食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

袴田事件高裁に差し戻し・再審認めぬ決定取り消す*スクラップ/少数派

2020年12月25日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会の弱者・人権
スクラップ|袴田事件高裁に差し戻し・再審認めぬ決定取り消す

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S20201224b しんぶん赤旗 2020.12.24付
S20201224c 毎日新聞 2020.12.24付

■さらに他紙の記事を読む
毎日新聞|袴田事件 高裁差し戻し 再審可否「審理不十分」 最高裁決定
東京新聞|袴田さん審理差し戻し 再審理認めぬ決定を最高裁が取り消す

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老人施設が水没・水死多発なのは国が建設を急がせ危険地域でも認めた愚かさ/少数派

2020年11月19日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会の弱者・人権
老人施設が水没・水死多発なのは国が建設を急がせ危険地域でも認めた愚かさ

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画像は別の地域/フリー素材

■2000年の介護保険施行に伴い慌てて作り高齢者の命・安全を無視
20年8月、熊本県球磨川(くまがわ)が豪雨によって氾濫、川沿いの特別養護老人ホーム・千寿園は10m以上の浸水によって、お年寄り14人が亡くなりました。各地の福祉施設は過去から水害に見舞われ、多くのお年寄りの尊い命が失われました。2009年山口県防府市・ホームライフケア高砂7人死亡、10年宮崎県奄美市・わたつみ苑2人、16年岩手県岩泉町・楽ん楽ん(らんらん)9人、19年台風19号でも多くの施設が浸水しました。なぜ福祉施設が、多くの水害に襲われるのでしょうか? 防災・危機管理アドバイザー山村武彦氏によると、2000年に始まった「介護保険」施行に伴う国・地方自治体の無責任さと言います。当時、投稿者も記憶していますが、鳴り物入りで国の介護保険が始まりました。実はその施行に伴い、国は介護施設・老人施設が必要として地方自治体に早急に建設を要請したのです。それが結果的に、次項のように高齢者を守るはずが逆に水死事故を増やしてしまったのです。国と地方自治体双方の行政の怠慢です。

建築要請が急だったことから、地方自治体は設置場所を十分に吟味することができず、短期間かつ安く土地が入手できる遠い辺鄙な場所、山裾や川に近い場所に建設を進めたのです。あるいは住民側が、障害者施設を街中に作ることを拒んだケースもあります。国・地方自治体とも安易な役人が多いため、高齢者・障害者を危険にさらすことは分かっていても、主題が早く建設するほうに行ってしまったのです。日本ほど、お年寄りや弱者を助けようとしない国はありません。千寿園の設立は、介護保険施行直後の00年6月1日、死者が出た上記の施設も同年あるいはそれに近い年代です。因みに千寿園は、本流の球磨川に対しほぼ直角に支流が交わる一角に設置されました。豪雨が続くと本流側が水嵩を増し、支流より本流の水面のほうが高くなる「バックウォーター現象」が発生、支流の水は行き場を失い、濁流が千寿園に流れ込んだのです。瞬く間だったので、職員がいても車いすの方を2階に上げたり、寝た切りの方を助けられなかったと言います。

■今頃になってやっと法律で危険な場所に建設を規制するいい加減さ
国は過ちを知りながら遅きに失し、やっと重い腰を上げたのが約20年も経過した後の、2017年の改正水防法と2020年の改正都市計画法の成立です。改正された都市計画法では崖崩れ・地滑りなど危険な場所には、病院や福祉施設は作ってはならないと言う趣旨です。何とも間抜けな話で、「当たり前でしょ!」 「やっと今頃になって法律化したの?」という呆れる気持ちです。そもそも法律の有無に関わらず、危険な場所・命が守れない場所に作っては駄目だ!という、国や地方自治体に当然の精神がなかったことです。水害、高齢者死亡多発も、役人は誰も責任を取りませんでした。今後、建設される施設は安全な場所に作ることが義務付けされましたが、問題は既存施設です。移転を要請されても、移転費用はわずかしか国から補てんされません。改正水防法も、高齢者を対象に避難計画・避難の訓練を義務付けています。しかし自力で歩けない高齢者を預かる施設という特殊さ、職員も少なく、法律そのものが実現不可に近いと言われています。

要は、国のやる気の問題です。これだけ年々温暖化が進み、各地で未曾有の豪雨が降ります。いち早く既存施設を移転する費用を全額捻出して移転させる、あるいは既存場所を増設して2階以上を使うなどの方法があります。しかし国の予算がなかなか付かなければ、そうしているうちに災害が起こってしまいます。安倍首相(当時)は何を勘違いしているのか! 国を守るとして米国から最新鋭戦闘機F35を約150機、約6兆円で買い取ります。戦闘機を買うことよりも、国民を災害から守ることが真の「国防」です。今回は高齢者施設の水害を取り上げましたが、災害対策(国防)は各地の台風・河川対策、地震・津波対策、突風・豪雪対策、温暖化や洪水を防ぐ森林の整備、都市の熱中症対策など、キリがないほどやることがあります。今後は、ますます異常気象が予想されています。想定外の災害が起こるかもしれません。防衛費だけが突出するいびつな予算配分を改めて、国民を災害から守る費用を増やさなければなりません。天災は忘れないうちにやって来る・・・

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自民党・杉田水脈議員「女性はいくらでもうそをつく」繰り返される暴言を許さない*赤旗だより/少数派

2020年10月29日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会の弱者・人権(赤旗だより)
自民党・杉田水脈議員「女性はいくらでもうそをつく」繰り返される暴言を許さない

M20201021 握手する安倍首相(当時)と杉田議員

■重大な性差別・性被害者蔑視を続け開き直る杉田議員、放置する自民党
投稿はしんぶん赤旗を活用しております/自民党の杉田水脈(みお)衆院議員[比例中国ブロック]が、同党部会で性被害や被害者支援をめぐって「女性はいくらでもうそをつく」と暴言をはいた問題で、自民党は同氏に何ら処分を行っておらず、批判に開き直る態度を取り続けています。杉田氏は自身のブログ(10月1日付)で発言の事実を認めたものの、その重大な性差別と性被害者蔑視については認めず、発言も撤回していません。事態はいよいよ深刻です。性暴力の根絶を目指すフラワーデモが自民党に対して杉田氏の発言撤回と謝罪、辞職を求める署名は、10月12日時点で13万6000人分に上り、70の団体が賛同。しかし提出先の野田聖子幹事長代行は、受け取りを拒否しました。

こうした批判の広がりに対し、自民党は一貫して杉田氏をかばい続けています。世耕弘成参院幹事長は「今回が最後だ」(2日)と今回は処分しないかのように発言。下村博文政調会長は9月30日の杉田氏との同党本部での面談後、会見で「女性差別の意図はなかった」などと主張した杉田氏に対し、そうした「真意が分かるように、より丁寧に説明してほしい」と述べるにとどめました。そのうえ、下村氏は、杉田氏の発言の問題性について、部会の議論は非公開がルールだとしてコメントを拒否。杉田氏の発言が部会の「関係者」の証言として報道されたのは部会の「議論を萎縮させる恐れがある」などと述べて、“告発や報道の方こそ問題だ”と言わんばかりの姿勢を示しました。

■女性、貧困者、性被害者、民族、性的少数者などを標的に差別発言
しかし、杉田氏の発言内容は、被害者が助けを求めるのも困難になるとして、WHO(世界保健機関)が「レイプ神話」(性犯罪などで広く信じられている偏見や誤解)の一つに規定するほど、性被害者への二次被害となっている言葉です。仮に「女性蔑視の意図がなかった」のであれば、発言の重大性に対する無自覚さを示すものです。杉田氏はこれまで、女性、貧困者、性被害者、民族、性的少数者など、社会的に脆弱(ぜいじゃく)な立場にある人々への差別発言を繰り返してきました。発言は“真意が漏れた”というものです。だからこそ政府からも、「党議員から性暴力被害者を傷つけるような発言があったのは大変残念だ」(8日、吉川赳内閣府政務官)、「(支援事業の職員らの努力を)踏みにじる発言だ」(9月29日、橋本聖子男女共同参画担当相)との批判が上がっているのです。

問題を放置する自民党は同罪です。さらに杉田氏を比例代表で重用し、国会議員を続けさせてきた責任は重大です。杉田氏だけではない、自民党の差別的な体質が現れています。「私は、女性差別というのは存在していないと思う」「(女性差別撤廃条約は)本当に受け入れるべき条約なのか」(2014年10月15日、衆院内閣委員会)。「選択的夫婦別姓はまさしく夫婦解体につながる」(同)。「男女平等は、絶対に実現しえない、反道徳の妄想です」(14年10月31日、衆院本会議)。「実際、シングルマザーはそんなに苦しい境遇にあるのでしょうか?」 「『そんな男性を選んだのはあなたでしょ!』ということ」(『新潮45』17年9月号)。

「待機児童、待機児童っていうけど世の中に『待機児童』なんて一人もいない」(18年1月24日のツイッター)。文部科学省の科学研究費の研究に対し、「ねつ造」 「慰安婦問題は女性の人権問題ではありません」(18年4月11日のツイッターなど)。山口敬之氏からの性被害を訴えた伊藤詩織氏に対し、「女として落ち度がある」(18年6月のBBC放送)。「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」(『新潮45』18年8月号)。

しんぶん赤旗の複製可能範囲内において、投稿者によって一部割愛や
それに伴う接続文章等の修正・タイトル付けを行いました。


■投稿者コメント/毅然としない自民党の姿勢には根深い女性蔑視の体質が
投稿者からのひと言/上記写真のように安倍首相は杉田氏の右翼的思想に惚れ込み、異例の比例中国ブロック名簿1位に推したのです。杉田水脈・稲田朋美・森まさこ氏など、安倍首相が推す女性議員は超右翼的な考え方が多いのです。杉田議員は、子供を作らない・作れない夫婦は生産性がないと言い放ち、世の中の女性から痛烈な批判を浴びました。子供がいない安倍夫婦を批判したことにもなります。現実から眼をそむき、事の重要性を全く理解していません。可愛い子供をどれだけ持ちたくても、経済的・体質的に困難な人を傷つけたのです。一方、杉田議員に毅然とした措置がとれない自民党の姿勢には、同党の根深い女性蔑視の体質が表われています。残念ながら杉田議員のような考え方が、まだまだ世の中に溢れています。それらに支持される古臭く意識が乏しい自民党政権では、ジェンダー平等社会を実現することはできません。

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育児ノイローゼ死は本人に責任はなく出産後のホルモンバランスの変調が原因/少数派

2020年10月06日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会の弱者・人権
育児ノイローゼ死は本人に責任はなく出産後のホルモンバランスの変調が原因

M780509

■WHO手引きに基づき厚労省もメディアの過剰な自殺報道を抑制(お願い)
有名女優が、1歳の子を残し突然の自殺(推測)に至りました。世間は悼む気持ちが高まる中、ネットでは生まれたばかりの1歳の子がいるのに、また映画・ドラマなど重要な仕事に就きながら、自殺するとは無責任との心ない罵声が浴びせられました。投稿者はだいぶ以前に、NHK番組の「チコちゃんに𠮟られる」で『妊娠・出産時にママがイライラするのは「人は群れで生きる動物だから」』のテーマをアップしておりました。そこから今回の事故死を結びつけると、個人差と周辺環境によって異なりますが、出産後のホルモンバランスの変調が原因・影響していると考えられます。従って、本人に責任はありません。その点は、下記の囲み文をご覧頂ければ、彼女への誤解が解けると存じます。正しい理解をお願いします。

もう1つ「WHO(世界保健機関)のメディア手引き」を運用した、下図の厚労大臣指定法人の文章をご紹介します。昔は、センセーショナルな報道がされ、来る日も来る日も繰り返し報道されました。中には、自殺した方法まで紹介する行き過ぎたことがあったのです。そこで同法人が、今回、素早く下記の文を発信しています。自殺を迷っている人を誘発、あるいは後追い自殺も起こり、メディアへ自殺報道を抑制する依頼をしています。このように、国やメディア・関係組織、そして国民が一丸となって<自殺防止>に努める義務があることです。しかしネット社会では、未だに旧態依然の誹謗が続いていることは残念です。この投稿をご覧になった方それぞれが、新たな死者を出さないためにも、見識ある行動をお願いします。


メディア関係者各位  <厚労大臣指定法人>
(令和2年・2020年)本日9月27日、女優の竹内結子さんが逝去され、死因が自殺である可能性があるとの報道がなされています。著名人の自殺に関する報道は、子どもや若者、自殺念慮を抱えている人に強い影響を与え、「後追い自殺」を誘発しかねません。メディア関係者各位におかれましては、以下の点にご留意いただき、WHO『自殺報道ガイドライン』を踏まえた報道に徹するよう、お願いいたします。
《センセーショナルな自殺報道によるリスク》
▼自殺リスクの高い人はメディアの自殺報道の後に模倣自殺を起こしてしまう危険性があること。
▼有名人の自殺や、自らと重ね合わせやすい人(自身と同じ境遇の人など)の自殺は、その危険性が極めて高くなること。(参考「WHO自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識2017年版 はじめに」)
*続きは、下記「いのち支える自殺対策推進センター」へリンク

Sankoub
いのち支える自殺対策推進センター(厚労大臣指定法人)
まもろうよ こころ(電話・SNS相談) 厚労省

新版>  *少々見にくいのですが、上が新版・下が旧版
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Who20201001

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SNS投稿「ポテサラ騒動」から見えてくる高齢男性の根底にある女性蔑視・調理無理解/少数派

2020年07月17日 | 社会の弱者・人権
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SNS投稿「ポテサラ騒動」から見えてくる高齢男性の根底にある女性蔑視・調理無理解

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■高齢者に多い遠い昔の「自分が絶対」の価値観・時代感覚のズレが情けない
「母親ならポテトサラダぐらい作ったらどうだ」~店にいた母親と娘に対し、他人の高齢男性が叱責した~それを目撃した女性のSNS投稿が、大きな反響を呼んでいます。私はこの母親と高齢男性のやり取りのみに捉われず、今起きている高齢者に多い一般的な現状を付け加えます。昨今、たいしたことでもないのに、高齢者・特に男性が、突然、「キレル」ことが問題になっているからです。さて、ポテトサラダを買う=家事手抜き=ダメ母(妻)という、一方的な決め付け。恐らくこの男性は、料理を作ったことはなく、妻の料理の苦労も知らないのでしょう。コロナ禍において、そうでなくても今や共働きが主体になったことから、日々の生活、夫婦での家事・子育てなど大変な現代です。それを遠い昔の価値観(自分が絶対)でしか判断できない、昔からの、夫=労働・妻=専業主婦の前提の考え方、また時代感覚のズレに高齢者とは言え情けないと思います。

専門家の分析は、時代が変わり価値観が大きく変わったのに気付かない、高齢者へのいたわりがない、高齢者の孤立化などを挙げています。ご自分の家庭を始め、社会においても高齢男性の居場所がないのです。その反動か、女性への差別、弱い者いじめ、古い考え方の押し付けが高齢者に多いことは事実です。そもそも根底に、男尊女卑・女性蔑視が存在していると考えられます。話を戻し、日本では長らく主婦は「3食昼寝付き」(この言葉を知っているようじゃ投稿者も相当古い)と言われ、主婦や家事が大事に見られませんでした。男性から見れば、その家事さえサボってスーパーなどで「惣菜を買うとは何事か!」と言うことなんでしょう。しかし今や社会背景も変わり、惣菜を買うことを批判することは筋違いです。とは言え、若い方が高齢者全てをそう見てはいけません。高齢者でも、冷静に分別できる方は大勢います。私も、考えさせられます。

■高齢者は加齢によって脳が劣化し抑制が利かなくなることがある
主婦もかつての専業主婦より、共働き世帯が多くなり、比率が逆転しています。私が驚くのは、前述に加え高齢者が、現代の「共働き夫婦」が「社会的」に見て、どれほど大変かが頭に入っていないことです。職場が大変厳しくなっており、低賃金(非正規雇用)・長時間労働など労働環境も悪化しています。さらに主婦が、帰宅後も家事・子育てをせざるを得ない状態が多いのです。失礼ながら高齢者が現役の時代は、世の中や職場がおおらかで良い時代だったのです。そのことは否定しません。若い世代が直面する苦難の元は、政治家や経済界が極端に劣化してしまったことによるものです。先程の専門家は、もう1つ重要な点を指摘します、普通の方でも加齢によって脳が劣化し、「怒り」の抑制が利かない・ブレーキを掛けられなくなると言います。妻を亡くしたり離婚して男性1人だけになると、個々によっても異なりますが、最悪は”別人”のようになってしまうと言います。私も皆様も、将来、歳を取るリスクを考えねばなりません。

ここからは、あるTV情報番組の内容です。惣菜店のプロも、サラダの中で「ポテトサラダ」は一番大変だと言います。じゃがいもを茹でる→熱いうちに皮をはがす→冷めるまで時間が掛かり、その後に潰す→マヨ和え、と売場に出すまで2時間掛かり、拘束時間が長い。商売じゃなければ作りたくない料理で、ご家庭では作らず・分かっているだけに妻にも作らせず、近くのスーパーで買ってくるそうです(笑)。共働き世帯が晩御飯を作るとなれば、この他の料理・ご飯を炊く・味噌汁を作るなど極めて長時間に及びます。ある店の惣菜コーナーでは、「このコーナーで売っているのは『時間』です」の張り紙をしています。惣菜を買えば長い料理時間を、他に有効に使えるとのPRで、確かにそう思います。毎年、熱い夏になると、惣菜コーナーは揚げ物がよく売れるそうです。主婦の「料理労働」は過重なので、無理強いは禁物です。ポテトサラダはもちろんのこと何でもない料理ほど、手間や時間が掛かるということです。世の中の男性諸君、高齢者の皆様はどう考えますか?

Sankoub 非正規社員が遂に4割を超える!こんな労働環境では景気は良くならない

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難病治療薬投与1回1.7億円保険適用これで2歳未満児の生涯が救える/少数派

2020年05月28日 | 社会の弱者・人権
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難病治療薬投与1回1.7億円保険適用これで2歳未満児の生涯が救える

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難病の脊髄性筋委縮症の遺伝子治療薬「ゾルゲンスマ」
投与1回で167,077,222円掛かるが、厚労省は公的医療保険を適用した

医療費増大・医療費負担も増えることから反対する人間もいるが
1人1回1.7億円が掛っても、乳幼児期から生涯、苦労が取り除くことができれば
こんな素晴らしいことはない  幼い命や人生を助けられる

 ◇

脊髄性筋委縮症は、筋肉を動かすのに不可欠なたんぱく質が不足する神経疾患
特定の遺伝子の機能が欠けるのが原因で
生後6か月くらいまでに発症し
最重症のタイプでは、症状が進むと人工呼吸器が必要

薬は2歳未満の子供に、正常な遺伝子を点滴で1回投与するだけで済む
2020年の予測では、国内では25人が見込まれ42億円を要す

国保・健保など患者は数万円の負担で済む
これが日本の国民皆保険制度の最大のメリット

 ◇

米国ではオバマ元大統領が創設した米国型国民皆保険も
トランプ大統領になり、打ち壊されそうになっている

よく例えにされる盲腸手術でも100万円以上請求され
一般的な手術・入院では数百万円も掛かる
そもそも民間保険に加入していないと病院側が断るケースも
そのため、とことん悪くなるまで我慢する

新型コロナで米国の死亡が多いのは
病院に罹れない基礎疾患、持病を持つ人が亡くなるのでは~の分析

日本の国民皆保険制度は、世界に誇れるものと感じる
しかし我が国もトランプ大統領に“ポチ状態”の安倍首相が
1機100億円以上の戦闘機を、百数十機爆買い
基地負担、その他も肩代わりし防衛費が急増  無駄な公共工事も相俟って
医療費・社会保障費がどんどんと大幅に削られていく

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地下鉄サリン事件浅川幸子さん死去・脳障害被害者25年間寝たきりで頑張ったが*赤旗だより/少数派

2020年03月21日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会の弱者・人権(赤旗だより)
地下鉄サリン事件浅川幸子さん死去・脳障害被害者25年間寝たきりで頑張ったが

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地下鉄サリン事件25年にあたって記者会見する右から宇都宮弁護士、高橋さん、仮谷さん、中村弁護士

■1995年地下鉄サリン事件、犠牲者14人6000人超が重軽傷のテロ事件
まずは投稿者の文章/オウム真理教による地下鉄サリン事件の被害に遭い、サリン中毒による低酸素脳症で25年間、寝たきり状態が続いていた浅川幸子さんが、事件25年の直前3月10日に亡くなっていた(56歳)ことが、19日、兄の一雄さんが明らかにしました。3月20日は、事件発生から25年。1995年、元教団代表松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚・執行時63歳、の指示の下、元幹部5人が営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷、丸ノ内、千代田各線を走行中の電車内で猛毒サリンを散布し、13人が犠牲・6000人超が重軽傷を負い、国家転覆を狙ったオウム真理教の犯行の巻き添えになってしまいました。当時31歳だった幸子さんは25年後に亡くなり、犠牲者は14人になりました。

■事件は未だに終わっておらず = 癒えぬ悲しみ苦し 「悔しさ、悲しみは今も込み上げてくる」
 被害者「身体・精神症状が悪化」 遺族「心細さ年とともに増す」

ここからはしんぶん赤旗を活用しております/地下鉄サリン事件から25年。被害者、遺族たちは、いまなお癒えない悲しみ、苦しみを抱えたままです。20日を前に行われた記者会見。「地下鉄サリン事件被害者の会」代表世話人の高橋シズヱさん(73)は、霞ケ関駅の助役だった夫の一正さん・当時(50)を亡くしました。「オウム真理教や後継団体からの謝罪や反省の気持ちを感じたことはいまだに無い。一人でいることが心細くなっていく。さびしさ、つらさも年とともに増してきた」。記者会見には公証役場拉致事件で死亡した仮谷清志さん・当時(68)の長男、実さん(60)も同席。「悔しさ、悲しみはいまもこみあげてくる。事件は終わっていない」と話しました。

「悲惨な事件の体験者は年数を経たからといって、心身の症状が軽減されるどころか、むしろ悪くなることがある」。サリン被害者の身体と精神状況について調査した松井豊・筑波大学名誉教授(社会心理学)はいいます。調査は事件から20年を前に2014年10月から12月に、地下鉄サリン事件被害者の会とオウム真理教犯罪被害者支援機構(理事長・宇都宮健児弁護士)の依頼で、松井さんら専門家のグループが行いました。被害者本人299人からの回答を集計した結果、8割前後の人が何らかの「目の異常」を、7割前後の人が「体のだるさ」 「疲れやすさ」を、6割前後の人が「めまい」 「頭痛」のほか、「恐怖感」 「緊張」といった精神的症状を訴えていました。事件2年後の調査と比べても、身体、目、精神のいずれの症状も悪化していました。

■兄語る「オウム真理教の国家転覆を図る巻き添えで妹は国の身代わりになった」
調査結果を詳細に分析してみて、松井さんはこう指摘します。「症状悪化は、年代別でみても同じ傾向だ。加齢によるものと説明がつかない。サリン被害者の方たちは、原爆被爆者の方たちと共通する晩発性障害がみられる。オウムの後継団体が活動していることも被害者の方たちの症状を悪くしている要因だ。長期にわたる身体、精神へのケアが必要だ」。地下鉄サリン事件はじめ、一連の事件の被害者はオウム真理教側に約38億2000万円の損害賠償を請求しました。オウムは1996年に破産。破産管財人は、資産を処分し約15億5000万円を配当しました。

残った債権は約22億7000万円。破産管財人からオウム真理教犯罪被害者支援機構に債権が譲渡されました。同機構は、オウム被害者救済法にもとづく国の給付金約8億3000万円と後継団体である「Aleph(アレフ)」などが支払った分を除く約10億5000万円の賠償金について「アレフ」などに支払うよう提訴。今年1月、東京高裁は、「アレフ」に10億2500万円の支払いを命じました。事件で仕事を続けられなくなり、経済的に困窮している被害者も少なくないといいます。同機構副理事長の中村裕二弁護士は「アレフなど後継団体には、賠償する十分な資産がある。一日も早く回収し、被害者・遺族に配当したい」と話しています。

しんぶん赤旗の記者は、2004年と05年に浅川幸子さんを取材してきました。重い脳障害のある幸子さんは、一雄さん夫妻の自宅で手厚い看護を受けてきました。05年当時、一雄さんらはオウムの恐怖に悩みながらも、実名公表を決断しました。「事件は明らかに国を狙ったテロ。妹は国の身代わり。置き去りにしないで」と訴えていました。2度目の取材の時、記者が挨拶をすると、車いすに座り食事をしていた幸子さんが「こぇ…。こぇ…」と声を絞り出しました。音に敏感な幸子さんは、1年前の記者の声を覚えていたのです。一雄さんの1998年10月24日の日記には、「妹は何も悪いことはせず、ましてや人に恨まれるような子ではない。優しい親孝行な子だ。ただ、電車に乗り、仕事に向かう途中、呼吸をしていただけなのだ。それをあんな目に遭わせて…」とやり場のない憤りが記されていました。

しんぶん赤旗の複製可能範囲内において、投稿者によって一部割愛や
それに伴う接続文章等の修正・タイトル付けを行いました。


投稿者からのひと言/虚しいと憤りを感じます。これは日本で起きた「テロ事件」なんです。25年前の1998年3月20日、極めて大きな事件になったので、当日の朝をハッキリ記憶しています。当時は現役だったので家からお得意先へ直行しようとした時、地下鉄は全面不通、私が乗ろうとしていたJRもダイヤが大混乱だった。幸子さんは亡くなってしまったが、まだ寝たきりの方や症状を悪化させている方も多数います。何の過ちもない多くの方が、症状が悪いために会社・職場から追われました。弁護士一家殺害、松本サリン事件など警察の初動捜査の遅れ・怠慢が、地下鉄サリン事件を起こしたと言われています。その他にも警察の失態も数知れず、明らかにされるのを嫌いました。そのため真相を究明することなくただただ裁判を終わらせたく、事実が分からないまま死刑囚の処断が完了されました。しかし重い後遺症を受けた方を置き去りに、事件を風化させてはなりません。なぜ未だに、麻原彰晃を崇拝する若者や組織が存在するのでしょうか?

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相模原障害者殺人「しゃべれない人」を選別殺傷~裁判で明らかになったこと/少数派

2020年03月02日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会の弱者・人権
相模原障害者殺人「しゃべれない人」を選別殺傷~裁判で明らかになったこと

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■植松被告の極度の障害者差別・偏執的精神は、到底、許すことはできない
2016年、相模原市の障害者施設で、植松聖(さとし)被告が19人を殺害、26人に重軽傷を負わせた事件は、横浜地裁での裁判で検察側によって当時の状況が明らかにされました。植松被告は「障害者は不幸を作る」という差別的な考えから、施設の障害者を次々と殺傷していきました。投稿者が戦慄を覚えたのは、殺す相手の選別が「会話ができるか否か」でした。犯行当日午前2時、巡回中の女性職員がたまたま被告と鉢合わせ、脅して結束バンドで拘束・連れ回しました。被告は職員にこの障害者は「しゃべれるのか」と聞き、「しゃべれない」と答えると包丁で数回刺したと言います。しゃべれない人だけを選別して、女性の目の前で次々と刺していったのです。被告は殺害を繰り返していた途中で、「こいつらは生きていても仕方ない」とつぶやいたそうです。職員が「しゃべれる」と答えた障害者は、素通りしたことも明らかになってきました。

拘束された別の女性職員が被告の狙いに気づき、誰でも「しゃべれる」と返答すると、被告は自分で判断して襲撃を続けました。大半の死因は、首を刺された失血死でした。多くの方に、抵抗した際にできる防御創があり、包丁が刺さったままの方や手を貫通するほどの防御創があった方もいました。一方、刺されても幸い助かった障害者は、怪我をしながらも職員の結束バンドを切ったり携帯電話を渡して、通報の手助けをしました。女性職員らは命が助かったものの、自分の証言によって目の前で障害者が殺されるなど「制止できなかった」、あたかも「自分が殺した」悔いを負い、まさしく修羅場・生き地獄に遭遇し、想像を絶する心に深い傷を負ったことも深刻です。投稿者は一連の記事を読み、この文章を書いているだけで涙が出てきました。障害者と職員は、どれほどの恐怖に追い込まれたか、殺されそうになる心境はいかばかりか。被告の偏執的の精神、残虐性、極度の障害者差別、身勝手、反省のない態度は、到底、許すことはできません。

■「美帆(みほ)さんの生きた証を示したい」ある遺族は裁判で唯一実名を公開
遺族や重軽傷を受けた家族は、裁判や報道などで実名が出されることを嫌い、裁判では「甲(こう)B」(犠牲者)や「乙(おつ)C」(重軽傷者)などと呼ばれることになりました。しかし美帆さん(当時19歳)の親だけは、娘が記号(甲A)で処理されることは忍び難く、美帆さんが今まで生きてきた証(あかし)を示したいとして、苦汁の決断の末、唯一、実名と顔写真の公開に踏み切りました。美帆さんの母親は、「美帆は3歳で重度の知的障害を負った。話すことが難しくても、相手が話すことを理解し笑ったり喜んだりしてくれた。娘から生きる希望をもらっていた。いつも笑顔で温かい娘でした。どれだけ怖い思いをし、痛い思いをしたか。(被告を)許すことはできず、一番、思い刑罰を受けて欲しい」と語りました。投稿者として、「美帆さんも生きる権利があったのに」と申し上げたい。もちろん美帆さんだけではなく、殺された19人全員へです。既号でも紹介しましたが、もう1度書きます。障害者関係者は言います!「いなくてもいい人は、一人もいません」。

裁判で検察側から、父母・兄弟などから19人の生前の思い出・悲痛な叫びが朗読されました。誰しもそこには、大切な人であり、楽しい家族、明るい家庭があったのです。被告が“障害者は生存価値がない”と言うのは、狂気です。被害者に、非は全くありません。相模原事件に限らず他の事件・事故でも、昨今は家族が名前を明かしにくい社会になってきました。障害者をいじめる風潮、また健常者でも事件・事故に巻き込まれると、意味もなく批判する輩が多過ぎます。諸外国は、日本人を優しい国民だと言います。果たして本当なのか、疑わしい。とりわけ障害者を傷つける行為が顕著です。スマホをいじって白杖者にぶつかり、倒れた方を手助けするどころか、罵声を浴びせたり杖を折って立ち去る者さえいる。残念ながら東京パラリンピックを開催し、「共生社会」を掲げるこの国の現実です。日本ほど、弱い方へのバッシングがきつい国はありません。ハッキリ言って、本当の意味の「文化レベル」が低いからです。経済大国を自慢するも、「心の貧しさ」が悲しい。

Sankoub
19人殺害の相模原殺傷事件・日本は障害者軽視と差別の風潮を断たねば
麻生副総理暴言の優生思想・弱者差別は相模原障害者施設殺人事件に通ずるものがある

Ntopkeiji

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県福祉職員が70代男性を一旦保護、世も末かその後深夜降雨の公園へ置き去り/うるせーオヤジだ!

2020年02月05日 | 社会の弱者・人権
少数派シリーズ/うるせーオヤジだ!

Sind1481443b

追記/愛知県は4月24日、部下に置き去りを指示し虚偽説明を重ねた男性課長補佐(57歳)と、置き去りにした男性主査(54歳)を懲戒免職にした。

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チコ情報◇妊娠・出産時にママがイライラするのは「人は群れで生きる動物だから」/少数派

2019年10月17日 | 社会の弱者・人権
Chicoptb150 少数派シリーズ/社会の弱者・人権
チコ情報◇妊娠・出産時にママがイライラするのは「人は群れで生きる動物だから」

M780509

■第1のイライラ/ホルモン分泌のイライラによって人類が子孫を増やし発展させた
前号の「妊娠中に夫の暴言による胎児への影響」に続き、今号も妊婦に関連する<チコ情報>NHKチコちゃんに𠮟られる~「人は群れで生きる動物なのに、共同養育ができないからイライラする」をお伝えします。
< >は、投稿者の補足です。

妊娠すると胎盤から様々なホルモンが分泌し、その1つが妊娠を育む重要なホルモン「エストロゲン」です。妊娠初期からどんどん増え、出産時がピーク。出産後は急激に減少するので、その時に不安・孤独感を持ちイライラを増幅させます。これが、第一のイライラです。<なぜイライラするのか? ホルモンの分泌によるイライラが、人類の長い歴史の中で子孫を増やし発展する術だったのです・説明・次項>。

エストロゲンの作用によって母親が不安・孤独を感じ、仲間と一緒に子育てしたいと思うようになり、人類が進化の過程で「共同養育を促す」ことを培ったという仮説です。我が子を他者に任せられるのは、動物では人間だけだそうです。<集団生活する動物でも、基本は雄雌のつがい同士です。共同養育を今で言えば、家族・両親・祖父母・第三者などでしょうか>。人類が進化する中で、共同養育という子育て術を編み出したことによって、次々と子供を生み育てられるようになったのです。

■第2のイライラ/共同子育て術が仇となり核家族化によって逆のイライラが
しかし母親は、出産後も第二のイライラが続きます。それは、別のホルモン「オキシトシン」が関係します。“愛情ホルモン”といわれ、絆を深めるものです。授乳中に分泌されるホルモンで、子供との愛情を深める作用をします。しかし近年マウスの実験研究などで、「攻撃性」を併せ持つことが分かってきました。

人類が勝ち得た共同養育も、現実は8割に及ぶ核家族化によって母親の周りに仲間がいないのです<夫は仕事、大家族でない・近所付き合いがないなど>。寂しさの中、一人で子育てすると、本能と現実の狭間でイライラが募り、オキシトシンの作用が、ちょっとした夫の言動が攻撃的な「敵対シグナル」(攻撃対象)になるのです。そんな妻に対し、夫はそのタイミングを計り労わったほうがよいとのことでした。授乳期の妻がリラックスするのは、授乳の際に“愛情ホルモン”オキシトシンが分泌される時と、夫婦でしっかり会話した時です。

投稿者の感想/妊娠・出産された女性のイライラは、単なる生理現象の1つと思っていました。しかし人間の根幹、人類発展の術であったのですね。産後うつ・マタニティブルーも、ホルモン作用の1つです。前号の環境省の調査で、妻が妊娠中に夫などから暴言を付かれた割合が15%もありました。その中には説明した女性のホルモン作用が夫婦お互いに分からず、喧嘩になる夫婦もいるでしょう。確かに多くのサイトには、ホルモン作用の説明があります。それらや厚労省・医療関係者(病院)は、こうした人類の背景も含めて説明すれば分かりやすいでしょう。投稿者は、全く知らずとうの昔に子育てを終えた組です。♪又ひとつ女の方が偉く思えてきた~

Sankoub
育児ノイローゼ死は本人に責任はなく出産後のホルモンバランスの変調が原因
妊娠中はモーツァルトがよいの逆裏付け?夫が暴言を吐くと新生児は難聴に

NHKの同番組を参考に、投稿者(5歳+〇〇歳)がその他の内容
を付け加えました。従って番組のイメージとは異なります! バカ~!


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妊娠中はモーツァルトがよいの逆裏付け?夫が暴言を吐くと新生児は難聴に/少数派

2019年10月11日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会の弱者・人権
妊娠中はモーツァルトがよいの逆裏付け?夫が暴言を吐くと新生児は難聴に

M4798948

■妊娠中に夫の暴言を受けると新生児の難聴は1.44倍に上がる
今号・妊娠中に夫の暴言による胎児への影響と、当カテゴリ次号NHK「チコちゃんに𠮟られる」から、妊娠時や出産後、どうしてママはイライラするのか? 2回に分けて妊婦の大変さをお伝えします。昔から、妊娠したらモーツァルトの曲を聴くとよいと言われてきました。根拠は明確ではないにしろ、穏やかな旋律が胎児(実際は母親)を癒すのでしょう。環境省の調査から、それが裏付けられました(逆裏付け?)。「子どもの健康と環境に関する全国調査」(*エコチル調査・下記リンク参照)というサイトで、今回の投稿で取り上げたのが、赤ちゃん(胎児)の聴覚と、妊娠中に夫などのパートナーから暴言・暴力を受けることとの関係を調べた調査です。

約10万組の母子の健康状態を、妊娠期から継続的に調べており、データが揃う79,985組の妊婦と胎児が対象です。うち10,786人(13.5%)が暴言を、978人(1.2%)が暴力を受けていました。約8万組のうち、出産後787人(0.98%)の新生児が聴覚検査で要精査(その後、6割が難聴診断)となっていました。調査による新生児の難聴は、妊娠中に暴言を受けていた妊婦と、暴言を受けていなかった妊婦の比が1.44倍の高さでした。原因と考えられるのは、①暴言による妊婦の精神的ストレス ②胎児が不快な環境にさらされる ③暴言という騒音。夫の暴言は妻へのハラスメントに留まらず、お腹の赤ちゃんへの「虐待」にまで及ぶのです。

■赤ちゃんには意味が分からなくても両親の言葉や音を聞いているのかな?
赤ちゃんの五感のうち、唯一、聴覚だけが生まれる前から母親の外の世界に開かれていると言います。胎児に両親の言葉が分かる訳ではないですが、重要なことは母親にストレスを与えてはいけないことです。やはり、モーツァルトがいいのでしょうね。ベートーベンやブラームスは、重苦しいのかもしれません(笑)。調査の結果とは離れますが、併せて約15%の妻が、まして妊娠中に暴言・暴力を受けていたことに驚きます。現実に行われている行為ならば深刻ですが、次号で説明する妊娠時や出産後のママのイライラの影響で、夫婦間の売り言葉に買い言葉程度のいさかいも含んだ数字なのか分かりません。次号の「妊娠・出産時にママがイライラするのは、人は群れで生きる動物だから」も併せてご覧下さい。

なお環境省のエコチル調査とは、環境要因が子供たちの成長・発達に、どのような影響を与えるのかを明らかにする調査です。「エコロジー」と「チルドレン」を組み合わせた言葉。

Sankoub
環境省・エコチル調査サイト
チコ情報◇妊娠・出産時にママがイライラするのは「人は群れで生きる動物だから」

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JR新宿駅人命救助中のブルーシート内側にスマホを入れ撮影するあさましい奴等/少数派

2019年10月05日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会の弱者・人権
JR新宿駅人命救助中のブルーシート内側にスマホを入れ撮影するあさましい奴等

191004mda800faab31c64de48c76348f36fe977_ フリー素材/山手線他駅

■現場駅員もいたたまれず「お客様のモラルを問う」と異例のアナウンスを連呼
2019年10月2日、JR新宿駅で男性がホームから落下し、入ってきた山手線にはねられ死亡しました。救助作業のため現場周辺をブルーシートで覆っていたが、シート下部から内側にスマホを差し込み、撮影する乗客(野次馬)が複数いたという。救急隊は、怪我人が命を落とさぬよう、あるいは軽微で済むよう必死の救助をします。それを盗み撮りするようなことは、普通の人間では到底できません。現場にいた駅員もいたたまれず、「お客様のモラルを問います。スマホでの撮影はご遠慮下さい」と、撮影をやめるよう異例の呼び掛けアナウンスを繰り返しました。撮影を続けた奴等は、何とも言いようのないあさましい人間だ。

おそらくユーチューブ、SNSなどに載せたいのでしょう。ハプニングや笑いを誘うネタならともかく、人命に関わることさえも分別できないのだろうか。そうでなくても危険な場所での撮影、迷惑撮影が蔓延り、社会問題化しています。撮影者は、事故に巻き込まれた方の人権や、立場が逆だったらどう思うかの想像もできなかったのでしょうか。人の生死よりというか人の生死さえも、“インスタ映え”を期待する腐った心が見苦しい限り。気の毒にも亡くなった方は石井宏幸さんで、ブラインドサッカーの元日本代表選手、同協会の副理事長も務めました。石井さんは、視覚障害者のホーム転落事故を防ぐ活動もしていました。なお落下したJR新宿駅(山手線)には、ホームドアは未設置でした。

■パラリンピックが開かれようとしても日本には障害者差別がなくならない
視覚障害者の約半分が、ホームから転落した経験を持っているそうです。投稿者は過去から、ホームドア設置の整備が進まないことや踏み切り事故の多さを気に掛け、記事や資料を集めておりました。いつか、改めてまとまった投稿をしたいと思っております(今後予定)。ホームドアの設置費用は、1駅・数億~数十億円が掛かります。東京では都心部のJRや地下鉄は設置が完了、早くから転落は避けられていますが多摩地区が遅れています。特にJR中央線が手つかずで、完了は10年以上先の2032年頃と言われています。日本の交通政策は間違っており、道路・高速道路の延伸・拡充ばかりに予算が付きます。鉄道会社は民間企業ですが、都心では1日数百万人が利用しており、公共性が極めて高いのです。であるならば、危険を回避できるホームドアや踏切を廃止し立体化工事に、さらなる国の予算・補助金などで促進すべきです。

一方、私達の精神も大きく見直す必要があります。東京オリンピックと共に、「パラリンピック」もやってきます。パラリンピックは障害者の競技参加はもちろんのこと、開催市民・国民へ障害者への理解向上も兼ねています。残念ながら日本国民ほど障害者への理解がなく、軽蔑する風潮がなくなりません。白杖(はくじょう)の方が、“歩きスマホ”の男に当たられ転倒、挙句に「邪魔だ・バカヤロ」と怒鳴られる、酷い例では白杖を折って立ち去る人間さえいるそうです。既号のように五輪パラ組織委員会も呆れる行為~オリンピックとパラリンピックのチケット購入の点字案内さえ作らず、視覚障害者団体から抗議を受けても無視する始末です。2020年東京パラリンピックが開催されますが、日本から障害者差別がなくなるのはいつのことでしょうか。

Sankoub
五輪パラ組織委は点字による入場券購入方法を作成せず視覚障害者にも不誠実
19人殺害の相模原殺傷事件・日本は障害者軽視と差別の風潮を断たねば

Ntopkeiji

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“元筆談ホステス”(障害者)斉藤里恵さん惜しくも参議院選挙比例で当選ならず/少数派

2019年07月23日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会の弱者・人権
“元筆談ホステス”(障害者)斉藤里恵さん惜しくも参議院選挙比例で当選ならず

M20190722

■手振り・身振り・筆談で有権者と繋がり「言葉にならない言葉」で訴えた
“元・筆談ホステス”斉藤里恵さんは、2019年・参議院選挙比例代表に立憲民主党から立候補しましたが、惜しくも当選できませんでした。過去からTV・新聞で大いに話題となったため、皆さんもご存じだと思います。斉藤さんは全く耳が聞えない聾(ろう)者、満足に声を発することもままならない言語障害の中で頑張りました。投稿者は2012年前後に、自叙伝の「筆談ホステス」(ドラマ化もされた)を読みました。2015年に東京北区議会選挙では、2位以下を大幅に引き離しトップ当選・初当選しました。そして今回、国会議員立候補へと打って出たのです。斉藤さんの不幸な生立ち、身障者にとって極めて不利な選挙戦、相当な苦労があったと思われます。次回の選挙こそ、ぜひ当選を願う次第です

4年前の区議会の選挙中に、「耳が聞えず・しゃべれないのに、何で政治ができるのか」(*実際の言葉は、ブログでは書けない汚い障害者差別用語)といった、高齢者にありがちな心無い身体に関する嫌がらせを、直接、何度も受けたそうです(本人には聞こえませんでしたが)。また選挙規則は健常者を前提としているため、様々な壁にぶつかっていました。街頭演説の代わりに、ボードに文章を書いて見せようとしたが、公選法が禁じる「文書図画の掲示」にあたるためNG。また区議選では選挙用ビラは配れないことから、苦肉の策で名刺配りをしました(違反ではない)。名刺の裏や電子ボードで、集まった有権者と“筆談”を続けたのです。手振り・身振りを加え、必死に「言葉にならない言葉」で訴えたのが、有権者の心に届いたと思われます。

■障害者の立候補・議員活動を考えていない政界に風穴を
現在、8歳の娘をもつシングルマザーです。斉藤さんは、1歳10か月の時に髄膜炎が元で完全に聴力を失いました。言葉を覚える前だったので、満足に話すこともできなくなったのです。案の定、中学ではいじめられ、茶髪・たばこ・飲酒・万引き・暴力などお決まりの不良コースへ。その後は青森のクラブで働き「筆談」が人気になるも、快く思わないママや同僚ホステスに妬まれ店を追われることに。17歳の時に憧れの東京へ、銀座の高級クラブの「筆談ホステス」(筆談接待)が人気を呼び、NO.1ホステスとして人生の花が咲くことになったのです。競争が激しい銀座の水商売は、身障者への憐れみ・同情だけでは客は付きません。苦労に耐えた、彼女本来の優しさがあったからと思います。

「私は障害者であり、母です」 「聞こえないからこそ、人の声に耳を傾ける政治家になりたい」と決意し、バリアフリー社会、待機児童ゼロ、女性・子育て支援、高齢者に優しい街づくり実現を目指しています。健常者にはうるさ過ぎる選挙中のスピーカー(連呼)、でも「聴覚障害者には、全く聞えないのです」 「選挙や議会は『音(声)』があることが前提、そのため言語や聴覚の障害者が排除されている」 「ホステスでも政治家でも一般の市民でも、障害者は大きなハンディキャップを負っている」、そうした障害者の声を届けたいと訴えました。北区議員当選後も困難が続きます。本会議の一般質問、委員会審議の際、耳が聞こえない、声を出すことができないので、パソコンの音声読み上げソフトを使った質問、議会に提出する質問状はPCに書き込んでモニターに映し出す方法でした。そんな機械に頼るより規則を改正し、手話通訳者と「代弁者」の2つを認めたらどうかと思いました。投稿者は、聴覚障害者の政界進出を温かく見守っていきたいと思っております。

■山本太郎氏率いる「れいわ新選組」から重度身体障害者2人が当選
今回の参院選で、山本太郎氏率いる「れいわ新選組」から、重度身体障害者2人が当選しました。筋萎縮性側索硬化症(ALS)の舩後(ふなご)靖彦氏、生後8か月で頸椎を損傷し介助者の付き添いを受ける重度身体障害者の木村英子氏です。全身マヒの国会議員は初めて。さて国会議員としての現実は厳しく、斉藤里恵氏の苦難と同様、健常者を前提とした古臭い規則と習慣が待ち受けています。代読、介護者の同行、押しボタン式投票は困難、舩後氏の車いすはサイズが大きい、スロープ設置などの検証が必要です。国会として、障害者へどんな対応ができるか試されています。過去には車イスの国会議員・八代英太氏のために、前例がない衆院議場内に階段昇降機を設置しました。税金は、弱い立場の人に多く使うべきです。そして将来は全国の自治体でも、普通に身障者が立候補・議員活動ができる流れができればと思います。

Sankoub
東京北区議会選挙にトップ当選した“元・筆談ホステス”斉藤里恵さんに期待したい

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ハンセン病家族へ賠償確定、歴代政府の過ちでも安倍首相は頭を下げるべきだ/うるせーオヤジだ!

2019年07月10日 | 社会の弱者・人権
少数派シリーズ/うるせーオヤジだ!

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松尾貴史コラム◇#KuToo 女性にハイヒールやパンプスを押し付ける男社会に違和感/少数派

2019年07月08日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会の弱者・人権
松尾貴史コラム◇#KuToo 女性にハイヒールやパンプスを押し付ける男社会に違和感

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■パンプスは一生女性に腰痛・膝痛など身体的な負担を強いるもの
投稿者の前説/「女らしく」といった古い日本の社会通念や習慣が、様々な男女平等を遅らせ、かつ女性だけに無理強いをしてきました。その典型的なことが、「パンプス・ハイヒール」の強要です。サービス業・接客業などで、強制が蔓延しています。国内大手航空会社の女性キャビンアテンダントの場合、10数時間の国際線でも3~5cmのパンプス着用が求められているそうです。航空会社こそ、CAの長時間の重労働や万が一の事故対応を鑑み、パンプスの強要をやめるべきです。全く機能的でなく足や腰などに負担が掛かる履物を、押し付ける「男社会の体質」こそ、真っ先に変えるべきです。松尾氏の文章によると、歴史的にハイヒールは娼婦や遊女の間に流行った履物だそうです。それこそ男社会の中で今でも女性を商品化し、習慣として飼いならしていることを、また1つ改める時が来たのかもしれません。性暴力被害者支援活動#MeTooをもじった、#KuToo運動が巻き起こっています。

ある資料では、フルタイムで働く女性の82%が足の悩みやトラブルを抱えている回答が出されています。うち45%(複数回答)が「外反母趾」(がいはんぼし)など、足や足指の変形を挙げました。場合によっては、一生、腰痛や膝痛その他身体的な負担を強いるものです。この投稿をご覧になったら、さっそく奥様あるいは彼女に素足を見せてもらって下さい。親指が隣の第二趾のほうに、「くの字」に曲がっていませんか? それが外反母趾です。ハイヒールや幅の狭い靴、つま先が細い靴を履くことによって、足の親指(母趾)のつけ根が大きく曲がってしまったことです。経営者やトップは、お客のために女性にハイヒールを履かせるのではなく、女性社員の一生を慮(おもんばか)って、「パンプス・ハイヒール」をやめさせるべきです。男性を含めた世の中が一体となって、「#KuToo」運動を進める必要があります。

「松尾貴史のちょっと違和感」コラムから抜粋
毎日新聞の日曜版、「松尾貴史のちょっと違和感」というコラムから抜粋した記事をご紹介します。最近のコラムニストも忖度記事が多い中、松尾氏は臆することなく痛快な文章に共感します。
*タイトル付け、文章の省略化は投稿者によるものです。

 ↓ ↓ ▽松尾貴史氏のコラム

■男性にはクールビズを理由にさっさとノーネクタイを認めたのに
あらゆる性被害の告発や、その発生防止を啓蒙する「#MeToo」の運動になぞらえた、「#KuToo」という運動がある。さまざまな仕事の現場で、女性に対してのみ要求されるパンプスやヒールの着用義務について、足や腰のトラブルを生みやすいので、履くことを強制されることへの抵抗として広がってきている。#KuTooは、「靴・苦痛」の語呂合わせにハッシュタグを付けた造語で、俳優の石川優実さんらが署名活動を展開している。・・・(省略)・・・

仕事で履く場合は、大抵の場合、長時間に及ぶだろう。少しずつ慣れるものかもしれないけど、長い間履いていれば、かかとが高く全体重がつま先にかかっているのだから、そこに向かっておりてくる重圧は、外反母趾など足の変形も招いてしまう。重心も不安定で、捻挫を起こしたり転倒したり、ヒールの先端が側溝や下水道の蓋のスリットにはまって抜けなくなってしまったりするなど、さまざまなアクシデントの危険性が高くなる。椎間板(ついかんばん)ヘルニアや、骨格のゆがみなどによる妊娠機能低下まで招きかねないという。・・・(省略)・・・

この動きに問われた根本厚労大臣は、「社会通念に照らして、業務上、必要かつ相当な範囲」での着用義務を容認するような国会答弁をした。ハイヒールが必要な業務とは何か、具体的に教えて欲しいものだ。女性の権利改善に関しては、消極的な「お偉いさん」が多いことに驚かされる。一方、男性はクールビズなどでネクタイを着用しないことについて寛容な雰囲気が浸透してきたが。・・・(省略)・・・

■そもそもハイヒールは歴史的にヨーロッパの高級娼婦や遊女が履いていた
そもそも、ハイヒールという不思議な履物はいつ生まれたのだろう。一説には、紀元前の時代に、アテネで遊女が履いていたという話もある。同業者より目立つため身長を高く見せようして履いたのだろうか。15世紀にイタリアやスペインで、貴族や高級娼婦の間ではやったともいう。その後、街中の汚物を踏まないように履いたとか、ルイ14世が背伸びがわりに履いたなど、解釈によってはさまざまな人々が、さまざまな場所で履いていたわけだし、女性だけのものでもなかったらしい。ところが機能的ではないので、男性は履かなくなってしまい、女性だけのものとして定着したという。・・・(省略)・・・

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