ひでさんの気まぐれ日記

旅の様子や趣味を書いていきます

中山道9 2日目

2018-05-06 17:52:00 | 街道歩き
2日目は和田峠、和田宿を7時半ごろに出発。

昨日の作戦通り湧水をペットボトルいっぱいに補充しようとしてしゃがんだらビリッ!ズボンが破けました、長い間山や街道で酷使してズボンもいっぱいいっぱいだったようです、汗だくのまま帰るのも何なのでという事で予備に持ってきていたズボンにバス停で着替えてさあ出発。

暫く一般道を進むといよいよ今回の旅のハイライトである和田峠の入り口、これから山道となります。


ここで靴も履き替えます。
わたしは長時間歩くと踵が痛くなってしまうので、アスファルトの上を長時間歩くときはリーボックのDMX-MAXと決めてます、今ので4代目くらいです。しかしこれは山道に向かないのでニューバランスの503に履き替え、さすがに山用はがさばるので。

暫く山の中を進みますがそこは街道、険しい山道のような道ではありません。


暫く歩くと一般道に出てそこには接待(和田峠永代人馬施行所)がありちょっとした休憩が出来ます。


ここにも水場が有ったので水を補給です、和田は水には困りませんが、実は和田峠前後は売店はおろか自販器も無いので昼食は民宿で作っていただいたおにぎりが頼りです。

接待を超えると渓流沿いの道が続きとても気持ちのいい山歩きです。








峠には
東餅茶屋と西餅茶屋が有ります。
東餅茶屋はこんな感じの廃墟で今はやっていませんでした、途中出会った女性たちは餅茶屋の餅を楽しみにしていた様ですが、西の茶屋は史跡でした。碓氷峠は峠下にドライブインみたいなひなびた餅屋が一件、峠上には立派な茶屋が今も健在ですのでちょっと残念。
ちなみに写真の自販機も使われていません。


途中国道をくぐる為のこんな道もありました。


和田宿から峠までは見どころ満載で登りは大変ですが、気持ちよく頂上まで行くことが出来ました。

峠の頂上からは南アルプス?か雪をかぶった山々を見ることが出来ました。




問題は下り諏訪方面、見どころもあまりなく延々と下る感じで西餅屋茶屋跡という少々開けたところに朽ちかけた木のベンチが有ったので昼食タイム、先ほど追い越した女性2人組も到着し、残念な西餅茶屋跡を見ながらおにぎりをほおばりました。




街道などでと書いたけど下りは結構道幅も狭くこのような危険な個所もありました。


下諏訪には2時半ごろ到着、

民宿で出会ったご夫婦(上諏訪在住とのこと)に教えて頂いた塩羊羹を購入し、下諏訪大社でお参りをし駅から上諏訪へ。


鷺の湯というホテルでひとっぷろ浴びてさっぱりしたところで少々諏訪湖見物。

帰りは新型のスーパーあずさで。





中山道9 1日目

2018-05-05 17:43:00 | 街道歩き
中山道9回目、前回から2年と間が空きすぎです。

今回は八幡宿からスタート。

八幡宿を抜けると142号線に合流します、脇道のちょっとした集落を抜けた後に山が、車道はトンネルに入りますが中山道はわき道にそれてちょっとした山越えとなります、その峠を越えると望月宿です。


望月宿には街道の雰囲気を色濃く残す歴史のありそうな建物がいくつも残っていました、この建物「犬神家の一族」や「君を忘れない」でしようされた旅館とのことです。


注目は茂田井間の宿、中山道の望月宿から芦田宿へと続く旧中山道の間の宿であり中山道の宿には出てきませんが、今回の旅の中で一番昔の雰囲気を色濃く残している宿でした。
しかし他も引けをとらず、望月宿から和田宿はどこも宿場町の雰囲気を色濃く残しています。
ここには武重本家酒造や大澤酒造などの酒蔵が有り、大澤酒造には資料館などが有り見学ができました。
ちょっと試飲しましたが歩き旅なので酒を買うわけにもいかず。。。





芦田宿に入ると本陣が今も残っていました、現存している建物は寛政十二年に建て替えられた客殿のみという事ですが、当時の本陣の建物が残っているだけで大変貴重です。



芦田宿をでると笠取峠でここは松並木が残されていますが、ここの峠が延々と緩い登りが続くので地味にダメージを受けました。松並木を抜けると一般道の歩道を延々と上り続けます。


長久保宿です。
ここは宿場町が一直線に続いた後に左に90度曲がります、昔からこうだったのか謎ですが両脇に古い建物が続くのでそうなのか?

ここには珍しい建物が2つ、一件は屋根の上に石がたくさん乗ってます。


2件目はこれ、うだつが上がらないのうだつです、当時は結構賑わっていたことがうかがえます。


和田宿の手前に気になる店が2つありました。
一件目はすでに売り切れで閉店後だったのですが卵のお店らしいです、入って見たかった。


2件目はこの旅で事前にチェックしてあったお店で中山道より200mほどそれるのですが古民家パン屋さん&カフェのむく堂、パンを買ってカフェオレと共に中のカフェスペースで頂きました、パンは温めてくれます。また来てみたいいい感じのカフェでした。実はここ、本日のお宿のすぐ近くなのですが今日は和田宿まで行きたいのでお宿はスルーします。




いよいよ和田宿、和田宿に入ると所々に水場が有ります、滾々と流れているのですが飲める水なのか?
で和田本陣に到着し見学がてら聞いてみると和田宿に沸いている水場はすべて飲用可能とのこと、明日はここで水補給してから峠に向かうことにします。


本日お世話になる民宿みやは和田宿近辺唯一の宿、中山道歩きの宿泊者が多いらしく前日は満室で日程変更での中山道チャレンジでした、本日の宿泊者は私含め2組3名、民宿のご主人のご厚意で、もう1組のご夫婦と夕朝食一緒の席となり楽しくお話させて頂きビールまでごちそうになりました。