ドイツのクリスマス
ガビよりメールが届いた。
彼女と一緒に、何年前だったか、
一緒にライプチヒのクリスマスマーケットへ行った。
今年は仕事の帰りに立ち寄ったという。
「寒かったけど、チョコレートを飲み、
お菓子を食べたわ・・・」
と、嬉しそうに書いてあった。
彼女は甘いものが大好きなのだ。
一緒に行った時は、
物凄く寒い日で、
マイナス17~20度。
私は寒がりなので、
厚いセーターに、
厚手のロングのダウンコートを着ていたが、
寒くて、真っ青であった。
手にするグリューワインも、
どんどん冷えて行き
あのマッチ売りの少女は、
こういう寒さの中で
残りのマッチをすり、
凍えて行ったのか・・・
と思ったほどであった。
(そう想像すると、いくら物語りとはいえ、
マッチ売りの少女のお話は、悲しく、辛い)
そして、
降る粉雪が
六角形の雪の結晶のまま
コートの肩や、路上に落ちて
小さな小さなレース編みの形して、
しばし形をとどめる。
愛しく美しい
忘れえぬ、雪の結晶。
ああ、ドイツのクリスマスの情感が恋しい・・・
先日出演のTVで、話したとおり、
寒い時こそ寒い国の魅力が輝くのです!