患者さんの思い

　昨日、以前２回ほど施術をして改善の方向へ向かっていたＭさんが来院した。後屈できないほどの背中の痛みと左腰から足にかけてしびれがでて困っているということであった。話によると、前日、急に立つことがだるくなり、知人から近くで評判の治療院があるからということで行ったそうである。
　施術内容は、骨が曲がっているということで突然腰椎を押され、その後電気を４０分ぐらいかけられたそうである。腰椎を押された時は痛さと恐怖心をこらえていたそうです。押された場所は信じられないような青あざがついていた。
　背中の押圧は、ちょっと押すだけでも痛みが走るような状態であった。全身の筋肉を緩め前回と同じような施術をしたが背中の痛みは少し残った状態であった。でも、Ｍさんの口元から笑みが伺えよかった。
　無理矢理やられているようだったら又は自分に合わないようだったら、大切な自分の身体なんだから我慢しないで、「やめて下さい。」と言うのも大切なことだよと話した。
　何だか自分が悪いことをしたようでショックだったが、Ｍさんの笑顔を取り戻すことができてよかった。