今回より、内部のガントリークレーンの製作レポートに移ります。建設作業責任者のカチューシャが相変わらず張り切っているので、戦車工場総括責任者の角谷杏も安心してお任せしているようです。
ガントリークレーンは、台車、高脚、クレーンガーダーの3つのパーツから成る形式を採用し、クレーンガーダーは片側を高脚、もう片側を工場内部の支持架に載せるホイスト式天井クレーンの形状に作ることにしました。まずは台車から作り始めることにして、台車の車輪のパーツを上図のトライスターのⅣ号戦車系列の転輪セットから調達しました。
車輪は6個作ります。あとのパーツは全てプラ板からのカットで作りました。
台車部分のパーツ群です。
このように組み立てました。
車輪も全て取り付けました。
台車部分が完成しました。
次に高脚部分を作りました。プラ棒をカットして、組み合わせてゆきました。
両側の主枠部分が組み上がりました。
同じものを二つ作りました。これらが左右のトラス面になります。
それぞれに支持桟を組み込みました。
斜材を組み付けてゆきました。
全ての斜材を組み込んで、左右のトラス面が出来上がりました。 (続く)