映画「ミッションインポッシブル デッドレコニング PART ONE」
監督クリストファー・マッカリー製作トム・クルーズ クリストファー・マッカリー
映画「ミッションインポシブル」を公開初日に見た。
長い映画だがハラハラドキドキが次々と展開するので飽きる事は無い。
砂漠で銃撃戦を繰り広げ、巨大空港内を全力で疾走し、ローマでは硬軟織り交ぜたカーチェイスが勃発……。どの場面にもシリーズ独特のタイムリミット感があり、メインテーマがもたらす破格の高揚感がある。CGで何でも描けて、AIが人間に取って代わろうかという現代に、本作は“生身の躍動”を実感させてくれる。トムが粉骨砕身で作り出す映画はやはり観る者の心を確実に捉え、そして魂の深部へと伝染する。(映画.Com 牛津厚信)