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ゆるキャンから始めたNゲージ その20  大井川鐡道井川線の列車を作る 下

2023年09月19日 | ゆるキャン△

 4輌の車体の組み立てが終わったので、塗装に移った。まずメタルプライマーを吹き付けて下地を作り、乾燥後に再度吹き付けた。そのグレーの部分の一部をそのまま塗装色として生かすためであった。具体的には窓枠と台車部分がグレー系の色なので、メタルプライマーの色をそのまま使うことにした。

 

 メタルプライマーの二度目の吹き付けの前に、機関車とクハ客車の運転台右側にバックミラーを追加した。プラ板と真鍮線を瞬間接着剤で取り付けた。実車でもかなり目立つので、再現したほうが違和感が少ないと考えた。

 

 斜め後ろから見た感じ。なんとかバックミラーと分かる程度の拙い出来だが、無いよりはマシである。

 

 機関車のほうにも、両側にバックミラーを追加した。

 

 機関車の運転台外面では更に細かいパーツ、ライトや解放テコも追加した。ライトは1/35スケール戦車プラモのパーツを転用し、解放テコはトミックスの分売パーツやカトーのASSYパーツからサイズが合うものを選んだ。

 

 今回の塗料はミスターカラーの水性エマルション塗料を使用した。1/35スケールのガルパン車輌のほうでも最近は水性塗料を使う機会が増えており、Nゲージ車輌にも使えるカラーが上図のように3色あったので、そのうちの3番レッド、11番つや消しホワイトを使用し、57番エアクラフトグレーもメタルプライマーのタッチアップ用にスタンバイした。

 

 井川線の車輌の塗装カラーは、現在のものも含めると時期ごとに3種類が知られる。現在の塗装カラーは、大井川鐡道が姉妹鉄道提携を結んでいるスイスのブリエンツ・ロートホルン鉄道の塗装カラーをモデルにしたものだそうで、見た目にもお洒落な感じであるので、私のNゲージ車輌も同じカラーでゆくことにした。まずはつや消しホワイトを塗っていった。

 

 続いてレッドを塗った。その際に屋根と窓枠はメタルプライマーのグレーをそのまま生かして残した。

 

 1/35スケールよりも小さな1/150スケールの塗装というのは、細かくて本当に疲れた。

 

 4輌をまとめて塗ったので、上図のように少しずつ仕上がっていった。

 

 クハ客車の運転台側の様子である。白のラインはマスキングテープで塗り分けた。

 

 機関車のDD20形は、御覧のように運転台側の細部も色々と追加工作し、三つのライトにはウェーブのクリアパーツを貼った。テールランプもプラ棒で再現し、それらしく塗った。

 

 続いて、車内インテリアのボックスシートの製作にとりかかった。アルナインから販売されている「Nゲージ普通車用ボックスシート」に2輌分のボックスシートが入っているが、井川線の車輌は小型であり、座席数も少ないので、そのパーツで3輌分の量がまかなえた。シートを青のポスカで塗り、あとは成形色のクリーム色をそのまま生かした。

 

 車両の窓ガラスは透明プラ板をカットして貼り付けた。

 

 窓ガラスが入ると、Nゲージの小さな車輌でもリアルに見えてくるのだった。

 

 車内シートを組み込んで底板も取り付け、台車もセットして仕上がったクハ客車。

 

 同じく客車Bタイプ。

 

 DD20形機関車は、側面の5本の白い手摺もプラストラクトの0.3ミリ棒で追加し、キットに付いている5種のナンバープレートのうちの「DD202」を側面中央に貼り付けた。実車ではナンバープレートの真下に「IKAWA 」のネームが入っているが、その再現は難しかったので見送った。

 あとは、台車のガードと床下機器の追加工作になるが、台車の可動域が思ったよりも狭いため、あまりパーツを追加すると干渉して走行に支障をきたすかもしれないと思い、追加工作はいったん保留とした。

 

 かくして井川線の列車がアルナインの「とても簡単な」シリーズのキットにて4輌ぶん仕上がった。

 

 繋いでみたが、なかなかいい雰囲気であった。井川線の車輌は、他に初代機関車のDB1形と二代目機関車のDD100形を作る予定であるが、客車のほうもあと2、3輌は欲しいかな、と思った。アルナインのキットが見つかればまた買って組み立てるのも良し、他メーカーからの新製品が出るならば、そちらを買うのも良し、といったところである。

 次回は、現在も川根両国車両区にて健在である初代機関車のDB1形を、ワールド工芸の組み立てキットにて製作する予定である。  (続く)

 


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