ひでさんの気まぐれ日記

旅の様子や趣味を書いていきます

鉄印帳函館秋田 2日目

2023-01-21 23:10:39 | 鉄道

2日目は早起き。
部屋からは函館山が見渡せます。
 

このホテルの名物は何といってもイクラ乗せ放題の海鮮どんぶり、イクラ、海老、サーモン、イカ、まぐろのたたきなどを乗せ放題!
といっても節度を持って綺麗に盛り付けしました。そのほか焼き物、デザートなども充実していて大満足の朝食となりました。

  
9:00函館駅発札幌行の特急北斗に乗り込みますが下りるのは2つ先の新函館北斗、新幹線に乗り換え新青森を目指します。
時間があれば札幌にも行きたいところですが。

 
今日の目的は秋田内陸縦貫鉄道に乗って阿仁合で鉄印を貰うこと、新青森で新幹線からJR奥羽本線に乗り換え鷹ノ巣駅へ到着。JR鷹ノ巣駅を出て右に曲がり少し歩くと秋田内陸縦貫鉄道の鷹ノ巣駅となります。阿仁合までの切符を買い2両編成のディーゼル列車に乗り込みます、昔ながらのボックスシートに収まると窓際にある小さなテーブルに路線図が書いてありました、これなら今どこら辺にいるのかがわかってとてもありがたいです。

  
車窓からの景色は一面の銀世界、雲の間から太陽も顔を出しているのでとても見晴らしがいいです。
車内は犬の写真が沢山飾られている秋田犬仕様でした。

  
阿仁合に近づくにつれ太陽も隠れ雪が降りだし阿仁合に着くころには本格的な雪模様となりました、阿仁合に着くとここで1両連結して3両編成となるとのこと、せっかくなので連結の様子を見学してから駅構内へ。まずは鉄印、現在基本の秋田内陸縦貫鉄道の鉄印のほか「秋田内陸線ものがたり」として5種類の駅名の入った鉄印が販売されていましたので、通常版と奥阿仁の2つの鉄印を購入しました。ちょうど昼時なので阿仁合駅内にある食堂へ、券売機でお目当ての比内地鶏丼を探すが売り切れ、仕方ないので稲庭ラーメンなる正体不明のラーメンを注文しました。食べた感想はただ素朴で美味しいラーメン、稲庭うどん感は感じられませんでした。

 
角館行きの列車までまだまだ時間がありますが、この雪深い中行くところもないので駅そばにある内陸線資料館やスーパー丸伊を覗いてから駅の近くをぶらついていると車庫に停車中のラッセル車が、私の住んでいる地域ではお目に掛かれない車両です。

 
角館行きの列車までまだまだ時間がありますが駅構内には何故か外国人(韓国人?)が多く集まってきました、何を目的にこの山奥まで来たのか?駅外からやってきたのでスキー場かどこかからの帰りなのか?
1階は人が多いので駅2階にあるフリースペースでしばし外を眺めながら過ごします、同じような人が何人かいました。

 
阿仁合から角館へは急行もりよしで向かいます、急行は別途急行料金がかかるので駅員さんに急行で角館までと告げるとちょっと間をおいて、秋田内陸ワンデーパス Bタイプ(阿仁前田温泉駅~角館駅間有効)のほうが料金がお得なのでこちらにしますねと言おうことでお願いしました。阿仁合-角館間は運賃1300円+急行料金320円の計1620円、ワンデーパスは急行も乗り放題で1500円、ありがたいです。しかも3/31迄の期間で1日有効なワンデーパスB(リピーターチケット)をもう一枚貰いました、何とお得!でも来ないか。。。
急行もりよしは観光列車で窓も広くアテンドさんも乗り込み地元の名産などを販売していました、乗客一人一人にアテンドさんからうれしいプレゼントが、こういうおもてなしは嬉しいです。

  
車窓から秋田内陸縦貫鉄道の醍醐味でもある雪が降りしきる山々を眺めながら車両は進みます、ずっと見ていても飽きない素晴らしい風景の連続ですが、アテンドさんが見どころなどを車内アナウンスしてくれて、その中でも絶景箇所では車両の速度を落として運航してくれます。

  
夕方になると青空も顔を出し夕日に輝く雲の絶景を望むこともできました。

 
角館に到着後少し時間を作って武家屋敷通りへ向かいますが、特にライトアップされている様子もなくすっかり日も暮れてしまったので、前回寄ったお土産物屋さん角館こだわり蔵でいぶりがっこを買うことに、ここで事件が。この店は駐車場の周りに食堂、土産物屋、コンビニが集まったエリアで雪を溶かすためかホースにあけた穴から水が出てます、雪道では十分注意していたのですが食堂前のコンクリート+水+スロープで右足がスリップと共に左足で踏ん張ったらこちらもスリップで見事に転倒、怪我は有りませんでしたがズボンと手袋はびしょびしょ、無事にいぶりがっこは買えましたがそのまま真っ暗な武家屋敷通りを歩く気力もないので薄暗い武家屋敷通りを見て引き返すことにしました。

 
新幹線の時間よりもかなり早く駅に戻ってきたので駅弁を購入し待合所で新幹線こまちを待ちます、なんだかんだで充実した函館-秋田旅となりました。

 
今回の鉄印

 


鉄印帳函館秋田 1日目

2023-01-20 22:22:56 | 鉄道

鉄印帳函館秋田 1日目
大人の休日倶楽部パスを利用して1泊2日で函館-秋田を巡ってきました。
目的は2つ、美味しい食事と鉄印です。
朝一番の[はやぶさ]に乗って一路北海道を目指します、[はやぶさ]と[こまち]は連結されているので先頭は[こまち]車両ですが私が今日乗るのは[はやぶさ]です。
 
新幹線開業前に青函トンネルを普通列車で通過したかったのですがそれは叶わず、初めての海底トンネルは新幹線での通過となりました。

 
さっそく今回の目的の鉄印を貰うため終点の新函館北斗でなく木古内で途中下車します、ここで木古内は駅でなく駅前の[道の駅 みそぎの郷きこない]で鉄印を頂くというちょっと変わったスタイル。道の駅内はおみやげ物や地域の特産物、観光案内コーナーなどがあり、鉄印貰いに来て木古内を素通りせずにちょっと見ていってねという事だと思います。まんまと可愛いシマエナガのキーホルダーを購入しました。


 
少し道の駅内を徘徊した後、道南いさりび鉄道に乗車します。

 
車窓から曇り空の冬の海を眺めながら、有名なトラピスト修道院の最寄り駅「渡島当別駅」を過ぎて函館に到着したのはお昼過ぎ、まずは市場に向かいます。
明日は早めの出発となるので今日中にお買い物という事で、あらかじめ調べておいた自由市場に雪の中歩いて向かいました。今日は気温が高めで雪が溶けて足場の悪い中自由市場に着きざっとお店を見て回ってから宅急便センターへ、ここでは各店舗で買い物をした後にこの宅急便センターから送れるという事がwebに書いてあったのでここに来たのですが、何と「梱包発送は行っていません、各店舗にてご依頼ください」との張り紙が、自由市場は店舗によって得意な商品が異なるので1店舗でというのはきつい、という事で自由市場はあきらめてまだ開いているであろう(お昼あたりから閉まり始める)函館朝市へ路面電車を使って向かいました。目指すはこれもwebで調べておいた安岡商店、行ってみると「安岡商店」と書いてある看板の下は食堂、海産物を売っているようには見えないので???と戸惑っているとお姉さんが声をかけてきました、隣の海産物屋さんの人で店頭にもイクラのしょうゆ漬けが並んでいたのでそこで買うことにして店の中に入ると隣の食堂と繋がっていました、つまりここが「安岡商店」、いい買い物ができました。

 

おなかが空いているのにここで海鮮丼を頂かなかった理由は以前から行きたかったところがこの先にあるからです。
ラッキーピエロは函館市民なら知らない人はいないハンバーガーチェーン、TV等で時々見てハンバーガー好きの私としてはどうしても行きたかったのです。ラッキーピエロは遊園地みたいな佇まいのお店、店の前に立つだけでなんだかワクワクします。お店に入ると左側にはラッキーピエロお土産コーナーがありカレーやマグカップをはじめ沢山のオリジナル商品が並んでました、お土産は帰りに買うとしてまずは注文カウンターへ。

 
注文したのは店の一番人気チャイニーズチキンバーガーを中心とした「ダントツ人気NO.1セット」バーガーのほかマグカップに入ったポテトにチーズがトッピングされウーロン茶と共に、ベイエリアの風景を横目に見ながら至福の時間を過ごしました。ここは面白いスタイルで、カウンターで注文をしてから席へ向かい、席が確定したら注文番号が書かれた紙に座席番号を書き込んでポスト?に投函します、すると商品が出来上がったときに番号を書いた座席に店員さんが持ってきてくれるという何とも賢いスタイルでした。

ホテルチェックインまで少々時間があるので少しぶらぶら、この日は気温が高めで雪が溶けかかって歩きづらいのでラッキーピエロの前にあるレ・ディ・ローマでジェラートを頂いた後、金森赤レンガ倉庫内でしばしぶらぶらしてからホテルに向かいました。

本日宿泊するのは「ラビスタ函館ベイ」

 
ホテルにチェックインしてさっそくお風呂へ、ここラビスタ函館ベイには展望の良い露天付きの大浴場があり旅の疲れを癒します、一般的なリゾートホテル(温泉街のホテルではない)の大浴場は単純温泉かただの沸かし湯が多いと思いますが、ここのお湯は茶褐色で伊香保温泉の赤湯の色に近い泉質でした、海際の景色を見ながら温泉に入るというのは何とも贅沢です。本日これから天気は大荒れの予報なので穏やかなうちに露天風呂で景色を見ながらゆっくり過ごしました。湯上りにはアイスの無料サービス、休憩処でアイスを食べながら函館山を眺めることができるという何とも至れり尽くせりです。

 
部屋はシングルですが小さな窓からは函館山が見渡せなかなか居心地はいいです、ここのホテルの部屋珈琲はなんと珈琲豆とミル+ドリップ用品一式が置いてあって自分で豆を挽いてドリップするという何とも贅沢な仕様。毎朝コーヒー豆挽きからスタートする私としては何とも有りがたいサービスです。

 
しばらく休んだ後少し離れたお店へ歩いて向かいました、もうすでに風雪も強くなってきて降りしきる雪の中、スーパーマーケットに一時避難しながら開店時間と同時にお店へ、ここ「吉田商店」はスープカレーのお店、商店と付くこのお店は何となく昭和のイメージが漂う雰囲気のいいお店です、頼んだのはやわらかチキンレッグカレーの地辛(レベル4)、結果あと2つくらい上(炎辛)でも良かったかな、でも久しぶりの北海道スープカレーは美味しかった。

  

予定通り帰りは路面電車で、北海道の路面電車はクラシカルな路面電車で佇まいも走行音もいい感じです。
ホテルに戻ってしばらく休んでから本日の夕食2回目はジンギスカン羊羊亭で。すでに予約済みで席が空いたとの電話が来たのでコートも着ないでシャツのまま向かいます、洋洋亭はホテルの出口を出てすぐなので衣類に匂いのつくジンギスカン屋にはシャツで十分。ビールと生ラム1人前を注文しこれも久しぶりの北海道ジンギスカンに舌鼓、流石に夕方スープカレーを頂いているのでゆっくりと1人前を堪能してお店を後にしました。お会計をして驚いたのはレシートにラビスタ函館ベイの文字が、そうここはホテル直営のレストランだったのですね。

  

ジンギスカンを堪能した後は部屋のシャワーでジンギスカンのにおいを落とします、その後やることもないので2回目の露天風呂!と思いましたがもう既に外は嵐の予感、露天の瓶風呂に浸かりながら体はポカポカ、頭は冷たい強風で凍るように冷たいという状況に耐えられなくなり中に避難しました。明日は早起きなので早めに就寝します。