サン・さん 倶楽部

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南木曽岳

2015-11-23 14:59:02 | ふじ

もう一度行きたかった山

    南 木 曽 岳 (1679m)

                            2015年11月21日(土曜日)晴れ
 
十数年前に登ったが、その頃は皆に付いていくのに精いっぱいで、あまり印象に残っていなかったので、もう一度是非、登りたいと思っていたのが、今回やっと実現する事が出来ました。
 
登山口から林道を進むと、「金時の産湯の池」や「金時の洞窟」があるが、いくつかある伝説の一つで、ここで金時は、山姥が生んだ子となっていました。
修復された立派な橋や、滑りそうで緊張する木製の橋を渡りながら以前、「こわい~!」と言って、話題になった橋はどれかなとつい考えてしまった。
 
この地に多い高野槙林を抜けると、「かぶと岩」の標識があったが多分遠くに聳える大きな岩がそうだと思うが、かぶとの格好ではなかったので「あれだこれだ」と特定できず、自分がこれだと思った岩でいいのだという事で決着しました。
 
とにかく木製梯子が多い急登だったがやっと山頂の2等三角点に着く。ここは眺望が無いので三角点タッチをして先の展望台に向かう。御岳・乗鞍・北アルプスをスッキリ望む事が出来ました。
 
下山コースに入り赤い屋根の避難小屋に着く。ここの新しくて綺麗なトイレを借りたかったが残念ながら冬季閉鎖で使えませんでした。
少し行った展望広場からは、眼前に中央アルプスの木曽駒そして空木岳・南駒のどっしりとした山容を見ることができ、印象に残る山行きになりました。
 次の摩利支天にある展望の大岩には、自力で登れず、K隊長にサポートしてもらい岩の上に立つ事ができ満足。
 ここからの下山は、激下りで木の根っこと急な梯子で息つく間がありませんでしたが、何とか無事下山して登山口にある自然探勝路にある「男滝・女滝」に寄り、滝をバックに恒例のティータイム。
 
帰路、「あららぎ温泉 湯元館」に寄る。湯船は高野槙で作られ、湯桶・風呂椅子はヒノキ作りで、何時もの温泉とは一味違ったレトロな感じのこじんまりした温泉で汗を流し、念願の南木曽岳登山を天候に恵まれた中、終える事が出来ました。