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2020.02.07(金)・風の電話

2020-02-08 04:48:30 | 365日
大槌町の小高い丘に、電話線の繋がっていない電話ボックス「天国に繋がる電話」がある。3.11の大震災以降、多くの人達が訪れている場所。この電話をモチーフにした、”天国に繋がる電話に導かれてー。傷ついた日本を巡る、少女の出会いと再生の物語”の映画「風の電話」を観て来ました。
大震災物でドキュメンタリー的な物は観ましたが、映画としては初めて観た作品になります。と言ってもこの映画もドキュメンタリー的な要素もありますが。
津波で家族を失った少女は、面倒見て貰った広島の伯母も倒れて、広島から一度も帰っていない故郷の大槌までの道のりで、出会った人から死ぬなよと言われ”お前が死んだら、誰が家族のことを想い出すんだよ”と。
セリフは普通は台本があるが、少女に全て台詞を委ねた最後の電話ボックスのシーンは当然アドリブで。空が嘘のように晴れ渡り、神の仕業のような突風が吹き荒れたシーンは、監督のコメントのように奇跡的な風景でしたね。
15時45分からの上映でしたが会場は3人のみ。こういう映画が会場一杯になれば、まだまだ日本も捨てたもんじゃないと思いましたが、ちょっとガッカリでしたね。まあ、平日ってこともありますか。この映画のチラシを掲載します。





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