ガチャピンのHAPPY LIFE 2

日常生活で感じたままに綴っています。

「クレオパトラとエジプトの王妃展」

2015-09-06 20:28:55 | 旅日記
催事の情報を見ていて、
「クレオパトラとエジプトの王妃展」に目が止まり…
10月から大阪でも開催されるので距離的には近いが、
10月からはスクーリングがあり、忙がしいかな…
と、思いまして、東京での最初の予定に…

新幹線の車窓からは曇り空でしたが、
上野駅に着いたら、日がさしていて暑いくらい…
東京国立博物館は初めてです。

エジプトの歴史に詳しいわけではありませんが、
古代エジプトの展覧会には興味そそられまして…
今回の展示では、
ハトシェプスト、ティイ、ネフェルトイテイ、
そして、クレオパトラの四人の女性にスポットが…
ハトシェプストは王としてエジプトに君臨した女性。
王妃時代の像とファラオとなってからの男装の像の
両方が展示されています。
王妃時代は女性らしい優しい表情が
男装の女王となってからは凜とした表情に…
その違いに、彼女の人生に思いを馳せたり…

ティイはツタンカーメンの祖母にあたる人物。
ティイの息子であるアメンヘテプ4世の
王妃がネフェルトイテイで、
古代エジプトを代表する美女といわれています。
レリーフや頭部の像は写実的で
ネフェルトイテイが端正な美人だったと推測されます。
そして、古代エジプト最後の女王クレオパトラ。
彼女のものといわれる頭部像がありましたが、
何故か、鼻の部分が欠けている…
“クレオパトラの鼻がもう少し低かったら…”
という言葉がありますが、
鼻の印象で確かに顔の雰囲気も変わりますよね~。
あれこれとお顔をイメージしてみたり…

女性の装飾品も多く展示されており、
やはり皆さん興味津々!で、そこは人だかりが…
私が興味を持ったのはハエの形を模した首飾り。
どんなものにも向かって飛んでいくハエの様は
とても勇敢なものとされていたようで
功績のあった兵士を讃えて贈られたそうです。
実際には小さなV字型でハエには見えませんが…
この時代、男女とも目の周りを縁取っていたとかで
今でいうアイシャドーやアイラインですが
その化粧容器があったり、
椅子とか寝台等の生活品や、
花形の模様の装飾タイルとか、興味惹かれる物ばかり。

その中で…王妃ネフェルトイテイの冠から
アムネリスを思い浮かべ、
ヌビア人の召し使いという像に、アイーダを…
2回しか観ていない四季の「アイーダ」ですが、
こんなところで思い出すなんて…(^^ゞ


最後はミュージアムショップへ。
アビステとコラボしたネックレスやブレスレットが
ありましたが、華奢な雰囲気で私には不向きで諦め…
購入したのは、鼓月の千寿せんべい。
クレオパトラ他3名の王妃や女王のイラストが
描かれていました。食べるのがもったいない…
左は漫画「王家の紋章」とコラボのミニガイド誌。
「王家の紋章」は読んだことがないのですが、
4人の王妃や女王の事が分かりやすく記してあり
展示品の写真も載っているし、○でした(^-^)v

そうそう、展示の最後に
クレオパトラが亡くなった日の夜空が再現されています
この前日の夜空は彼女が最後に見た夜空…
どんな思いで星を見ていたのでしょうね…
と、私は違う観点から思いを馳せてました。



こちらは、東京国立博物館の表慶館。
来週からブルガリの回顧展があるそうです。
本当はこちらも見たかったのですが、
来週は都合がつかず…ちょっと残念です…
コメント (4)
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