2017年6月10日(土)
スズランと湿原に咲く沢山の花に会いに入笠山に行ってきました。
まずは入笠湿原に向かう。湿原の入口には扉があり、周囲もネットで囲われています。花を鹿の食害から保護する為の物ですが、8年前来た時にはなかったので、ここ近年の食害の深刻さが伺えます。
湿原の花は全体的に早くクリンソウ、ニリンソウ、ツマトリソウ等ちらほら見える程度でした。
本州随一を誇る100万本の「日本すずらん」自生地もやはり早く、花や蕾が僅かにある程度ちょっとがっかり。
ゴンドラ山頂駅にある、入笠すずらん公園の20万株の「ドイツすずらん」は満開でした。後でわかったのですが、「ドイツすずらん」は葉の上まで出て目立って咲くとありました。前回見た自生地での「日本すずらん」との違いがよく分かりました。
「すずらん」を堪能した後は山野草園に寄りました。ここは看板が設置され、分かり易く整備されていました。ヤマシャク、マイズルソウ、ズダヤクシュ、アマドコロ、ユキザサ、レンゲツツジ等が咲いていましたが、やはり少し早く残念でした。
「恋人の聖地」展望台で甲斐駒・鳳凰三山、八ヶ岳の遠望を楽しみながら、山頂カフェで甘酸っぱい健康野菜「ルバーブ」のソフトクリームを食べた後、入笠山山頂に向かいます。
山頂に向かうにつれ風が強くなり、山頂では飛ばされそうになりながら、なんとか昼食を食べ、ここからの360度の眺望を楽しむゆとりもなく早々に下山開始。
小雨がぱらつきだした事もあり大阿原湿原はひっそりとしていました。霧と綺麗な空気の所に育つサルオガセが絡まる木が多くみられましたが、寄生植物ではないそうですが、辺り一面薄気味悪い雰囲気に包まれ写真に撮るのを忘れました。ズミが見頃でした。天気が良ければ、ズミと白樺のコラボが楽しめたのに残念でした。寒くなったので早々に引き上げて帰路に着きました。
途中入った温泉「ゆーとろん水神の湯」は70歳以上は入湯料半額でラッキー。反面気持ちはちょっと複雑
次回来る事があれば、今回見る事ができなかった「釜無ホテイアツモリソウ」や「キイロアツモリソウ」を是非見たいと思います。
無断割り込み いそがし家
12日、大岩不動~明王山往復いたしました
久しぶりの山行でいっぱいいっぱいでしたが、お天気よし、展望よしで尾根歩きは吹く風が爽やかで、とっても心地よいひと時が過ごせて感謝でした。
明王山山頂上で(後ろに乗鞍、御嶽山)
恒例のソーメンランチ