朝から
大量予約をいただいた天然酵母パンを焼き、
スキーや観光のお客さんで賑やかな
快晴の日曜日。
時々ストーブを止める程の暖かさ。
南北に長い信州。
晴天の蓼科から豪雪の北信・栄村を思う。
栄村で聞いた話は、
・栄村の住宅の柱は4寸、通常3寸(3.5寸)の住宅と比べて頑丈で豪雪の重さに耐える。
それで、多くの住宅が地震に耐えることができた。屋根に1m積もっても大丈夫。
・今年の雪は少ない。茅野市などの都会が大雪で除雪の苦労を大きな声で言ってくれると助かる。
湿った栄村の雪は大型除雪機でないと除雪できず、200万円はする除雪機を家庭で所有している。
・栄村では、除雪は大変ではなく、あきらめ。
・地下水で道路の雪を融かす以前は、何mも積もった道路の雪は踏み固められ、
高くなった道路から玄関に下りたり、2階から出入りした。
・栄村の人は、越後・十日町に買い物に行ったり、
1000円で乗れる越後・湯沢にバスで行き新幹線で東京に行く。
・震災で空き地になった土地は、雪捨て場になって利用されている。
駅前住宅街を歩くと2m以上の雪壁が続き、
ラビリンスの迷宮に迷い込んだように方向感覚を失う。
また、栄村秋山郷は、百名山・苗場山の登山口。
いずれ、山上の池塘と高山植物に会いに訪れたい。
写真は、栄村・森宮野原駅に建つJRの標柱「日本最高積雪地~積雪7.85m、昭和20年2月12日」。
標柱上部の赤線まで雪が積もった。