リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

心はガラケー

2019-12-10 11:09:22 | 日記
知人のブログを見ていたら「心はアナログ」のタイトルに、スマホのとても
素敵な写真を添えている。
 
説明の文章はないが、多分、最先端の機器への多少の皮肉とそんなも
のにこだわっていないよ、というプライドの入り混じった微妙な心の揺れ
を言いたいのじゃないかな、と推測。(間違っていたら、ごめんなさい)
 
もしそうなら私も!と同感だ。
タイトルもそっくりいただいて・・・
私の場合はもっとひどく、アナログより一歩も出られなくて「こころはガラケ
ーで良いと言ってるのだろう」と、居直って(ふてくされて)いる。
 
周りがみんなスマホだったので、私も遅ればせながら今年の春ごろ携帯
からスマホに替えたが、これがなかなかの難物でした。
LINEもカメラもろくに使いこなせず、電話もおたおた。
「以前の携帯の方がずっと使い勝手が良かったのに」と、未だにガラケ
ーを懐かしがっている。
 
スマホに替えた時、友人は「LINEすれば通話料もタダで、便利だよ~」と
誘ってくれて、いくどかLINEしてくれたが、こちらからまともに返信できない
ものだから、呆れ果てていることでしょう。
で、当然ながら最近ではLINEも来なくなった。
時々、固定電話に「ラインで写真送ったけど見た?」と知らされ初めて気が
付くありさま。
時代から2~3周も遅れた、何とも情けないガラケーランナーだ。
 
今ではスマホは机の上の放ったらかし。
寝るとき「大きな事件が入ってないか」と、YAHOO!のニュースを覗く程度。
月々4000円前後の使用料を払っているが、全く無駄なことこの上なし。
 
現役時代に、パソコンでメールができるようになったころ、離れた机の上司
から電話があり「いまメール入れたんやけど、読んでくれた?」
これでは何のためのメール・・・電話で要件を話す方が手っ取り早いのに。
もう30年以上も前のガラケー初期の笑い話だけど、私には今もちっとも進歩
していないのを実感している。
 でも、
   ♪・・・似合わぬことは無理をせず
      人の心を見つめつづける
      時代おくれの男になりたい・・・♪
 
川島英五さんも歌ってるじゃないか。
 
        使いこなせないスマホ
    
 
      懐かしのケータイ
    
 
 

タイガースカレンダー

2019-12-08 11:28:27 | 写真
毎年取り寄せているタイガースカレンダーが、今年も来ました。
 
この時期、種苗店、旅行会社、ご近所の電気屋さんなど色々な
ところからカレンダーが送られてきて、新しい年への明るい希望
も届けてくれるが、このタイガースカレンダーほど「希望と失望」
を味わわせてくれるカレンダーは、ほかにはない。
 
監督をはじめ主力選手たちの決意に満ちた表情を見ると「来年こ
そは優勝しそうやな」と大いなる希望を持たせてくれる。
でも夏を過ぎたころから急失速、「ああ、今年もダメかあ」と、失望
のどん底に突き落とされるのだ。
 
 「何年、この”希望と失望”を繰り返しとるねん!」
 「もうワシには、残された時間はそう多くないのだ」
 「このままでは、冥途の土産に間に合わへんがな」
 「選手を指導するコーチ陣を刷新して、金かけよ」
 「大砲を育てられない打撃コーチはヘボばかりや」
 「タイガースを甘やかす関西のスポーツ紙も悪い」
 
・・・もう、ハチャメチャの八つ当たりのボヤキやねえ。
 
タイガースカレンダーを見ながら、毎年裏切られて、ふつふつと怒り
が込み上げてくる。
そして「なんでタイガースなんか好きになったんやろ」の嘆き節だ。
 
監督2年目の矢野ちゃん、頼むぜよ。
 
   2020年新スローガン
      「It's 勝笑 Time!オレがヤル」
 
   
 
勝って勝って、勝ちまくれ!
大きく負け越したあの憎っくきG球団を、ぶちかませ!
昨年最下位、今年は少し頑張ってなんとか3位、来年は勝負の年!
 
   2020年タイガースカレンダー
   
 
 
    <この感激を、もう一度>
     (2003年、星野タイガース)
   
   
 

ONE TEAM、に想う

2019-12-06 11:08:43 | 日記
2019年の流行語年間大賞に「ONE TEAM(ワンチーム)」が選
ばれた。
日本中を熱狂させた日本代表チームの大活躍と、どこの国にも
分け隔てなく温かく応援した観客マナーが、世界から称賛された
ラグビーワールドカップ日本大会。
7か国の出身選手が、一丸となって戦った日本代表チームの合
い言葉が「ONE TEAM」だった。
 
11月7日の日記「流行語大賞に、ぜひこの言葉を!」で「文句
しに推奨したいのはONE TEAMだ」と書いたが、その通りになって
めでたい限り。
 
ONE TEAMの精神ほど、日本人の心にぴったり添う言葉は、他に
そうないだろうと思う。
さっそく企業広告や社長訓示などに登場しそうだけど、昔流行った
「モーレツ社員」と結びつけるようにはしてほしくないねえ。
働き方改革の精神をお忘れなく。
 
流行語は世相を反映する・・・明暗取り混ぜて、ノミネートされた20
19流行語から拾ってみた。
「タピる」
若者言葉から生まれた言葉のようだ。
タピオカドリンクを飲むという意味らしいけど、タピオカドリンクを飲ん
だことがないシニアには、イマイチピンとこない。
 
「上級国民」
池袋で母子を死なせた暴走運転者が元高級官僚だから、逮捕を免れ
たのでは、と疑惑を招いたことから生まれた。
何という醜悪で下劣、不快な流行語だろう。
 
「闇営業」
お笑い芸人が事務所を通さず仕事をしたとかで流行ったが、芸能業界
の裏側を垣間見せ、これもおどろおどろしい言葉だ。
 
「ポエム/セクシー」
小泉環境大臣が外国人記者会見で述べてケムに巻いた言葉だが、意
味不明もいいところ。
ご本人も分かっていないのじゃない?多分。
この人の言葉は歯切れはいいけど、空疎で、軽いね。
 
「後悔などあろうはずがありません」
イチローさんが引退表明した時、記者から心境を問われ言い切った。
さわやかで、潔い言葉だ。
さすが「野球道」を極めたサムライ!
 
    <ラグビーWC日本大会の興奮を、もう一度>
    
    
    
    
    
    
    

新スマスイ、やっぱり高いなあ

2019-12-04 10:51:32 | 写真
「スマスイ」で親しまれている須磨海浜水族園が、老朽化したためリニューアル
することになったが、発表された新料金を巡って揺れている。
 
2024年に、民営化して新装オープンに伴う新料金案がこのほど発表された。
大人1300→3100円
4~6歳、小中学生1800円
シニア(60歳以上)2500円
高校生は800円だったのが、新料金では「大人入り」で一挙4倍近い3100円。
これまで4~6歳は無料だったのが1800円だ。
 
新料金が実施されると、両親と子供2人で行けば1万円近くかかってしまう。
食事や交通費を入れると2万円か・・・つい財布の紐が硬くなるねえ。
とても足しげく行けないと、反対市民から料金体系の見直しを神戸市に申し
入れている。
 
ちなみに大阪の海遊館の入場料は
大人2300円
子供1200円
幼児(4歳以上)600円
シニア2000円
・・・・確かに、神戸のスマスイの方がかなり高額な設定だ。
 
リニューアル計画によると、「エデュケイショナル水族館」をコンセプトに、教育と
娯楽を合わせて楽しむ施設にする予定とか。
シャチ展示とショーのシャチ棟、イルカ・魚類・アシカ・ペンギンの棟、イルカ棟の
3棟からなリ、今よりスケールも大きくするというが、それにしても・・・である。
 
水族館は動物園とともに、家族連れで楽しめる手近で安価な娯楽施設として親し
まれてきた。
せっかく高尚なコンセプトを掲げても、高い料金でファミリー性を奪ってしまいはし
ないか、と危惧する。
「今度の日曜日、スマスイに行こうか」と気軽に言えなくなったら、子供たちには不
幸だ。
 
    2018年5月、スマスイで遊んだ日
    
    
    
    
    
    
 
    
    
    
    
    
    
 

大活字本

2019-12-02 11:03:38 | 日記
ネットで新刊情報を受けているが、最近、電子書籍とともに「大活字本」
の案内も多くなった。
弱視者や小さな活字が読みずらいお年寄り用に編纂された本だけど、
以前はあまり見かけなかった。
 
まだ手にとって見たことはないが、活字の大きさは普通本の2倍以上で
ゴシック体、黒い背景に白い文字で印刷されているものなど、弱視者に
は読みやすく工夫されているようだ。
東京・神保町に大活字本専門の書店が6年前にオープンしたというから、
今では各地にも増えているだろう。
ネットで検索したら、「大活字本」で出版された本のリストも出ている。
 
弱視者にとってありがたい大活字本だが、かなり高価になっている。
既に出版されている本を組み直す手間や、活字が大きくなる分ページ
数が増えるので700円前後の普通文庫本でも、大型活字化すれば2
倍ほど高くなるようだ。
そのあたりの「値上がり」が、読者には悩ましいところだろう。
 
活字の大型化は、新聞が先行して実施されたように思う。
30年ほど前の鉛活字時代では、1段に15文字でとても小さかった。
その後、読みづらいとの読者の声にこたえて、数次にわたって大型化し、
1段の上下幅も広げて11~12字組みになっている。
鉛活字時代は、文字を大型化するには活字鋳造機からすべて対応し
ければならず、巨額の投資が必要だったため、大型化が進まなかった。
しかし紙面がコンピューター制作になると、文字の大型化は容易にできる
ため、各社とも文字(フォント)を大きくして読者のニードに応えた。
文字が大きくなると掲載する情報量が少なくなるので、限られた紙幅とど
う折り合うか・・・記事の簡略などに工夫を凝らし、情報量の減少に備えた。
 
大活字本が進む一方で、従来の小さな文字の読書用に拡大鏡(眼鏡型
ルーペ)が流行っている。
テレビCMによく登場する「ハズキルーペ」がよく知られ、私も持っている。
倍率は1.3倍程度が最適とか。
文字が大きく読めて便利だが、私の場合は長時間使用すると目が疲れる。
幸い、まだメガネなしで読書できるので、拡大鏡は今のところお呼びじゃな
い。
 
   大活字本のネット広告
    
    
 
     眼鏡型ルーペ