という訳で海へ出かけました
今日の逗子はほとんど風も波も有りません
セイルも準備したのですが数名のWSが微風の中を漂っているのを見て
WSはあきらめてスタンドアップ・パドルボードにしました。
こんな感じです、ボードの上に立ってパドルを漕いで進みます
小さなボードの上に立っているだけでバランスが悪いのですが
パドルで漕ぐと更にバランスが難しいですが、ある程度進むと安定します。
上手い人はこれで波乗りします、凄いバランスです。
風が無いのでWSは誰も沖に出てません
風も波も無く静かな水面を一人でのんびりユラリユラリと沖に出ます
パドルの音だけがチャプチャプ聞こえます
カモメの群れが沖でお昼寝中です
時々直ぐ近くで魚が大きくバッチャンとジャンプします。
今日もガスっていて残念ながら富士山は見えませんでした
風の無い日も海の上のお散歩ですっかり癒されてきました。
沈まぬ太陽
2009年/日本
現在進行形リアル
tatsujiiさん
男性
総合 75点
ストーリー 70点
キャスト 75点
演出 70点
ビジュアル 70点
音楽 70点
何というタイミングだろう、連日JALについての報道が見られる中、
公共的な航空運輸業とはいえ一民間会社の経営に国がチームを送り込み
経営再建に乗り出すという異常とも思える出来事が起きている。
不思議に思って報道を見る毎日だったが、原作およびこの映画を見て
改めてJALの企業体質や政治との癒着などが小説の世界ではなく現実であり
今も変わらないのではないかと感じた。
監督:若松節朗
出演:渡辺謙、三浦友和、石坂浩二、鈴木京香、松雪泰子
原作:山崎豊子の同名小説、累計700万部を超える大ベストセラー。
沈まぬ太陽 - goo 映画
人気作家・山崎豊子による同名ベストセラー小説を
壮大なスケールで映画化した社会派ドラマ。
日本が経済大国へと急成長した激動の時代を背景に
巨大企業に翻弄されながらも自らの信念を貫く男の姿を描く。
国民航空の労働組合委員長・恩地(渡辺謙)は職場環境の改善に奔走した結果
海外勤務を命じられてしまう。
10年におよぶ孤独な生活に耐え、本社復帰を果たすもジャンボ機墜落事故が起き
救援隊として現地に行った彼はさまざまな悲劇を目の当たりにする。
そして、組織の建て直しを図るべく就任した国見新会長(石坂浩二)のもとで、
恩地は会社の腐敗と闘うが……。(シネマトゥデイより)
何というタイミングだろう、連日JALについての報道が見られる中、
公共的な航空運輸業とはいえ一民間会社の経営に国がチームを送り込み
経営再建に乗り出すという異常とも思える出来事が起きている。
不思議に思って報道を見る毎日だったが、原作およびこの映画を見て
改めてJALの企業体質や政治との癒着などが小説の世界ではなく現実であり
今も変わらないのではないかと感じた。
原作の小説はフィクションだと断りながらも明らかにモデルとなる会社と
事件を背景としているし主役のモデルも実在の人物に取材している。
主役の恩地(渡辺謙)が会社の中で抑圧され追い詰められて人間性を破壊
されそうになりながらも最後まで信念をつらぬく男を演じている。
渡辺謙が初日の映画公開の舞台挨拶で思わず号泣したと言われるが
この辺りの演技の心理状態を思い出したのであろうか。
小説は全5巻の大作のため、日本映画には珍しい3時間20分の超大作となり
10分のインターミッションが有る。
狼の死刑宣告
2007年/アメリカ
アメリカの銃社会
tatsujiiさん
男性
総合 70点
ストーリー 70点
キャスト 75点
演出 70点
ビジュアル 70点
音楽 70点
シュワちゃんの映画や、『96時間』では主役が
元グリーンベレーだったり、元CIAだったり銃の扱いなどに
プロの設定が多いが、この映画では温和なごく普通の父親が
暴力と破壊の世界へ巻き込まれていく様子をケビン・ベーコンが
リアルに演じている。
この映画と同様に『グラン・トリノ』でも普通の市民が
ギャングの暴力に巻き込まれるが、それに立ち向かうのは
やはり銃と暴力しかないのか、
アメリカの銃社会から抜けられない現状を見る思いがした。
監督:ジェームズ・ワン
出演:ケビン・ベーコン
狼の死刑宣告 - goo 映画
保険会社に勤めるごく普通の男ニック(ケビン・ベーコン)
自慢の息子、ブレンダンのアイスホッケーの試合の応援に行った帰り道で
立ち寄ったガソリンスタンドでギャングの襲撃に出会い
ニックの目の前でブレンダンが殺されてしまう。
犯人は捕まるが裁判では納得のいく刑罰を与える事が出来ないことを知り
法廷で裁くことをあきらめたニックは自らの手で犯人への復讐を果たす。
息子の復讐を果たした相手はギャングのボス、ビリーの弟だった
ビリーは弟の復讐にニックの家族までを巻き込む
暴力と復讐の連鎖は止められずギャングとの戦争になっていく・・・。
シュワちゃんの映画や、『96時間』では主役が
元グリーンベレーだったり、元CIAだったり銃の扱いなどに
プロの設定が多いが、この映画では温和なごく普通の父親が
暴力と破壊の世界へ巻き込まれていく様子をケビン・ベーコンが
リアルに演じている。
この映画と同様に『グラン・トリノ』でも普通の市民が
ギャングの暴力に巻き込まれるが、それに立ち向かうのは
やはり銃と暴力しかないのか、
アメリカの銃社会から抜けられない現状を見る思いがした。
原作は昔チャールズ・ブロンソン主演でヒットした『狼よさらば』の
ブライアン・ガーフィールド。
監督は『ソウ』シリーズのジェームス・ワンだけにギャングの追跡から
逃げる場面や、駐車場での場面など緊張感がみなぎる。
シアターN渋谷の画面は今時ビックカメラの100インチTVモニターと
変わらない、客席もかなりの物で、もう少し何とかならないのかと思う。
10月も半ばになり平日の逗子の海は静かです
しかし今日のように午後から風が吹く予報があると
いつのまにかWSが次々と集まってきます。
2時過ぎ頃から南の風が5~7m/sくらいになり
上級者はプレーニングで波を切ってカットンでいます
私も何とかかなりのスピードが出ましたが
相変わらず方向転換で手こずりながら
やっとこさ走っている感じでした。
今日は日差しも強く海水も暖かかったのですが
先週からはセミドライのフルスーツを着ているので暑い位です
セミドライ・スーツだと沈没して海に落ちても海水がほとんど
入って来ないので真冬までは大丈夫そうです
2枚目の写真、おなじみの江ノ島ですが
そろそろ空気が澄んでくるとその後ろに富士山が見える頃です
毎回同じような写真を撮ってますが富士山見えるのが楽しみです
今日の写真はカメラのレンズに水滴が付いていたようで真ん中が
にじんでしまっていますが、これも臨場感が有って良し、
として見てください。
今日の逗子は穏やかに晴れ、南の風2~3m/s、波もほとんど無い。
強風の中を必死の思いでカッ飛ぶのも面白いが
このくらいの風ならWSはやっと安定して走れるので
お天気も良いので海の上をのんびり散歩気分なら、それも良い。
いつものように江ノ島が見える所まで沖に出ると
海面の一部が波立って大きな魚があちこちで次々とジャンプしている
大きいのは50センチくらい有りそうなのが大量にいる
その真ん中へWSを乗り込んでビデオを撮ろうとしたが
やはり魚の群れは移動して少し離れた所でジャンプを続けている
ビデオに少し撮れたかもしれない、こんな光景は初めて見たので驚いた。
動画の最初の部分で少し遠いですが
あちこちで小さく白波が立っているのが魚のジャンプです。
私の中のあなた
2009年/アメリカ
男目線で見ると
tatsujiiさん
男性
総合 70点
ストーリー 70点
キャスト 75点
演出 70点
ビジュアル 70点
音楽 70点
この映画は女性は皆やられるのでしょうね。
アナが子供だから自分の意思決定が出来ないから親の意思で何をしても良いのか、そもそもケイトの意思を確認したことは有るのか、などと理屈っぽく男目線で冷静に見てしまうとハマれなかったです。
監督:ニック・カサヴェテス
出演:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン
私の中のあなた - goo 映画
アナ、11歳。白血病の姉・ケイトを救うために
ドナーとして”創られて”生まれてきた。
ケイトに生きて欲しい
その想いは家族みんな同じと疑わなかった母・サラ
ある日アナが「もう姉のために手術を受けるのは嫌
自分の体は自分で守りたい」と両親を訴えた。
「生と死」「生きるとは」「愛情とは」「家族とは」
などのシリアスなテーマを取り上げながらも重くはならず
笑顔と明るさユーモアに満ちた優しさに包まれる。
大好きな家族のためにアナが決断した理由とは・・・。
映画のテーマとはずれるのかも知れないが
自分の身の回りでも人の生と死を考える事がある。
現代の進歩した医学では人は自然な死を選ぶ事は難しい
医者は出来る限りの救命・延命処置を取る
本人の強い意志が確認できれば治療の中止を選ぶ事も可能かも知れないが
生死に関わるような状況では殆どの場合は本人の意思を確認するのは難しい。
本人に意思を確認できない場合は家族が決定する事になる
非常に重い決断を迫られる、自分にその決定をする権利が有るのか
大いに悩む所である、そんな事を改めて考えさせられた映画です。
『ドイツ国際平和村、東ちづる写真展』が開かれる。
女優でタレントの東ちづるさんが個人的に支援している「ドイツ国際平和村」の活動を
紹介する写真展と彼女の絵本「マリアンナとパルーシャ」の原画を展示し
期間中の絵本の売り上げ金や集まった寄付金をドイツ平和村の支援にする。
ドイツ国際平和村のHP
写真は東さんの絵本
台風で電車が全部止まっている中を準備の為に大崎へ出掛けた
幸いにも臨海線だけは動いていたので無事たどり着いた。
自分の関わるNPOが彼女の活動の趣旨に賛同して写真展をサポートしているので
ボランティアで参加した。
業者の方が運び込んだ絵本の原画や写真を開梱して展示順に場所を決める
この頃TV出演から駆けつけた東さんが展示の順番などを確認して指示してくれる。
長い間いろんな所で展示会をやってこられているので展示の内容はすべて把握
されていてその場で直ぐに的確な指示が出る。
その後業者の方と共同でパネルを展示しキャプション・ボードを取り付ける
展覧会の準備など初めてだったが、大変面白い経験だった。
10日から12日の連休は大崎では「しながわ夢さん橋」のイベントがあり
12日はノンストップ山手線「夢さん橋号」が走る
ボランティアは大忙しになりそうだ。
写真家・梶山麻耶子さんがショウウインドウとガラスに映りこむ景色の
美しさに気づき、ライフワークとされている、と紹介されてました。
9月10日に写真について書いた私のブログ記事が有ります
その中で以下のような事を書いています。
『自分が面白いなと思うのは上の写真のような
ガラスの向こうの物と手前の物が映り込むような景色です』
9月10日のブログ「写真」
私の感じた不思議な感覚を写真で撮ることをライフワークにしている写真家が
居ました、私の持つ感性もマンザラでも無いようで、少しは自信が持てそうです。
あの日、欲望の大地で
2008年/アメリカ
逃げ場の無い心の傷の痛み
tatsujiiさん
男性
総合 85点
ストーリー 90点
キャスト 85点
演出 85点
ビジュアル 85点
音楽 80点
『バベル』『21グラム』の脚本家が脚本を練り上げ
自ら監督した映画だけあって素晴らしい作品だ。
映画を見てない人は解説やコメントを先に見ないほうが良い
ストーリーを解説すべきでもない。
『バベル』のように時間軸と場所が行き来するが、すべての場面に意味が有る
やがてすべての場面と時間軸が結ばれた時に新しい希望を感じさせる。
巧みな場面と時間軸の切り替え、映画ならではの演出で主人公の
逃げ場の無い心の傷の痛みが伝わってくる。
いつも重いテーマに挑戦するシャーリーズ・セロンが
更にベテランのキム・ベイジンガーが体を張った熱演を見せる
映画好きには見逃せない作品だ。