ステップ10では、砲塔を組み立てます。砲塔本体のB30の溶接痕を埋めて消すほかは、ガイドの指示通りに進めます。
ステップ10にて組み立てる砲塔のパーツ類です。砲塔本体のB30の溶接痕はパテで埋めて消しました。
ステップ9で組み立てておいた砲身を合わせて、組み上がりました。
ラストのステップ11ではトラベリングロックを組み、車体の上下を合わせて砲塔をセットします。
ステップ11で組み立てるトラベリングロックのパーツ類です。
組み上がりました。トラベリングロックは可動するようにしましたが、劇中では使用しているシーンがありませんので、上図のように倒して収納状態にセットしました。
以上で塗装前の組み立てが完了しました。
塗装にとりかかりました。薄くサーフェイサーを吹き付けておいてから、車体色はミスターカラーの39番ダークイエロー、履帯は28番黒鉄色で塗りました。
転輪のゴム部分はポスカ黒で塗りました。
転輪を全て取り付け、ベルト式履帯をはめ込みました。
車体側面の車外装備品類も塗装して取り付けました。金属部分は28番の黒鉄色、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。パール、ハンマー等の装備状況は劇中車に合わせて位置などを調整しました。
車体右側面の前部の車外装備品の取り付け状況です。ジャッキ台は留め帯の形状を劇中車に合わせています。
前部の機銃は28番の黒鉄色で塗りました。
背面部のジャッキの取り付け状況です。ジャッキは28番の黒鉄色で塗りました。
車体左側面後方の予備履帯です。これは左右対称の位置にあります。
車体左側面の前部の車外装備品の取り付け状況です。
校章マークは砲塔左右側面につきます。モデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー デカールVol.5」より適当なサイズのものを2枚選んで貼りました。
以上で塗装後の組み立てとデカール貼りが終わりました。
カッコイイですね。個人的に一番好きな戦車ですので、出来れば10輌ぐらいは揃えたいです。各メーカーのキットを買い集めてなるべく仕様を統一してみる、というのも面白そうです。
かくして、黒森峰女学園チームのパンターG型(3輌目)が完成しました。製作期間は2023年6月7日から6月15日までで、組み立てに6日、塗装に1日、塗装後の組み立てに1日かかりました。
今回はプラッツの公式キットを使用しましたが、中身はドラゴンの製品でした。劇中車はほぼ実車準拠で、テレビシリーズから最終章に至るまで仕様に変化がありませんので、ドラゴンのキットであれば、ストレート組みでもそれらしく仕上がります。最近に発売されたタコムやライフィールドモデル、ホビーボス等のキット群よりはパーツ割が少なくて、一体成型のパーツも割合に多いので、取り扱い易さという点ではタミヤ製品とほぼ変わらないと思います。
ガルパン仕様への追加工作も、溶接痕を埋める、車外装備品の細部の変更と取り付け位置の調整、ぐらいで済みます。初心者クラスにも安心しておすすめ出来る適応キットの一つに数えて良い、と思います。