リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

夢を見ますか

2021-08-17 12:06:11 | 日記

ほぼ毎晩、夢を見ます。

そして、朝起きて「夢を見たけど、どんな内容だったっけ?」と、ほとんど覚えていない

のです。

強烈な印象の夢だったら、記憶の底に刻まれるのか覚えているのですが、ほとんど忘れて

しまうのは、夢が大した内容じゃないからでしょう。

 

でも忘れることがほとんどの中には、強烈に記憶に刻み込まれているのもあって、なかな

か忘れられないのもあります。

その最たる夢は、何かの事件に巻き込まれて、自分の首がチョン切られて川を流れていく

内容です。

「ああ、俺は首を切断され、流されていくのだなあ」と、ぷかぷか流れに浮かぶ感覚を伴

って、生々しく感じたもんです。

何ともはや醜悪な怪奇小説のようだけど、悲しいとか怖いとか痛いとかの感情はなく、と

ても客観的な?穏やかな気分で見ることができました。

もう何十年も前に見た夢だけど、決して消え去る事のない「夢の記憶」です。

 

他に繰り返して見る(悪)夢は・・・

・大学生のころ遊び惚けて、ほとんど講義に出ていなくて期末試験で何も書けなくて、これ

では卒業できず就職もおぼつかないと焦りまくっている

・ゴルフしていてミスショット、石ころだらけの林に打ち込んで脱出しようと四苦八苦して

いる

・新入社員時代に、仕事がはかどらず時間ばかり無駄に過ぎ去ってうなされている

思えば、みんな失敗に絡む「悪夢」、よほどトラウマになっているんでしょうね。

 

西條奈加さんの小説だったかな、夢を忘れないために枕元にメモ帳を置き、前夜に見た夢を

書き留める僧侶がいたが、あれはよい方法だなあ、と感じ入ったものだ。

メモして夢の記憶が残っていったら面白い日記になるかも、と思うけど実行に至っていない。

畑中恵さんの名作「しゃばけシリーズ」(日本ファンタジーノベル大賞受賞、新潮文庫)は、

愛すべき妖(あやかし)がたくさん出てくる楽しいファンタジー時代小説ですが、その中に夢

を見ている人の中に侵入してその人の夢を食べる獏(バク、小説では「場久」)という妖がい

ます。

夢の中に勝手に入り込まれたら困るけど、面白い設定だと思ってシリーズを愛読しています。

あなたはどんな夢を見ていますか。

 

♪…陽水は歌っています。

   夢の中へ 夢の中へ

   行ってみたいと思いませんか?

 

   宝塚大橋の彫刻