木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

NO 446 復習会(初心不可忘)

2006-11-20 | セミナー
昨日の日曜日は、先週行われたTrack3セミナーの復習会を行った。参加者は少なかったが、その分徹底した基礎の復習ができた。

やはり、AMCTは下肢長検査に尽きる。下肢長検査が全てと言っても過言ではない。人間の身体を物差しにたとえ、ハード(身体)面、ソフト(心)面に関わる問題が差し金のように測れる。

身体の変調や心の揺れ動きが客観的に見え、治療後も改善されているいるかいないかを、これも客観的に見える。こんなすばらしい物差しはない。ただし下肢長検査が上手くできるようになるのは時間がかかる。

下肢長検査はシンプルだが、シンプルゆえ甘く見る。そこに落とし穴がある。AMCT受講生には国際的な認定制度があり、一定条件を満たすと認定試験が受けられる。

すでに大勢の方が初級、上級と認定を受け全国で治療を行っている。中には、認定が最終ゴールと勘違いをしている先生もいる。認定はあくまでもスタートである。認定を受けることによって、正規のAMCTの教育を受けた問いことであり、AMCT臨床かとしてのスタートである。

認定を受け一安心と言うことなのか。満足してしまう。落とし穴に落ち一人相撲の始まりである。1年ぶりくらいにセミナーに出てくる認定者の下肢長検査はかなり精度が落ちている。これでは物差しが読めない。

やはり、初心に帰るべきである。ベテランほど年に数回、いや毎日初心に帰るべきである。人に教えることは初心に帰れるときである。

拳骨