皆様ごきげんよう。メールチェックしてみたものの、ヤフオクの出品者様からまだレスが来ていないので凹んでいる黒猫でございます。・・・わ、わたしちゃんと返信したよね・・・?どうなってるの。これじゃあどうあがいても諸々のことは来週になってしまう。あーあ。
ええと、今日はまず月曜日に観た試写会のレビューから。
『幸福な食卓』
いつもと変わらないある朝。朝食の席で中学3年生の佐和子(北乃きい)の父親弘(羽場裕一)が突然「父さん今日で仕事(=教師)辞めて、父さんを辞める。やりたいことがあるんだ」と言い出す。驚く佐和子だったが、兄のナオ(平岡佑太)が「いんじゃないの」と受け入れたので、自分も何となく同意する。かつて父は自殺を図ったことがあり、それが遠因なのか母(石田ゆり子)は家を出て別居中だが、今でも食事を作りに来たり、家族との仲はよい。兄は兄で天才と呼ばれたにも関わらず大学に行かずにいきなり農業を始め、家で鶏を飼い始めた。
少し変わった家族に囲まれた佐和子だったが、ある日、佐和子のクラスに大浦勉学(勝地涼)という名の転校生がやってくる。勉学はクラス委員ゆえに色々世話をすることになった佐和子に、「お前の兄さん天才って呼ばれてたんだってな。名門西校に合格するために、俺はとりあえずお前をライバルとみなすよ」と宣言するような変わった少年だった。気さくな勉学に次第に好意を持つようになる佐和子。めでたくふたり揃って西校に合格し、クラスは分かれたもののその後も親しく付き合い、やがて正式に付き合うようになるが・・・?
というようなお話。
瀬尾まいこさんの同名小説の映画化だそうです。
中学から高校にかけての、思春期の甘酸っぱくもほろ苦いお話でした。
つまらなくはなかったですが、映画にすることもなかったかも・・・とか思ってしまいました。ちょっと地味かな、題材が。2時間ドラマとかでもよかったような。でも2時間ドラマはジャンル的にこういう話だと視聴率取れないから無理なんでしょうか。でも本で読んだらきっと面白いと思います、読んでないけど(笑)。何と言うか、映像としての見ごたえは少ない、かな。
でも主人公たちをはじめ、クラスの生徒とかも結構普通っぽいし、地方が舞台だったせいか、中学の制服のスカート丈が中途半端に長いのがリアルな感じがしてよかったです(笑)。
あとラストのミスチルの歌(「くるみ」)は歌詞が映画にしっくり合っていてよかったです。
あと、多分こんなこと思ったのはわたしだけだと思うんですが、勉学役の勝地涼の台詞回しとか間の取り方はえなりかずきに似てるなあと思いました(かなりどうでもいい)。あ!あと勉学の弟。このキャラ光ってた(笑)。ほんのちょっとしか出てこないんですが、クワガタに夢中という設定がひと目でわかりました。あの服は『ブリジット・ジョーンズの日記』のマーク・ダーシー初登場時くらいのインパクトがありました。どこで買うんだアレ。もしやお手製?
中高生の爽やかカップルは一緒に観に行くといいと思いますよ~(爽やか限定かよ)。