我が家の、小さいけど雛飾り。
昭和54年の娘の初節句に、父が孫のためにと買ってくれたもの。
華やかな優しいお顔の、お内裏様とお雛様を眺めながら、
これを買った当時の両親の大変さが思い出されて、申し訳なく思ってしまうのである。
夫の実家で生活していたため、初正月の破魔弓、羽子板、雛飾り、鯉のぼりと、次から次へ。
私に肩身の狭い思いをさせたくなくて、苦しい生活の中、両親は随分と無理をしたに違いない。
当時を振り返りると、ただただ親への申し訳無さと感謝でいっぱい。
当の主は、遠い都会に飛び出たっきり、なかなか滅多に戻ってこない。
お雛様が近づくと出したものの、主のいない雛飾りが寂しそうに見える。
・・・って、寂しいのは私なんだけどねぇ~~。
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