2018年6月8日(金) 晴れ後雨 参加者2名
「姥ヶ岳」 3度目の正直でやっと実現できました。
面白い山名の由来は、山頂近くの洞窟に山姥が住んでいたという伝説からきているそうです。
午後3時から雨の予報の為、朝5時半岐阜を出発し7時53分駐車場に着きました。
姥ヶ岳の西に広がる平家平に足を踏み入れると、セリバオウレンの群生というよりオウレン畑という感じで一面オウレン、その多さは聞きしに勝ります。暫くすると今度はサンカヨウの群生これも数の多さに圧倒されます。
どちらも花の時期は終わっていましたが、満開の時はどんなかなと思うと再度来たいと思いますが、道路が残雪で阻まれ今年もそうでしたが、中々ドンピシャには来れません。
何度か作業道を横切ると1万本ものブナ林が生い茂り、綺麗に手入れされた広場にはベンチも用意されていました。新緑と木漏れ日の中に身を置きゆったりおやつタイムです。ここまで来てお昼を食べて帰られる人も多く見えるようですが、それもありかなと思いました。
水芭蕉の群生地を過ぎるとダケカンバが見られるようになり、足元の咲き終わったサンカヨウ・カタクリ・イワウチワ等を見ながら緩やかに登って行く。山頂が近くに思えるが奥が深く水平道が長く続いて中々着かない。
やっとのこと山頂広場に着いたが、遠望はうっすらとガスがかかり白山等は残念ながら見えません。眼下に笹生川ダム湖が何とか見えるだけ。貸し切りの山頂でゆったりランチタイム。ソーメンを食べ下山開始。
下りに、市天然記念物の大トチの木に寄る。三角屋根の祠の横に樹齢400年以上と言われる大トチの木が、その周りにはラショウモンカズラ、ニリンソウが咲いて見頃でした。ここの広場もゆったりでき、平家平は癒しの空間そのものでした。
下山は雨が心配でしたが13時30分駐車場着。駐車場を出発して1時間程の帰宅途中、雨が勢いよく降り出す。梅雨の時期、何とか登山中に降られずよかったです。
次回は、花の開花時期に合わせ、平家平迄でいいので行けたらと思いました。