房総閑話

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『「須磨明石」殺人事件』 ~ 内田 康夫

2007-02-03 23:03:34 | 神戸を舞台にした本
今回の神戸を舞台にした本は、内田康夫の『「須磨明石」殺人事件』(光文社)です。

トラベルミステリーの大御所が神戸を舞台に書いた2つあるうちの1つです。
もうひとつは、「神戸殺人事件」ですが、後ほど紹介します。

「明石原人」を取材中に行方を絶った女性新聞記者を、
いつものように浅見光彦が若い美人の女性と捜索します。
今回の美人の女性は、新聞記者の女子大の後輩です。

「明石原人」から神戸市の埋め立て計画に結び付けての殺人事件に発展させる、
内田康夫さんの発想には驚かされますね。

それに山陽電鉄の須磨浦公園駅の描写は、短い時間でもちゃんと取材しているなあって感心します。


この本は、TBS放送でドラマになったそうで、
『ロケ地は、須磨区内は神戸女子大学、須磨浦公園駅、鉄拐山、垂水区の塩屋北町、舞子、明石市内は魚の棚。
ほか、ハーバーランド、明石のレストラン「くら蔵」、料理旅館の「人丸花壇」などが登場してます。』だそうです。


そろそろ、須磨浦山上遊園から見られる梅園もつぼみを持ってきた頃ではないでしょうか?
おっちゃんが行った時はすでに梅や桜の時期は終わっていたのですが、
咲いたら明石海峡大橋を背景にして見事でしょうね(笑)



  


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