護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

北朝鮮の過去と今

2007年01月07日 07時12分47秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。


北朝鮮の過去と今
       

 先日テレビで北朝鮮のミサイル基地をやっていましたが、奇しくも私の住っていた所ばかり、今日入港した万景峰(マンギョンボン)号の母港は、私の生まれた元山(ウォンサン)で、風光明美な松濤園という松並み木の続いた遠浅の海岸線が有ります。

 テレビで朝鮮読みが判った吉州(キルジュ)はミサイル基地。私が小学校を卒業した恵山鎮は中国との国境で、かの白頭山のすそ野の町も山を掘ったミサイル基地に成っていると言っていました。

 昔は三十八度線以南には工業地帯は有りませんでした。しかし北朝鮮は大きな工業地帯が多数有り、南北朝鮮に分離された時には、北朝鮮は得をしたなと思ったものです。

 私は拉致問題で危惧していることがあります。北を余り刺激すると、拉致された家族が知らないうちに処理される恐れがあると思います。

もし拉致家族が生きていては自分達に都合の悪い事が有れば簡単に粛正して口を噤む。拉致家族の方々は平時感覚。北朝鮮は戦時感覚。その違いがそうさせる危険性を生むと思うのです。