扉口のある壁面のレンガ貼りに移りました。こちらはレンガ面の面積が少ないのですが、レンガのサイズも減らしたり、寸法をカットするなどの調整が必要だったため、作業量はあまり減りませんでした。
茶紙をカットして作ったレンガを、両面テープの上に丁寧に貼りつけました。一段ごとに寸法を確認し、ズレが出ていないかをチェックして、異状がなければ二段目に進みました。上図のように一段に3、4枚を貼りましたが、交互にずらして貼ってゆくので、見栄えも確かめながら進めました。
上図の状態になるまで3日かかりました。1日あたり2時間ぐらいをかけてチマチマ進めましたが、思うようにスピーディーには進みませんでした。気力と根気が試される細かい作業なので、30分を過ぎれば次第に疲れてきて、作業スピードが遅くなってゆくのでした。
扉口の両側のレンガを全て貼るのに5日を要しました。
まだ上部の細い範囲が残っていましたが、この部分のレンガ貼りはサイズ変更が必要でしたので、手間取りました。
ですが、なんとか1日で仕上げました。
これで扉口のある壁面も外装が仕上がりました。
全体観を確認するために、床面と二方向の壁面の3枚のパーツを仮組みしてみました。
床面と窓のある壁面が共にB4サイズなので、寸法が分かり易いです。あと半分もB4サイズのスチレンボードで組み上げて追加すれば良いので、作業そのものは楽なほうだと思います。
何日もかけて苦労して作ったレンガ壁面ですが、なんとか見られる状態に仕上がりました。手作り感を大切にしたので、若干の歪みやズレが各所に見られるのは想定内でした。
スタジオラマとして計画したので、壁は二方向のみです。今後は内装を進めて備品や機材などを配し、内部でのガルパン戦車の組み立てを進めながら、製作シーンを見て楽しめるようになれば、と思います。 (続く)