漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

江の島チューチェディ⛩️ ③ 〜 弁天様&龍神様、私は御二方の弁護人になります!〜

2024年10月25日 12時26分06秒 | 積年の謎解きジャーニー
 その昔、
悪行により
恐れられた龍を
愛の力を以て
民のために働く
良き守護者へと
変えた弁財天。

 江の島内は
どこをどう取っても
その御二方の
愛の証の島でしか
無いという感じでした。



  


 大きな門の先には
龍神に囲まれた
弁財天と童子達の石像。


  


 何か階段を
登ってばかりいた
記憶があるけど
その後に見たのは
御二方の強い絆。


  


 白龍王池でも
様々な角度から
金運アップを応援する、
ビジネスパートナーと
しても我らは最強!

といった感じ。
 
 もう至る所で
これでもかこれでもかと
夫婦愛を見せつけて
くれていました。



  


 絵馬も沢山
かかっていましたが、
印刷されている
絵柄からすると
主たる祈願内容は
金運よりも
純粋に縁結び
なんじゃない
でしょうか。

 
  


 無記入の絵馬売り場。
写真撮影5分後には
すっからかんに
なってました。


 「今時の若者は
結婚も恋愛もせんで ( ´Д`)=3」

と中高年らが文句垂れて
ますが、
それ、嘘でしょ?!

 逆にアンタらが
アンタらの前時代の
抑圧に対抗・逃避する
ための高等魔術として
恋愛や性や結婚に
異様な程関心を
持ち過ぎてた
だけなんじゃ…?


 


 私もお守りを
買ってみましたが、
恋愛に限定しない、
広い意味での御縁を
得るためのアイテム
としてです。

 お守りを
この向きにして
じっと眺めてると
何かを思い出し
ませんか?

 あ〜、
「竜とそばかすの姫」か?
この手の話って
こういう構図に
なりがちなんかな?

 こうして見て回った
だけでも、
恐怖の妖怪
チューチェディ
= 江の島弁財天説
には違和感満々。


 そして、
どのような衝撃の結果を
得る事になったとしても
決意しました!

 この御二方の
愛に感動した者として、
御二方の神聖なる
弁護人となる事を。


 そして、
謎解きの旅を
続行する事を。


 ⛩️ And then
「江の島チューチェディ」④に続く


江の島チューチェディ⛩️ ② 〜 イチ応、観光も楽しんでみた 〜

2024年10月21日 12時03分31秒 | 積年の謎解きジャーニー
  


 お天気は雨か曇り。
なのに神社の前に
来たら急に晴れて来た!

そういう時は歓迎されてる
と人から聞いたり、
本やネットで読んた事が
ありませんか?


  


 江の島に行ったのは
今年5月終盤の頃。

 自宅を出て電車に乗り、
藤沢駅に着くまでの間
空はどんよりしてたのに、
乗り換えて片瀬藤沢駅へ
向かう途中から
次第に空が明るくなり、
駅に着いたら
写真の青空!

 
  


 弁天橋に行く途中、
「トビに注意」があった。
ここでも外で食べ物を
持ってるとさらわれる
のが多発してるのか?!

 そして、
冒頭写真の場所へ。
橋を渡っている時には
暑いくらいになってて、
どこの南国に
私は来てるんだ?

ってムード満々でした。

 
  


 遂に橋を渡り切り、

江の島や
ああ江の島や
江の島や


仲見世のお土産屋さんも
ひと通り見て回りました。

 こうして、
店の並びが尽きて、
二番目の赤い鳥居を
くぐり、
どっしりとした門も
通り抜け、
階段を登って行って
出会ったのは
ロバート・バートンの
おどろおどろしい
文とは全く違う世界。



  


 天女と龍との
種を超えた
美しい愛の物語
だったのです――。



 ⛩️ And then
「江の島チューチェディ」③に続く


江の島チューチェディ⛩️ ① 〜ひょっとして私、呼ばれてるかも? 〜

2024年10月19日 16時00分05秒 | 積年の謎解きジャーニー
  


 しょうがないので、
ネットで公開されてる
ロバート・バートンが
17世紀前半に書いた
「恋愛病理学」もしくは
「恋愛憂鬱症の解剖」

の原文を探してみました。

 それはほぼ難無く
見つかりましたが、
(スマホの翻訳機能が
まだ進化の途上で
難ありなのか?)
何かとんちんかんな
訳文でした。


 なので細かい所は
英和辞典を引き引き
調整しながら
読んでみましたが、
そもそも
元々の文の内容自体が
とんちんかん
だったのてす。


 戦国時代末期に
日本を旅した人達の
話を信じて良いならば、
チューチェディという
魔物に月イチでお国No.1の
未婚の若い美女が捧げられ、

その後に彼女らが
どうなったのかは
分からない。

 …という、
禍々しい生贄の儀式
にしか見えない

内容の文章でした。

 そして、
チューチェディの
正体は江の島弁財天
の可能性が高い
という
文が添えられて
いたのです。


  


 湘南なら1日あれば
何とか行って来れる場所。🌊
行けば何かが分かるのか?!

 とある江の島の
旅行案内のページには
「江の島は人を呼ぶ」
とありました。

 ひょっとして私、
呼ばれてるかも…?


 と、いう訳で
江の島へと行ってみる
事にしました!


 ⛩️ And then
「江の島チューチェディ」②に続く




妖怪チューチェディ探しの旅がここに始まる 📚️

2024年10月17日 10時10分07秒 | 積年の謎解きジャーニー
  
   👆 ハリソンさんの所に匿名の読者からの感想が届くが…。

  
 近頃第16話
「天才少年と手紙」中の
13ページ目
「日本人も知らない
名前の妖怪」

のアクセスが増えて
いるので「何で?」
と思ってました。

 Google検索で
「チューチェディ」と
入れてみたら、
このブログの他にも
妖怪チューチェディの事を
書いている方々が
増えていました。


 その方々の投稿を
見たついでに
当ブログを見てくれた
人達がいるって事か?!

 チューチェディについて、
前半の作者・
gmproject代表者(故人)
は図書館で借りた
「澁澤龍彦文学館 脱線の箱」
収録の斎藤美洲訳
ロバート・バートン作
「恋愛病理学」
を読んで知ったようです。

 そして、
ノートにそこからの
抜き書きを遺していますが、
チューチェディの部分は
何故か書き写して無い。


 代表者は
怪奇の類について、
ゴシック・ロマンスに
ハマっていた
時期が
あったらしいのですが、
妖怪変化については
私程には興味が無かった?!

 私もその
「脱線の箱」を
図書館へと探しに
行きましたが
…見つからない。
県内の図書館全部
検索してみたけど
どこにもありま
せんでした。


 代表者が借りたと
記録にある図書館にも現在、
その本は存在していません。
リサイクル本となり、
誰かと共に
かの地を去った

いう事なのでしようか?


 ⛩️ And then
「江の島チューチェディ」に続く