愛の輝きとつぶやき

写真、アート(絵画、書、詩)日記

「親による躾」

2015-09-06 21:26:31 | 今に生きる

 「親による躾」

 

 日本古来の家族の形態が崩壊して、「核家族化」が進んできて久しいですが、

 親から子へと連綿と受け継がれてきた家の教えが断絶してしまいました。

 人の心が形成される過程で最も大切な「親の躾」がきちんと行われなく

なっています。

最初の基礎教育が脆弱だと、心は乱れやすくなります。

 問題は、その教える人の心が乱れていることです。

 人を教え、導く立場の人は、いっそうの心の修練が必要です。

 

基本となるのは、その人が育った家の教えです。家庭の育ち方が

どうだったかによります。

お金持ちだとか、貧乏だからということは関係ありません。

  

戦後、日本人は個人の自由を追い求めて、

家族という何事も助け合って生きるための場所を、自ら手放してしまいました。

 その結果、今日では、不安と不満がイジメという形で蔓延しています。

 未成年が深夜に町を徘徊しても、なんにも心配しない親、家族の在り方は

どうなのでしょうか。

 果ては、老人の孤立、孤独死という環境がいいわけがありません。

 

すべては親の躾から始まっています。

善悪の判断が分からなくなっているのです。

自由のはき違いがそうさせているように思います。

家族の在り方が人生の道のりを決めていっています。

 

親の子供への躾は、まず、

自分自身への躾を常日頃からしていかなければならないと思います。

親の自覚、自律が大切だと感じます。 

 


「この世で死んでもあの世で生き続ける」

2015-09-05 01:07:52 | 今に生きる

「この世で死んでもあの世で生き続ける」

俳優の故丹波哲郎氏が晩年、死んでもあの世がある!魂は生き続ける!

と力説して、書籍、雑誌、講演と忙しく行動されていました。

霊界の宣伝マンとも言われました。

突然とも思える霊界の話に、あの頃そのことを耳にしたかたは、

どう思ったでしょうか。

何パーセントの人が信じただろうか。

何パーセントの人々が目覚めただろうか。

この世の肉体はどんな偉い人でも、必ず朽ちていく運命にあります。

どなたでも死は免れないということは、皆さんご存知なわけです。

ただし、肉体の死が魂の死ではないということを本当に理解している人が

何人いるでしょうか。

現状を見る限り、死んだら終わり、と思って生きている人々が多いのではと

感じます。

だから死にたくないと不安に思ったり、死ぬのは怖い、と思ったりします。

また、死にたい、死んでやる、と口走ってしまう人もいます。

自殺する人は、死んで楽になると思っているようですが、それは、

とんでもなくて、

今生の数十倍の苦しみを延々と味わうそうです。

まさに地獄にいるのです。

 

死んだらこの世の生き方、思いがそのまま霊体として生き続けるのです。

しかも同じ思いの魂同士が集まっている世界に移行するのです。

何事にも執着しているエゴ丸出しの人は、隠すことができませんし

苦しいのです。飢餓感のなかで生き続けるのです。

これも低い次元に固定されてしまいます。

ですから、

この世の肉体があるうちに、心をキレイにしておくほうが楽しい世界に

行けるわけです。つまり、安楽なのです。


この世の期間限定の寿命のうちに、良心に恥じない生き方をしていくことが

人間として地上に生まれてきた意味でもあるのです。

この世に生きているうちは、今からでもやり直せるので、

遅いという事はありません。

 


「人は他人と比較して生きている」

2015-09-01 20:59:33 | 今に生きる

「人は他人と比較して生きている」

だから、いつまでも心が安心できないでいる。

歩いていても、向こうからくる見ず知らずの他人に意識を向けている。

服装、髪型、化粧、持ち物まで一瞬にして評価し、判断している。

ましてや、電車の中では沢山の人々に目を向けている。

そのときの感情によって、負けたとか勝ったとか、落ち込んでみたりしている。

まるで他人のために生きているようです。

これでは本当の自分を生きていないのではないか。

本人は自分を一生懸命生きて頑張っていると思っていますが、

絶えず脳も心も疲れた状態で

あれこれ考えているようです。

 

本当に心身が楽な状態になるには、他人と比較をしない生き方が

出来ればいいのではないでしょうか。

他人は他人、自分は自分です。

自分がどうしたいのか、どう生きるのがベストなのか、

自分の内側の心に問いかけて判断していけば、

後悔がないのではないかと思います。


一瞬一瞬を自分はどう判断しているのかを、チェックしてみると

自分の心のあり方が分かります。