鳳来寺山(685m)・瑠璃山(695m)
~1425段の石段と東照宮~
2/10 (日) 晴れ
鳳来寺山に行って来ました。かつてはブッポウソウ(仏法僧)の鳴く山として知られていた山です。近年はその鳴き声は確認されていないそうです。
門谷Pに車を停め、表参道を行きます。ここから山上まで1425段の石段が続きます。参道の脇に鳳凰の像が見えます。案内書によると、鳳来寺山は、西暦703年に利修仙人によって開山されたということです。文武天皇が病気になられた時、利修仙人は鳳凰に乗って都に上り天皇の病気を治したといわれています。また、山名の由来についても、この功績により鳳凰に乗って来たからということで天皇から鳳来寺の名を賜ったとされています。
鳳来寺本堂までは1時間20分程で到着です。ここまで1391段の石段を登って来ました。石段の数の多さに驚きますが、石段が意外と登り易かったのと、参道には仁王門、傘杉、僧坊跡といった見どころがあり足を止めながら行くのとで、皆さほど苦ではなかった様です。
本堂からが本格的な登山の始まりです。本堂の背後には断崖が見えます。鳳来寺山は岩山なので周回コースに入るあたりから片面が崖だったり細かったりする所もありました。鳳来寺山山頂から瑠璃山への道もそんなふうでした。瑠璃山の少し先からは宇連山などの美しい山並みが展望できます。
鳳来寺山山頂まで戻ってから、尾根沿いの道を天狗岩、鷹打場へと周回する。鷹打場の岩場の上で、山深い奥三河の光景などを眺めながら昼食をとりました。その後、スギの大木に囲まれるようにして建つ東照宮まで下る。緑の木立の中に朱色が映えます。鳳来寺山に東照宮があるのは、於大の方がこの鳳来寺山薬師如来に祈願して家康を授かったという縁からだそうです。三代将軍家光によって造営されました。
本堂まで戻って、また石段の道をくだりPまで下りて来ました。湯谷温泉につかり帰路につきました。
行動時間 6時間半(昼食、休憩含む)
歩行距離 約7㎞
=割り込み=
先日tubakiさんに眉山の周回コースを案内していただきました
とてもお元気そうでした