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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 451 頭痛

2006-11-27 | NAETアレルギー治療
土曜日の新患。20歳代 女性

約1週間前から頭痛が発症し、一日中痛みがでている。ときおり和らぐことがあるがほとんど続いている。専門医を受診し、MRIなどの検査をするが原因がみつからない。

整形外科では、頚部の緊張から来る頭痛と診断され、X線検査をして頚椎の湾曲が減少しているから、頚部の緊張がでてそこから頭痛がするといわれ、リハビリをしていたが改善なし。

改善なしととなると、今度は精神安定剤を処方され飲み始めてみたが一向に改善しない。お医者さんは改善しないと、あの手、この手と手法があるから面白い。あげくのはてに精神安定剤となる。行き着くとこまで行くようだ。

患者さんも原因がわからず不安になる。安定剤など処方されると精神的にもおかしくなる。案の定、精神的も不安定な状態である。まさに医原病である。

検査をするとアレルギーが出た。ビタミンBに反応した。経絡は膀胱系である。聞いてみると最近、肉をよく食べるようになった。その影響がでていた。更に、感情的な抑圧もあった。

治療後は、その場で頭痛がなくなった。原因を特定することによって問題は解決する。その原因を機械的に見つけようとすると、頚椎がどうのこうの、頚部筋が緊張しているからどうのこうのと、本質的な原因を見つけることができない。構造的なカイロプラクティックに頼っていると治せない。

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