護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

平成19年1月1日・月曜日 護憲活動が難しくなった。

2007年01月01日 16時46分19秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
昭和19年1月1日・月曜日
        
 ブログ3ヶ月。目の状態を見ながらぼちぼちとやっていこうとおもいますので今年もよろしくお願いいたします。
 本年最初の書き込みですので、少し長くなりますが宜しくお願いいたします。
 先ず今年最初の新聞で、新年早々からこの二つが腹立たしい記事なので見出しの切り抜きをいたしました。
             
 日本経団連の御手洗会長がしょうもない事を言い出した。
 私は日本の国旗や国歌は嫌いではない。防衛庁が省に昇格して、日本の国を要注意国家だと言い出した国もあると聞く。昔の戦争も企業の後押しがあったので遂行できたのだ。
 起業家が団結して国旗や国家を推称することを決めるのは、国家に憲法改正に向かって勢いづけさせる魂胆が見えるのだ。愛国心、国旗、国歌、またぞろ企業が牙をむいてきたのが許せないのだ。
 官僚は国家を自分達の都合の良い方向に日本や政治家を振り回している。少し不自由でも100年経っても社会保障でも物価でも変わらない世界が理想的だと思うのである。
 最近の経済成長はその成長率だけ懐が潤うのは企業で、末端の国民の懐はやせ細っているのが現実なのだ。
 官民一体で日本の腐敗を進めているのは経団連なのだ。


 安倍政権は改憲を骨子にして其れに突き進んでいます。私たちはそれに反対していますが、現状ではどんなにあがいても安倍首相の思う通りになる。

 其れに反対して行動を起こしても、昔のように安保闘争ほどの気力は国民には全くありません.Webで署名運動をしても私たちの反対する意志を表明しただけで署名を3000万人集めても其れが実力闘争に結びつくか、それが票として野党に流れなければ与党の政治家は恐しくはない。

 考えると私たちが政治家や官僚に一泡噴かせられるのは選挙で現政権を野党に追いやるしか方法がないのだ。

 しかし、選挙の投票率は低い。と言う事は「何党が政権をとっても、生活は変わらないと決め込み投票に行かない選挙民が半数以上も居ると言うことだ。
 また投票にいく半数は政治を利用して金儲けを企んでいる政権派でその人々は棄権はしない。

 一方投票数の半数以上も得票する野党は、票を取り合う事により票の分散が起こり、議席に結ばないというのが日本の現状なのです。

 ネット上で護憲や自民党打倒を叫んでいる方々に叱られると思うが、ネットで叫んだり署名をしたり政党に訴えることによって思いが政治家や世間に伝わると勘違いされているのではないかと思うことが多々あります。
 政党に訴えることは無意味ではないが、現在の法律の法案の賛否を決めるのは個人ではなく政党が握っているのだ。

 考えてみようネット人口が増えたと言ってもその中で有権者がどのくらいの数が居るのだろう。そして其の中に護憲を叫ぶ人が何人いるのでしょう。私たちは其の護憲を叫ぶ方には護憲を説く必要はないのです。改憲論者に護憲の必要さを説かなければならないのだと思うのです。
 しかし、ネット上の此れ等護憲派だけが盛り上がることが、社会に護憲の考えが浸透していると考え違いをされているなと思うことが多々あります。
  
 世間にはネットをしていない改憲派はたくさんいます。先日の世論調査でも老人の60%は自民はと言う結果が出ています。と言う事は、最も高い投票率の老人の60%が改憲派と言うことで、此れ等の方々の多くはブログなどはしてない症候群の人種なのです。

 私は此れ等の人々にどうやって護憲を説くかが問題だと思っていますが、其の術が全く判らないのです。

 以前、地元で護憲活動の団体が一堂に集まりました。2500人ほどてす。これは有権者の800分の1ほどなので、この人数が市役所までデモりましたが、間接が悪く歩くことができず悔しい思いをしました。

 外国は万単位で集まるようです。最近は現実とのギャップに悩んでいるのが私の現状です。

 昔から歴史は繰り返すと言いますが、だんだん護憲活動が難しくなってきました。うまい表現が出来ませんでしたが私の護憲に対する心です。