少し前のことですが、ある人と消費税増税の話しをしていたら、その人は大きな勘違いをしているようです。
以下問答形式で、数値に関してはわかりやすく変更しております、その方をAさんとします。
私「消費税が5%から8%へ変更になると納税額が増えてキツイですね」
A「でもたった3%だけだろ、大したことないよ」
A「ウチは毎年ほぼ同額で50万円払っているんだ、だから3%増えるって事は51万5千円になるって事だ、別に大したことないよ」
私「Aさん、それは違いますよ、計算上約80万円になるんですよ」
A「え~?」
会計方法はいくつかありますが、一般的に私たちは販売時にお客様から預かる消費税から仕入れ時に支払っている消費税を引いた金額を支払うのです。
つまり、Aさんが税抜100円の商品を仕入れると税込108円(消費税8円)支払うことになります。
それをAさんが税抜200円で販売すると税込216円(消費税16円)受け取ることになります。
この一連の売買だけで考えると、16(円)-8(円)=8円、Aさんの納税額は8円になります。
※年商が1千万円未満の場合は免税となります。
では、5%の時はどうだったでしょう?
仕入れ:100円+5円(消費税)、販売:200円+10円(消費税)
10(円)-5(円)=5円
Aさんの納税額は5円です。
ですからAさんは、5%の時は5円の納税でしたが、8%になると8円になるのです。
つまり概算で5%時に50万円納税していたAさんは8%だと80万円になるのです。
もっとも仕入れ金額が単純に3%増の8%になるとは限りませんので、多少の差異は発生するでしょうが、概算で納税額に関しては60%増になるのです。
消費税については苦い経験があります。
店を始めた初年度、8月下旬から開業しましたのでまだ消費税の納税義務はありません。
翌年度から売上が1千万円を超えました、しかし実際には消費税を支払い始めるのはその2年後からなのです。
納税しなければならないのは分かっていますが、その金額を準備なんてしていなかったのです、年初に申告を済ませ、後に支払い消費税額の確定をします、で、それを見て、げげげ…どうしよう…となってしまうのです。
支払わなければならないモノは支払わなければならない、ですから何とかやりくりして支払いましたが。
こんな事があったので、昨日のブログにも書きましたように、店の運転資金の口座以外に準備金として積み立てておく別の口座が必要だったのです。
消費税が5%から8%に…たった3%です、サラリーマン・公務員の方は支払い時に3%増えるだけですが(年間で考えると結構な金額になります)、事業主は納税の時期がやってきて、その額の大幅な増加を認識させられて唖然としてしまうのです。
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