道標もなく荒れている登山道
事前の下調べ通りやはり登山道は倒木等で荒れていて導標もなく また、まちがった目印テープもあり不安を抱きつつ谷すじのうすい踏み跡をたどりながら行く。流された小さな橋がそのままの姿で隅にひっかかたりしている。沢の水音を聞きながらどんどん進んで行く。谷を右へ渡り平らな所に出た所で進む方向を迷うが地図を広げたり、送電線の位置を確認したりして進む。
尾根に出る直前で道を見失う
谷から離れて尾根に取りつく直下で道を見失う。四つん這いで急斜面を登りやっとの思いで尾根直下に出る。とりあえず尾根上の鉄塔まで行ってみようとした所でルート発見。方角は間違っていない。ほぼルートどうり。尾根に出てからはこれで頂上まで行けると確信する。カタクリやイワウチワの花もこの辺りからちらほらと咲いていて花を楽しむゆとりができた。
三国岳の頂上が2つ
花など見ながら三国岳頂上(815M)に到着。けれど三国岳最高点は別にあるらしくそちらを目指してさらに行く。ここで昼食後、少し戻って烏帽子岳への縦走路へ。
烏帽子岳への縦走路を行く
一面のクロモジ?林の中の小さなアップダウンのある痩せ尾根を行く。蕾を付けた沢山のシャクナゲがある。ミツバツツジ、タムシバ、アカヤシオも満開で足元にはイワウチワがいっぱい咲いていて目を楽しませてくれる。カタクリもある。烏帽子岳目前の時山バンガロー下山口への分岐まで来て烏帽子に行くかどうかとなったのですが、ここでゆっくりコーヒータイムをとって下山することにする。3時半に下山口まで戻る。
地図とコンパスを持って、送電線の位置などに助けられながらのルートファインディングでしたが無事登頂できました。可愛らしい花の群生に心が和みました。心に残る良い登山でした。