故郷のお寺－成田山新勝寺

朝５時過ぎ　父母や父のお墓参りをすませ
子どもの時の遊び場だった成田山新勝寺に行く
思い出がいっぱい詰まった門前町をぬけ境内へ



山門は近年建てられたものである
山門内の広場は露天商の店で埋め尽くされていたが
今はその面影はない



階段を上がると　大きな提灯と四天王の彫刻
そして亀の池が橋を挟んで左右にある
暑い時期には亀はたくさん見えるが
冬の時期はその姿をほとんど見ることがない



亀の池からまた階段を上ると本堂の広場
丁度上ってきた朝日に照らされた三重の塔



以前の本堂は　今釈迦堂になっていて
現在の本堂の西にある
私にとっては慣れ親しんだ旧本堂
思いでいっぱいの建物である
釈迦三尊の姿が神々しい

そして奥の院　大塔を通り成田山公園へ
２時間あまりの散策であった

いいお盆になった

空海と密教美術展

この世で幸せになれないものが
どうしてあの世で幸せになることが出来るだろうか
空海の言葉である



お墓参りにいく途中　上野を通るが
上野の国立博物館では空海と密教美術展が開かれていた



丁度昼過ぎだが　たくさんの人でにぎわっていた
空海の直筆の文書　長安から持ち帰った御請来目録に関わる法具
肖像画　七祖像　仏像等々が４つのエリアに分かれ展示されていたが
仏像以外は後ろからのぞく程度であった

仏像は空海ゆかりの寺から運ばれてきたものが多い
普段いろいろな寺に行っても正面から見るだけであるが
背面もしっかり見られるように並べられていた
背面から見ることはなかっただけに感動した

すぐ変なことを考えるが
仏像や法具　肖像など
現地のお寺とともにあってこそのもの
出品されたお寺のことを考えると何かやるせないですね
そこに見に行く人も多いのに・・

とにかく
仏像はよく見られたが
その他は列が進まず眺めた程度であった

上野公園も都会の暑さと湿気でむんむんであったが
木陰も多く夏休みとあって人であふれかえっていた

今日からお盆

昨夜は無風状態で寝苦しい夜であったが
今日の朝は湿気が少なく爽やかな朝を迎えられた
ここしばらく雲が多い朝で山は見えなかったが
久しぶりに富士山もうっすらと見える

今日は私も墓参りで帰省
年に２度ぐらいしかいけないが・・
その代わりと言っては何だが
家では毎日　線香と水はあげている
故郷の地を踏むと
思い出が走馬燈のように頭の中を駆けめぐる

お盆は
祖先の墓参りだけでなく
離れていた家族や親戚の方にも会えるいい機会である



近くの花壇の花が真っ盛り
走るにも今日は最高の日だった

相変わらず猛暑であるが
今日は祖先との出会いの日
暑さ対策だけはしていかないと・・

早朝なのに・・

３時過ぎに地震の揺れ
大きな地震にならなければと目を覚ます
震源地は福島
北関東・東北の方は毎日のように地震
それでなくても災害からの復興　放射線の恐怖
安心して暮らせる日はいつ来るのか

起きて外を見ると丁度小雨が降り出す
明るくなるときっと止むという予想で走り出す
思った通り３０分もしないうちに雨は止んだ
でも　不快指数が非常に高い朝
早朝からこれである
今日も暑さと湿気との戦いの始まり・・



家の百合の花が咲き出した
こんな暑さの中でも
植物を見るとほっとする
季節を感じ取り生きている生命力の強さとその力強さに

百合の名前は分からないが　これから庭のあちこちで咲き出すだろう

明日からはお盆
いろいろな宗教に凝るのは自分の勝手であるが
祖先の墓参りだけはしたいものである
私の宗教は宗派云々でなく祖先を初めとした友人の墓参り
それが初めで　それが終わり
墓参りも出来ないで宗教云々は笑止である
宗教に救いを求める人間が
自分の身近な仏に手も合わせられないようでは・・

熱中症に気を付けましょう

今日の日の出

早朝は雲が一面にかかることが多く
日の出を見ることはない日が続いているが
今日は久しぶりに見ることが出来た
日の出の位置も大分北の方角
太陽が高い位置を移動しているのが分かる
何故か日の出を見ると安心する



家のゴ－ヤの緑のカ－テンも
東からの日差しを遮りカ－テンらしくなってきた
実も大分なり始め
食卓にも出るようになった
でもこの暑い日差し
水やりにはかなり気を遣わないとしおれてしまう

今日も猛暑
健康に十分留意していきましょう