サン・さん 倶楽部

339 LOVE ・・・ 登山・鳥・花・旅行等 身近な出来事を皆で 情報交換します

御座山

2017-11-03 17:48:04 | ふじ

 

    

 天気予報では3日続きの晴天。1日目御座山・2日目天狗山~男山・3日目御巣鷹山の計画書を作成する。計画書が出来上がった頃台風22号の影響で1日目は晴れ、2・3日目は雨。
思案の末、取り敢えず御座山だけでもいいから行こうと出発する。

  200名山でもある御座山は八ヶ岳連峰の東に位置して、「日航ジャンボ機墜落事故」では当初、御座山に墜落したと誤報された山でもあります。

1027日(金)晴れ
 3時過ぎ自宅発、長坂ICから「白岩登山口」に7時50分着。獣避けの扉を開け尾根をめざす。「長者の森分岐」からは落ち葉をカサカサ踏みしめ、フラットな歩きやすい登山道を見晴台に向かう。半分近く落葉していましたが樹間からは余り展望は得られませんでした。アズマシャクナゲが現れ始めると見晴台です。ここからは前衛峰、遠くには白銀に輝く浅間山、そして八ヶ岳も望めました。
 アズマシャクナゲのトンネルをくぐりアップ・ダウンを繰り返すと前衛峰。ちょっと緊張した岩場を過ぎ「うだの沢のトーミ」のコルまで下り、登り返すと新しく綺麗な避難小屋に出ました。途中一ヶ所僅かに雪が残っている所が有りました。
避難小屋を右折すると、西側が切れ落ちている高度観ある岩山の山頂です。ここからは360度の大パノラマ。山頂には一人先客がいました。写真を撮り合ったこの人は200名山・300名山狙の東京からの人で、この後300名山の「奥三界山」に行くという事でした。
 明日登る予定の「天狗山」から「男山」までの稜線が八ヶ岳をバックに良く見えました。
 駐車場に着くと夕陽に反射する唐松林の黄葉がとても綺麗でした。
「滝見の湯」で汗を流し夕食、その後近くの「立原高原キャンプ場P」でぐっすり車中泊。

     

1028日(土)曇りのち雨
 「立原高原キャンプ場」から登山口のある「馬越峠P」に向かう。天気予報は好転する事はなく9時より雨の予報。取り敢えず「天狗山」まで登って考えようという事で、駐車場を6時20分出発。思ったより岩場が多く7時20分やっと山頂に着きました。山頂でゆっくり展望を楽しんだ後、この登山道で雨に降られると滑って危険と判断して下山開始。
駐車場に着くと雨がポツポツしてきました。ちょっと心残りで下山しましたが大正解でした。
高原野菜畑を過ぎ清里高原に差し掛かる頃には本格的な雨になりました。雨に濡れた色とりどりの紅葉に見送られ家路にと急ぎました。

         


東北登山

2017-09-19 19:58:10 | ふじ

 

9月5日(火)~ 6日(水)
 今回、東北百名山4座を行くのに「名古屋・仙台」間を、往復フェリーを利用する事にしました。
九州のフェリーで行った時とは違い、長時間の乗船に退屈しないか心配しましたが、展望大浴場やミニライブショウや映画館、レストランのほか軽食・ドリンクのコーナーも有って、まったりとした時間を過ごすことができ、すっかり気に入りました。

  14:45自宅出→16:10名港フェリータミナル 着  17:00フェリー(きそ)出航 (名古屋・仙台間:770km/21時間40分)

 16:40フェリー(きそ)仙台港 着 16:50仙台港北IC→18:05前沢SA(車中泊)

 

9月7日(木) 早池峰山(1,917m)
 
4:05前沢SA→4:33東和IC→5:40河原の坊P  6:05河原の坊発→6:40小田越 登山口

 登山口からは木道で所々熊よけの一斗缶がぶら下げてあり、叩きながら行く。樹林帯を抜けると蛇紋岩の歩き難い登山道になり緊張が続く。
 北上山地の最高峰である早池峰山は、花の百名山でもあるので、お花畑があって優しい山というイメージでしたが、実際登ってみてと、歩き難い岩の多さに驚きました。
 8合目の長いはしごのある
このコースの最難関といわれる「天狗の滑り岩」は思ったより怖くなく、9合目の「御田植場」まで来ると木道になりホッとする。頂上避難小屋では携帯トイレを400円で購入して体験する。使用後は登山口の回収ボックスまで持って降りる。

山頂から明日登る「岩手山」の遠望を楽しみにしていたのですが、山頂にいた人が「さっきまで見えていたのに今はガスのため姫神山しか見えない」と言われ、諦めて下山しようとしたら、「ガスが消えて見えるよ!」と言われ、岩手山の全容を見る事ができ満足しました。
曇りのち雨の予報なので急いで下山開始。雨に降られず12時前に登山口に着く。
花の時期は終わっていましたが、それでもさすが花の山、少なからず色々見る事ができました。

  16:15盛岡IC→16:20滝沢IC  16:35馬返しキャンプ場P(車中泊)

        

 
9月8日(金) 岩手山2,038m  
 昨日15時半頃から降り出した雨は、登山口のある「馬返しキャンプ場」に着く頃には土砂降りになる。3時頃には止むという予報通り朝、目を覚ますと雨は上がっていてホッとする。樹間から朝日が射しこみ元気がでる。
2.5合目で旧道と新道の分岐が有り、旧道で登り新道で下山予定だったが、新道は崩れにより通行止めの表示、旧道でピストンに変更する。3合目から7合目までの旧道は岩場で浮石も多く結構歩き難い、所々の展望地で昨日登った「早池峰山」を望む事が出来た。
 「8合目避難小屋」に着くと下山してきた若者が休憩をしていて、山頂のお鉢で熊を見たが逃げて行ったとの事。熊よけの鈴を鳴らしながら登る。9合目「不動平」からは展望が開け「浅間山」のような格好のよい山容が見える。山頂外輪を取り囲むように「33観音像」が並ぶ火山灰の降り積もったズルズルの登山道を「岩手山(薬師岳)」まで向かう。
何度かの噴火で変化に富んだ火口は、どの角度から見ても見応えがあり、留まって何時までも見ていたい気持ちになる。
後ろ髪をひかれなが御鉢巡りで下山開始、奥宮のあるこちら側は歩きやすい。
 「8合目避難小屋」に着いて昼食をとる。この後の登山道は浮石も多く慎重に歩き「馬返しキャンプ場」に予定より遅れて到着する。
「八幡平」に向かう帰りみち車窓から見た「岩手山」の東側は「富士山」のように裾を長く引き、西側はデコボコしていてその山容から「南部片富士」と呼ばれるのが姿よりよく理解できた。

   17:18滝沢IC→18:11松尾八幡平  19:50さくら公園P(車中泊)

                    


9月9日(土)八幡平(1,613m)・蔵王山(1,841m)
 
昨夜10時頃地震があったらしいが爆睡していて2人共全く気付かなかった。
フェリーの都合で1日空くので短時間で登れる「八幡平」と「蔵王山」を計画に入れていました。
「八幡平頂上P」に着くとガスで真っ白で何も見えない。その上、車から降りると風が強く冬のような寒さの為、ガスが晴れるまで小一時間待機する。湧いたガスが消えたりするようになったので出発する。
 八幡沼に沿って見返峠、源太分れ、ガマ沼分岐、山頂と石畳と木道の登山道で1周する。山頂では、残念ながらガスがかかって展望がいまいちでした。
     

        9:12八幡平IC→12:45村田IC 14:25山頂P

   下道を間違えて蔵王刈田岳山頂Pに40分遅れで14時25分着。遅れたお陰で駐車場は空がありました。最初に刈田岳山頂にある「刈田峰神社」で御朱印を頂く。眼下には「御釜」が一望できる。
馬の背から「熊野岳避難小屋」から蔵王山神社のある「蔵王山(熊野岳)」山頂を回り下山する。途中トレイランの大会があったらしく何人かの走人とすれ違う。

         

        18:50白石IC→19:10菅生PA(車中泊)

 9月10日(日)~11日(月)
 菅生PAは、設備はサービスエリア並みで新しく、食事は本場の「牛タンセット」頂きましたが、とてもおいしい夕食で大満足。

 7:30菅生PA→7:50仙台港北IC  8:05塩釜神社P

  歴史ある「塩釜神社御」は、あまりにも立派な神社なのにビックリ、御朱印を頂き、まだフェリー出発まで時間があるので、急遽「仙台城跡」に寄る事にする。

伊達政宗騎馬像が建つ天守台からは仙台市が一望できる。仙台市が思っている以上に名古屋市並みの大都市であることに驚く。
  
塩釜神社
 

 仙台城跡
 

フェリー
 

      11:20仙台フェリーターミナル着→12:50フェリー「いしかり」出港

   11日 10時30分名古屋港着→12:35自宅着

 早池峰山・岩手山の天気予報が芳しくないなかで エイ・ヤーでの出発でしたが、何とか雨に降られる事もなく行ってこれたラッキーに 感謝。(車:総走行距離 約1,000㎞)

 


会津駒ヶ岳・皇海山

2017-06-22 09:32:36 | ふじ

    

616日(金)晴れ
 3時半岐阜出発、途中のSAで休憩をとりながら9時に小出ICを出る。そして登山口のある檜枝岐の「居平まる家」で蕎麦をいただく。そばともちの生地を練って茹で、えごまをまぶした郷土料理といわれる「はっとう」を食べたが、結構美味しい初めての味でした。
昼食後、客は私たち以外誰もいない「アルザ尾瀬の郷」でゆっくり温泉につかる。その後、今晩車中泊する予定のトイレのある「ミニ尾瀬公園」の駐車場に行く。
 
檜枝岐(ヒノエマタ)は平家の落人の村で今でも皆さん京都訛りだそうです。付近には、昔の平家関連の釘や金具を使わない「落とし貫板倉」「井籠造り板倉」という建物が展示され、地名の由来となった人物「尾瀬大納言」の像などが有りました。     

      


6
17日(土)会津駒ヶ岳 晴れ
 3時半起床、一段上の林道終点の滝沢登山口に駐車できると、30分程時間短縮できるが駐車場は狭いので、洗顔とトイレを済ませ急いで移動する。4~5台停まっているものの駐車することができホッとする。

 
登山口から登山届をして階段を登り樹林帯を進む、中間の水場までは雪もなく歩きやすい。水場からは所々残雪が現れだんだん雪の量が増えてくる。
 
燧ヶ岳を左手に望みながら残雪のなか小屋を目指す。途中、昨夜小屋泊した人から「今日の山頂は最高の天気で富士山も見えますよ」と教えてもらい心がはやる。やっと小屋の屋根が見えるがまだ遠い。木道も雪に埋もれ登山道が分からない。道案内のトラロープが小屋まで真っ直ぐに雪の上に張られているので、ロープに沿って登るとやっと小屋に着く。

 駒の池は雪の中に埋まり見る事もできない。山頂までもたっぷりの残雪にしっかり覆われ、アイゼンを装着している人が多い。でも山頂までの雪は締まっていてツボ足で大丈夫でした。
なんと狭い山頂は、ここだけ溶けたのか雪が有りませんでした。男体山、燧ケ岳と至仏山その間に武尊山など360度の大展望でした。

 例年なら雪も融け木道を歩きながらお花を楽しめるのに残雪の為少し残念でしたが、広大な雪原は大いに楽しめました。

11時50分登山口到着、「駒の湯」に入り途中の「道の駅」で昼食を済ませ17時30分沼田IC出、皇海山登山口に向かう。途中交番で道筋を聞き、未舗装の悪路「栗原川根利林道」を20~30Kの速度でゆっくり走る。
 
熊には出会わなかったが、猿や十数頭の鹿に出会った。約1時間かけてやっと登山口の皇海橋Pに19時25分、暗くなる前に何とか着きほっとする。

     

 

 618日(日)皇海山 (スカイサン) 曇り
 4時起床 5時10分出発 新緑の中歩きやすい登りの山道を行くと不動沢に出る。沢を何度か渡渉すると、歩きやすかった登山道はゴロゴロ石に変わり、そしてえぐれた登山道と変わります。不動沢のコル直前は急でロープが何ヶ所かに張られやっとの思いでコルに出る。コルの右手の鋸山は名前の通り、ギザギザした格好の良い山容を見せてくれました。

 シラビソの樹林帯を結構登ると色鮮やかなシャクナゲが1輪咲く先に、少し傾いた青銅の剣が祀られている。ここから山頂までは直ぐでした。
8時15分渡良瀬川の水源である立派な山名標識のある山頂着。
樹間からは奥白根山を真正面に左手に燧ケ岳を見る事が出来ました。写真を撮り8時45分下山開始、登山者がどんどん登ってきてすれ違うのに大変。ツアー団体も2組いました。11時20分駐車場着。 

 昨日、不安を抱えながら走った悪路の林道は、今日はゆとりをもって走れて13時05沼田の「望郷の湯」で入浴と昼食事を済ませ15時05分帰路に。
 
途中SAで休憩をとりながら車を走らせたが高速道路工事の車線規制の渋滞にはまり1時間程遅れ 駒ヶ岳SAで夕食し、22時05分に自宅に無事着くことができました。 
往復走行距離 1,315 ㎞ よく走りました。

     


入笠山

2017-06-12 21:29:54 | ふじ

 2017年6月10日(土)

   

スズランと湿原に咲く沢山の花に会いに入笠山に行ってきました。
 
まずは入笠湿原に向かう。湿原の入口には扉があり、周囲もネットで囲われています。花を鹿の食害から保護する為の物ですが、8年前来た時にはなかったので、ここ近年の食害の深刻さが伺えます。
 湿原の花は全体的に早くクリンソウ、ニリンソウ、ツマトリソウ等ちらほら見える程度でした。
本州随一を誇る100万本の「日本すずらん」自生地もやはり早く、花や蕾が僅かにある程度ちょっとがっかり。

 ゴンドラ山頂駅にある、入笠すずらん公園の20万株の「ドイツすずらん」は満開でした。後でわかったのですが、「ドイツすずらん」は葉の上まで出て目立って咲くとありました。前回見た自生地での「日本すずらん」との違いがよく分かりました。
 
「すずらん」を堪能した後は山野草園に寄りました。ここは看板が設置され、分かり易く整備されていました。ヤマシャク、マイズルソウ、ズダヤクシュ、アマドコロ、ユキザサ、レンゲツツジ等が咲いていましたが、やはり少し早く残念でした。

 「恋人の聖地」展望台で甲斐駒・鳳凰三山、八ヶ岳の遠望を楽しみながら、山頂カフェで甘酸っぱい健康野菜「ルバーブ」のソフトクリームを食べた後、入笠山山頂に向かいます。
 山頂に向かうにつれ風が強くなり、山頂では飛ばされそうになりながら、なんとか昼食を食べ、ここからの360度の眺望を楽しむゆとりもなく早々に下山開始。

 小雨がぱらつきだした事もあり大阿原湿原はひっそりとしていました。霧と綺麗な空気の所に育つサルオガセが絡まる木が多くみられましたが、寄生植物ではないそうですが、辺り一面薄気味悪い雰囲気に包まれ写真に撮るのを忘れました。ズミが見頃でした。天気が良ければ、ズミと白樺のコラボが楽しめたのに残念でした。寒くなったので早々に引き上げて帰路に着きました。

 
途中入った温泉「ゆーとろん水神の湯」は70歳以上は入湯料半額でラッキー。反面気持ちはちょっと複雑
 次回来る事があれば、今回見る事ができなかった「釜無ホテイアツモリソウ」や「キイロアツモリソウ」を是非見たいと思います。

        

無断割り込み いそがし家

12日、大岩不動~明王山往復いたしました
久しぶりの山行でいっぱいいっぱいでしたが、お天気よし、展望よしで尾根歩きは吹く風が爽やかで、とっても心地よいひと時が過ごせて感謝でした。

明王山山頂上で(後ろに乗鞍、御嶽山) 

恒例のソーメンランチ

 


20周年記念登山

2017-05-04 10:28:13 | ふじ

2017年5月3日(水)晴れ
参加者  15名

   

 何年ぶりかにお会いする懐かしい方、お互いが初めてお顔を見る人など、沢山参加しご協力いただいたお陰で大いに盛り上って、楽しく充実した記念登山となりました。ありがとうございました 

 全員揃った所で、新緑をバックに集合写真を撮り、登山道脇に咲くシャガに見送られ谷コースで出発。暑くもなく、寒くもなく絶好の登山日和。 話に花も咲きあっという間に山頂へ。

  10周年に続き、今回もK隊長より差し入れの大きなケーキを前にワインで乾杯。ケーキカットに続き、岡庭キッチンさんの天ぷら。Tom&ジェリーさんのお雑煮等、豪華なランチに舌づつみ。仲間と一緒に食べる至福の一時に感謝。

  食後暫し談笑して、25周年も又お会いしましょうと約束して、直登コースで下山しました。

 第1回登山
    

10周年記念登山

   

20周年記念登山