2016年5月15日(日) 晴れ
JR北陸本線今庄駅に駐車して、北陸自然歩道の湯尾峠(ゆのおとおうげ)登り口から周回する事にしました。
赤い頭陀袋をかけた石仏が点在(全体で八十八体)する登山道を登り上がると湯尾峠に出る。明治天皇御小休所の碑や芭蕉の句碑が建てられ、越前でもっともっ繁栄した宿場今庄の街並みが眼下に見える。
三角点のある岩屋不動明王から、赤い「ごくらく橋」を渡り、八十八の階段上がれば八十八ヶ所弘法寺に着く。
里山の霊場に別れをつげ、途中対峙するホノケ山をすれ違った地元の人に教えて貰い、鍋倉山に向かう。鍋倉山には山名標識が無く、分岐の案内板のあった所がどうも山頂らしく拍子抜け。心地よく吹く風の中、見事なブナ林を登ると藤倉山に着く。
食事をしていると、福井県庁の山岳会とその家族の20名が到着。山頂は日蔭を求めて一杯なので早々に出発する。
愛宕山の一段上に数々の歴史の舞台となった燧ケ城跡があり、ここで恒例のコーヒータイムをとり、稲荷神社に下山する。
春の花は終わっていましたが、ササユリが蕾をつけ、ギフチョウの食草カンアオイが多くみられました。
下山後、今庄の古い家並みを歩いていると、イベントの貼り紙をジェリーさんが見つけ、ツアー客でごったがえす中会場に急ぐ。ゆるキャラの「タッピー」「はす坊」を見つけ記念撮影。タッピーは夜叉ケ池伝説の竜神をイメージし、はす坊は特産品のハスにちなんだものだそうです。ここは水がよい土地がら酒どころでもあり試飲コーナーにはチャッカリJanの姿が有りました。
今庄隆盛時に宿場の盆踊りとして旅人と共に踊りあかしたという「羽根曽踊り」を見学してから帰路に着きました。
コースタイム 湯尾峠登山口8:30 → 鍋倉山10:18 → 藤倉山11:34~12:13 →燧ヶ城址13:19~43→稲荷神社登山口14:02