護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

07年1月20日・土曜日 すっきりしないいじめ 無実で懲役

2007年01月20日 14時33分19秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 07年1月20日・土曜日
 今日紙面は文部科学省のいじめ調査報告一色なのでその見出しをまとめてみた。朝日の紙面だけだがお許し願いたい。
         
 日本の政治は、何か物事が起こらなければ動かない。行政は己に都合の悪いことは隠ぺいする。いじめが0から、いじめ自殺9件認めているが、日本の未成年の死因での自殺は階級別で1~2位と上位と言うことは、埋もれた数字はもっと高いのではないだろうか。
           
 朝日の紙面の表も添付します。
        
 滋賀県、嘉田知事が少し方向を転換したようだ、やはり圧力があったのだろうか。もったいないと言う言葉は日本にしか無いそうだが、絶対にもったいないと思うので、やじ馬としては初志貫徹してほしい。

 服役の男性が無実で、実刑を受けている。裁判員制度がスタートするが、もし死刑で執行された後だったらとぞっとする。軽犯罪でも人生を棒に振る場合があるので結構無実の被害者はたくさん有るのではないだろうか。私は昔、ガレージで人身事故をしたが、その取り調べでは,こちらの言うことは殆ど聞き入れて貰えなかった経験から、その体質がある限り起こりうると感じた。

 いじめも、企業犯罪も全く別に見えるが根本は同じ体質だと思う。何でも自分中心に物事を回しているから、犯罪や事故がおこると思う。不二家では犠牲者はなかったが、北見のガス事故は人災より社災だ。




日本は企業優先社会になった

2007年01月20日 14時22分21秒 | ごまめのぼやき
 難しい話は語れませんので庶民感覚の話で申し訳ない。

 昨日、毎日の新聞切抜きとテレビの日記で日銀は利上げ中止を取り上げたが、庶民の素朴な疑問は、利上げをすると景気が後退する恐れがあると判断したのだろう。

不思議です。豊かなわが国の社会には、色々な品物が所せましと並んでいる。電気製品然り、その他の機器製品、食料品の多くの製品製造会社はメードイン日本だ。しかしよく見ると、その製造国はメードイン外国なのだ。近年は海産物から農産物までそうである。

 だから景気は良いように感じられるが、巷には多くの低所得者や失業者が溢れている。

だから景気は良いように感じられるが、巷には多くの低所得者や失業者が溢れている。

 其れでいて大企業は巨大な収益をあげている不思議な現象をどう見るか。

 製造業は要は収益を上げ投資者に配当をすれば良いのであるから、製造業は賃金の安い海外からは日本に戻っては来ないだろう。
 日本の賃金はどうなんだろう。海外特に東南アジアとの物価とのバランスはどうなっているのだろう。

ホワイトカラー・エグゼンプションなる法案私が感じたことは、企業の給料を国家の法律で規制する動きは何だろう。外国の製造業と価格競争に勝つには人件費の削減は避けられず、政治的に労働者の賃金規制の第一歩なのだろうか。
 とすると外国とバランスを欠いた、所得倍増政策の失敗だといわざるを得ない。

 今のままでいけば、企業は海外に製造拠点を残し肥満体になるが、日本に貧困所帯や生活保護所帯が増えてきて、益々、所得格差の多い日本国家が出来上がる。

 穿った見方をすれば、憲法改正して軍隊を作る時の人員確保の条件を揃えつつあるような気がしてならない。