漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

カフェ・ブルトン(1/16) ・・・聖書を読んだだけでは意味が分かりません

2007年11月17日 20時07分24秒 | 第6話/カフェ・ブルトン

 人はいつ「ソドム」の裏の意味を知るのでしょうか?
聖書の「創世記」には、クリスチャンズにもそうでない人々にもはっきりと分るようには
書かれていません。

  作者は「同性愛の社会史―イギリス・ルネサンス」(アラン・ブレイさん著/田口孝夫さん・山本雅男さん訳)とか、
桐生操さんの「びっくり!世界史 無用の雑学知識②」あたりで意味が分かりました。


 あとはプルースト(1871-1922)の「失われた時を求めて」の中にそういう内容の部分がありましたっけ・・・。

そういえば、プルーストと彼の書いた小説の主人公の名前もマー坊でした。
ちなみに「ハリソンさん―」と対になる予定の「ジェントル・ウーマン」ではジョイスという名前の人物が出て来ます。


ハリソンの過激発言に対し、マー坊はどう出るのか?
今日の続きは明日・・・の予定です。

第6話予告

2007年11月13日 20時16分34秒 | 第6話/カフェ・ブルトン
カフェの看板娘/パリ

 現在の日本でもカフェはいろいろと人気ですが、
18世紀のパリでもカフェは大人気でした。

 もっとも今のような、女性でも気軽にくつろげる場所では全然なくて、
男性がコーヒーと軽い食事でもしながら、
知識の交換や商談・時事放談をする場所でした。

 1765年10月13日の日曜日。
ハリソンとマルセルは、サンジェルマンにあるカフェ・ブルトンへと出かけます。
そこで二人には、それぞれの運命の出会いが待っているのでした。