東京2020オリンピックが閉幕した。
コロナ禍の下でオリンピック開催に反対していたけど、いざ始まってみると、日本選手の
活躍に熱狂、いつの間にかのめり込んでしまった。
これがスポーツのチカラというのだろうか。
開催中にコロナ感染者が爆発的に広がり、このままではいつ中止になるかとハラハラしな
がらテレビにかじりつく始末。
ごく一部の外国選手による不快な嫌がらせニュースを知って腹が立ったけど、そんな重箱
の隅をほじくるような姑息で卑怯な言いがかりなど些末で「勝手にほざいておれ」と無視
できるほど、今度の日本をはじめアスリートたちの活躍、大会運営は素晴らしかった。
毎日、テレビの前で大声で応援、日本選手がメダルでも獲るものなら誰はばかることなく
拍手喝采、歓声を上げたものだ。
毎日毎夜のことだから、とても疲れはてたけど。
結果は金メダル27個を含む58個のメダル数は史上最高、国別でもアメリカ、中国に次
いで3位(メダルの数では5位)という素晴らしい成績。
東京で開催という地の利はあったにしても・・・日本の若い力が着実に伸びているのだろ
う、と頼もしく思い、次のパリ大会でもきっと活躍してくれるだろう。
参加した選手、外国メディアの人たちの評価も、「コロナまん延の最悪条件の中でよくや
った」と高い評価をしてくれたのは、ボランティアを含め一致して大会を支えたからで、
いつもながら日本人のまじめな底力は大したもんだ。
閉幕式の最後に電光掲示に「ARIGATO 」の大文字。
そうだね、心から「ありがとう」だね。
さて、次のパラリンピックは8月24日~9月3日まで11日間。
コロナがどうなっているんだろう。
今回のように無観客化はやむを得ないとしても、「中止」だけは避けてほしい。
それまでにコロナまん延を何としても抑え込み、必死に練習してきたアスリートたちの希
望を奪わず、ぜひとも開催てもらいたい。
とはいえ、東京オリンピック大成功の裏で広がった、コロナ・パンデミックがある。
この重い「負の遺産」をどうするか、世界が見つめていることを忘れてはいけない。
台風崩れの低気圧が通過、久しぶりにやや激しい「恵みの雨」となった。