年早かったようです…



一方、放置ぎみに屋外飼育していた個体。これでも産卵出来る状態には程遠いですが、室内飼いよりかはマシです。

マタナはみんな屋外に戻しまして、新しい容器での単種飼育にしました。ブロワーを設置したのはマタナゴに繁殖を促す狙いもありますね。






おまけ



セボシは発色が益々パワーアップしてます。

人工授精についてですが、血が濃くなって多様性が低下しないように複数のメスから採卵し、オスの精液は2匹分混ぜて授精させるようにしました。

累代飼育は近親交配を続けていくと代を重ねるごとに繁殖しにくくなったり、奇形が出やすくなるらしいので気を付けようと思います。





カネヒラは一年中この発色です。














セボシタビラ 人工授精

2020-04-03 12:44:23 | 魚飼育




3月2日にメスのセボシの産卵管が伸びていたので、採卵しました。アブラボテやシーナンタナゴは強めに腹部を押さないと卵が出てきませんが、セボシは軽く擦るだけでドバドバ卵が出てくるので絞りやすいですね。

腹部を押すと内臓にダメージを与えそうという理由で人工授精を躊躇される方がいるようですが、タナゴ類は割りとスレに強いと思いますし、産卵管が最大限に伸びて白くなっているタイミングで行えば悪影響はあまり無いかと思います。卵が出ないときは無理せず次の機会をまちましょう…

とはいえ、繁殖・産卵させる行為自体がその個体の寿命を縮める行為になりますので、懸念自体は間違っていないと思います。

それと二枚貝に産卵させること自体は自然なことだと思いますが、一方的にタナゴ類がイシガイ類を産卵に利用しているだけで二枚貝は卵を産み付けられても何もメリットが無いです。

むしろ卵を産み付けられ過ぎて窒息死することもあるようですし、イシガイ目の二枚貝類はタニシやカワニナのようなありふれた生き物ではなく、希少な野生動物ですのでタナゴ以上に大事に見守ってあげるべき存在です。前回の記事でも書きましたが、乱獲に加担しないようイシガイ類の売買はやめましょう!

ハナシが人工授精から脱線してしまったので、軌道修正。


タッパーの色がミスマッチで申し訳ないですが…授精に使用したオスの発色はイマイチながら精液を出してくれました。






後日、発色したオス画像。貝無しでも飼育環境に慣れて水温が18度前後に上昇すれば、セボシタビラは発情します。




23度固定ヒーター管理で水深は2~3㎝にして、5日おき位に容器の3割程の水量を温度合わせした水道水で水換え。僕は全換水で無い限りは原則、カルキは抜きません。程々に殺菌効果がありそうだからです。



アブラボテの時も載せましたが、全体はこんな感じで湯せん方式です。それと普段はフタをして遮光してます。




左の土鍋容器には9匹入れていて、体が黒くなり卵黄は小さくなり、浮上が近いことが伺えます。





一方、右の伊万里焼?容器には20匹程入っていて、こちらは過密のせいか同じ3月2日生まれの土鍋容器のものと比べて発育が悪いです。




画質が非常に悪くて恐縮ですが、土鍋容器のものは3月19日に浮上しました。

この後、産卵箱の網目から稚魚はすり抜けてしまい周りにいた成魚に食べられてしまいました…これでは締まらないですので、、




発育の悪かった伊万里焼?容器のものも体が黒くなり、活発に泳ぎ回るようになり、浮上の兆候を見せたので3月25日に専用の30㎝水槽に移動させました。

稚魚の移動にはスポイトを使いますが、デリケートなこの時期に魚体を空気に触れさせると死んでしまうのでスポイトの先端を指で押さえて水と稚魚がこぼれないように移動させましょう。

卵黄がかなり残っている状態でも浮上することは浮上しますが、2~3日もの間ずっと苦しそうに水面付近で立ち泳ぎを続けていたので、卵黄が無くなる少し前に浮上用の水槽に移すのがベストだと思います。エサは後述しますが、卵黄が無くなる前までに与えましょう。





エサは屋外飼育容器のインフゾリアとブラインを沸かして与えました。腹がブライン色。





今朝のセボシ稚魚。体高が出てきて名前の由来である背鰭の黒斑がくっきり出てます。ここまでくれば人工飼料もガンガン食べてくれるようになります。






人によって、意見は分かれるかもしれませんがセボシタビラは飼育も繁殖も気軽に楽しめる魚だと思います。現在では国内希少野生動植物種に指定されてしまい、一般人の新規の飼育は叶わないものとなってしまいました。特定第1種国内希少野生動植物種への指定変更を行い、養殖ものの売買は認めるべきだと思います。

むやみやたらに一般人と生き物の距離を遠ざけようとするのはいかがなものかと思います。