ガルパン戦車工場で使用する運搬具は、ミニアートのハンドパレットトラックセットのキットで作りました。出来は御覧のとおりで、おケイさんも張り切って納品に向かいました。
戦車工場B棟にて皆に披露されました。カチューシャと西絹代は以前に見た事があるようでしたが、西住まほは初めて見るようでした。西絹代は、この運搬具の日本での呼称「ビシャモン」も知っていました。流石ですね。
西絹代はどうやら以前にこの道具を扱った経験があるようで、実際にドラム缶をパレットに載せたまま、ハンドパレットトラックで持ち上げて片手で動かしてみせました。西住まほが一番驚いていました。
ドラム缶が2本になっても片手で扱える点は変わりません。西住まほが更に驚いていましたが、ケイはもっと積んでもいけると指摘しました。
まさにその通りで、私自身も前の会社に居た頃、取引先の物流倉庫にてハンドパレットトラックを扱った経験があり、パレット一杯に積んでも片手で引っ張って運べたことを覚えています。
さっそく、西住まほが初のハンドパレットトラック操作にチャレンジしました。パレットに色々積んでも楽に持ち上げて楽に引っ張ったりすることが出来るのに感心していました。カチューシャもケイも満足げに見守っていました。
これで運搬具も揃ったので、あと必要なものは何か、という話になりました。西住まほが「小型のクレーン」と言いました。類似のクレーンは既に皆の背後にありますから、西住まほが言ったのは、おそらく車載用の3トンクラスの小型のクレーンでしょう。それを察知して、すぐに用意すると答えたケイでした。
ケイの確約にカチューシャも驚いていました。車載用の小型クレーンはプラウダ高校チームには無いようです。それは黒森峰女学園チームも同様らしく、西住まほも感心していました。サンダースを米軍と形容しているのをケイは否定していましたが、どうみてもサンダース大付属高校チームは米軍そのものなんですね・・・。 (続く)